人をいじめる人の末路はどうなる?職場で人をいじめる人の特徴と対処法、職場いじめの加害者の末路をご紹介します。





職場でのいじめ、たまにニュースやネット、SNSなどで目にしますが

そんな低レベルなことをまだやっている人がいることに驚きます。

人をいじめる人とは距離を取るのが一番ですが、

職場だと距離を取りたくても取れないのが現状です。

被害がなくなる、もしくは軽減される可能性がある対処法を

いっしょに見ていきましょう。

いじめる人に対して「せめて不幸になってほしい」と願いますが、

いじめている人ほど幸せそうに生きている気がします。

本当にいじめた人は幸せなままなのでしょうか。

今回は

「人をいじめる人の末路と職場で人をいじめる人の特徴と対処法について」

ご紹介しますね。



いじめをする人は因果応報?人をいじめると自分に返ってくる?


人をいじめると必ず自分に返ってきます。

こう言うと

「いじめているアイツは幸せそうに生きている!因果応報なんてない!!」

と叫びたくなる方もいらっしゃると思います。

実はあなたが見えないところで確実に因果応報は起きるのでご安心ください。

・晩年の孤独

いじめをする人間が人から好かれることはありません。

定年退職した後、昔の仲間と飲もうと誘っても断られ、

もちろんかつての部下が寄ってくることも皆無です。

またパートナーとの関係も良くないことが多く、家庭にいても孤独です。

こんな人生が何十年も続くのは因果応報と言っていいでしょう。

・子供に返ってくる

いじめた本人が図太くて、権力で他人をねじ伏せるタイプだったとしましょう。

その場合、子供に因果が跳ね返ってくることがあります。

いじめは、自分だけで払いきれない犠牲を伴うことも珍しくないのです。



職場で人をいじめる人の特徴


職場で人をいじめる人は「自分が優位に立つために」いじめます。

・人前で叱責する

わざと他の人がいるときに大きな声で叱る特徴があります。

それも小さなミスで大げさにまくしたてます。

いじめられる側は自分がミスしたことが原因なので反論できません。

それを知っていて、自分を安全圏に置きながら人をいじめるのです。

・嘘のうわさを流す

根拠のない噂を流して、いじめたい相手の立場が

悪くなるように仕向ける特徴があります。

直接いじめると自分の立場が危うくなるので、噂として相手を貶めていくのです。

相手が孤立して追い詰められるのを楽しんでいます。

・必要な情報を伝えない

必要な業務連絡を伝えないことも多いです。

しかしいじめる人は「ちゃんと伝えました」と

相手の責任のように周囲に思わせます。

それ以外にも飲み会の連絡を伝えず、

飲み会の場で「つきあいが悪い」と相手を悪く言います。



職場で人をいじめる人は心の病気?


職場で人をいじめる人には次の2つの病気に近い要素を持っています。

・支配型関係嗜癖

嗜癖(しへき)は依存症と同じ意味です。

支配型関係嗜癖は誰かを支配することに喜びを感じ、

それがクセになっている状態です。

いじめられる側が逆らわないので、

いじめがエスカレートしていくことも考えられます。

依存症なので、なかなか自分の力で止めることができないのが特徴です。

・反社会性パーソナリティ障害

人をいじめることに罪悪感を持たない障害です。

「いじめられる人が悪い」と自分は悪くないという主張をする傾向があります。

自己評価が高く、自分が正しいと信じ込んでいるのです。

他人の賞賛を求めていない特徴があり、

もし誰かの賞賛を得たくていじめているのでしたら

「自己愛性パーソナリティ障害」に該当します。

支配型関係嗜癖もパーソナリティ障害も治療が可能です。



職場いじめをする人の対処法


辞めないでいじめをする人を「かわす」対処法をご紹介します。

・刺激しない言動を心がける

いじめる人を刺激しないことが肝心です。

いじめる人が近くにいる場合は発言や雑談を避ける、

いじめる人に話しかけるときは丁寧に伝えるなど

「いじめのネタ」を提供しないことが大事です。

・周りと協力していじめる人を持ち上げる

いじめる人に媚を売っていればいじめは止む可能性はありますが、

今度はそれ以外の人からの反感を買う恐れがあります。

多分周囲のいじめる人への評価は同じだと思うので、

協力してもらっていじめる人を持ち上げていじめを防ぎます。

・いじめを記録する

精神的につらい作業ですが、

いじめの詳細を記録しておくと後々効果を発揮します。

会社の人事や総務に相談するときに記録を出すと証拠となります。

会社が対応してくれない場合は外部機関である

「労働局の総合労働相談コーナー」「法テラス」や

都道府県の労働相談の利用がオススメです。



職場いじめの加害者の末路はどうなる?


いじめられた人はすでに異動しているか辞めています。

職場でそんなに次々といじめの標的が見つかるわけもありません。

残るのはいじめた本人だけです。いじめる人は基本「仕事ができない人」です。

仕事ができないことを、いじめたり貶めたりすることによって誤魔化してきました。

そのため最終的には「仕事のデキないお荷物社員」扱いされます。

またいじめる側に勢いがなくなると、今度は自分が周りからいじめられるか無視されます。

人の輪を乱すような人は組織にとって毒です。

たとえ少しくらい仕事ができても

「いじめるような人を使うくらいなら他の人に教えて任せるほうがいい」

と判断されます。

誰からも相手にされず、軽く扱われ続ける人生の始まりです。

今まで自分の気分次第で人をいじめて、

自分の思い通りにしていた人生とのギャップに

耐えられず精神的に病んでしまうことがあります。



まとめ


職場でのいじめは、自分が優位に立ちたい気持ちの表れです。

そのため人をいじめて「劣っている」と思わせたり、

仕事や人間関係を悪化させるように仕向けたりします。

いじめるのは「依存症」や「パーソナリティ障害」

といった精神的な傾向がある人かもしれません。

いじめへの対処法としてはいじめる人を

「刺激しない」「おだてる」「いじめの記録を残しておく」の3つが有効です。

人をいじめておいて幸せな人生が送れるはずもなく、

晩年になるほど因果応報と思われる出来事に遭遇します。

あなたが幸せに生きることが、

何よりもいじめた人への最高の対処法だと考えてくださいね。