年間休日105日はしんどいからやめとけ!年間休日105日の会社の転職は休みが少なく後悔する理由を紹介します。





求人情報などで「年間休日105日」と記載している会社はよくありますよね。

ただ年間休日105日といわれてもどんな生活になるのか

そもそもなぜ105日なのか?わからないという人も多いと思います。

この記事では、年間休日105日とは具体的に

どれくらい休日を取ることができるのか?ということや

年間休日105日の意味について紹介しています。


気になる求人情報があるけれど年間休日105日という情報が気になる方や

年間休日105日の会社に勤めていて休日が少ないと感じている方は参考にしてくださいね。






年間休日105日会社はしんどいからやめとけ!


年間休日105日の会社は、休日数が少なく大変なのでお勧めしません。

具体的にどれくらい休みがあるのかというと、

1年間は52週あるので休日が105日の場合は平均すると週2日の休みとなります。

週休2日だと普通の会社と同じだと思うかもしれませんが

祝日や正月休みお盆休みなどはありません。

もし祝日やお盆休みなどがあるのであれば

普通の週は週休2日ではない週もあるということです。

年間105日の会社は、完全週休2日制で

正月休みなどの長期休業がある会社と比べ休日数が少ないということがわかります。

周りの人は休みなのに、自分は仕事だということが多くなり

しんどい思いをする可能性が高くなります。

年間休日105日の会社に就職する際は

休日が少なくなることを理解しておくことが大切です。





年間休日105日未満の会社って違法にならないの?


年間休日105日未満の会社だからと言って

直ちに違法になるわけではありません。

そもそも労働基準法では基本的には

最低週1回休日にしなければならないと決められています。

それに従えば、年間休日52日でも問題はないはずです。

しかし労働時間は1週間に40時間以内と決まっているため、

1日8時間労働の場合は週5日しか労働させることができません。

そのため週休2日制の会社が多いのです。

1日6時間労働の場合は週休1日でも週36時間労働なので違法になりません。

また、職種や職場の人数によって週44時間勤務が認められることがあります。

その場合は、平日は8時間、土曜日は4時間の勤務で日曜日のみ休日でもでもいいのです。

尚、休日や労働時間は1週間ごとではなく

1ヶ月又は1年などの期間で調整する制度を設けている会社が多く

労働時間が週40時間を超えても確実に違法になるわけではないので、注意が必要です。





年間休日105日は「休むべき日数の最低ライン」


1日8時間勤務の場合年間休日105日は休むべき日数の最低ラインです。

先ほど紹介した通り、労働時間を週40時間以内にするためには

週5日の労働にしなければなりません。

1年は52週あるので、労働させることができる日数は1年間で260日となります。

そこから計算すると、1年の総日数365日から260日を引いた105日が最低の休日日数といえます。

そのため、年間休日を105日としている会社が多いのです。

会社側からの視点で見ると、社員にはできるだけ長い時間と

多い日数分働いてもらった方が人件費も得になります。

あらかじめ労働時間を長く設定すれば残業代も減らすことができるからです。

法律で決められたギリギリのラインで

休日を設定する会社が多いということも、当然だといえます。





年間休日105日の会社への転職はやめておいた方がいい理由


年間休日105日の会社への転職をお勧めしない理由は

単に休日が少ないからだけではありません。

その他の理由として一つ目に

年間休日105日の会社は忙しいことが多いことを挙げることができます。

年間休日105日だということは、最低限の休みでなければ終わらせることが

難しい仕事量をこなさなければならないということを意味します。

休日数が多い会社よりも一人一人の仕事量が多い可能性が高く忙しい会社だといえます。


二つ目の理由は社員を大切にしようと思っていない会社が多いことです。

法律で定められたギリギリの最低限のラインを守ればよく

社員の健康や働きやすさについては気にしない

という考え方の会社である可能性が高いです。

休日が少ない以外にも長時間労働だったり、

有給も取りずらかったり、安全に働く環境でなかったりするかもしれません。





年間休日の少ない会社に入り後悔したら転職を考えよう


年間休日が105日など休日が少ない会社に入社すると

休みが少なすぎて後悔するかもしれません。

そんな時は転職を検討することをお勧めします。

もちろん会社と直接交渉したり、労働組合に入って

団体交渉したりすることで年間休日は増える可能性はあります。

しかし交渉しても確実に休日が増えるわけではありませんし大きな労力がかかります。

休日を多くしたい場合は休日が多い会社に転職することが確実で手っ取り早いです。

休日が少ない会社に勤務していると転職活動も大変ですが、

最近は土曜日や平日の夜に開庁しているハロワークもあります。

また転職支援サービスを利用すると

希望に合った求人を紹介してもらえるため、求人を探す時間がない人にもおすすめです。

休日は心身の健康にも大切ですので我慢しすぎず

しっかり休日を取ることができる会社に転職しましょう。





まとめ

 

年間休日105日は8時間のフルタイム勤務の場合

法律で決められた最低限の休日数となります。

一般的に休日とされる日も勤務であるため

実際に休みが少なく感じられ辛くなる可能性が高いです。

さらに忙しすぎる会社であることや

社員のことを考えていなかったりする会社であることも多い点でも

お勧めできない会社といえます。

もっと休みを取ることができ社員のことも大切にしている会社もあるので

転職を検討した方が良いでしょう。