職場で出世させてはいけない人の特徴!部下を持ってはいけない人の特徴や優秀な人は出世しない理由をご紹介します。





職場で出世させてはいけない人、と聞いてあなたは何を思い浮かべるでしょうか。

どう考えても「ヤバい人物像」しか出てきませんよね。

そんな人間を会社が出世させるはずがない、と信じたいのですが現実は違います。

よりによって一番出世してほしくない人が、出世することもあるのです。

さらに不思議なことに、優秀なのに出世しない人もいます。

どうしてこんなことが起こるのでしょうか。

今回は職場で出世させてはいけない人の特徴と

優秀な人が出世しない理由についてご紹介しますね。



職場で出世させてはいけない人、部下を持ってはいけない人の特徴


出世させてはいけない人が上司になったら部下は苦労するし、

長い目で見ると会社にもいいことはありません。

・仕事ができないのに要領がいい

仕事ができないのに、出世してしまう人がたまにいます。

上司に媚びて出世した、または人の手柄を横取りして出世したのが特徴です。

大変ズルい人ですが、いずれこの人も同じようなズルい人に出し抜かれていきます。

・モラハラ気質

確実にパワハラ上司になります。

自分の考えが正しいと思っているので、意見する部下がいたら徹底的にやり込めます。

パワハラ上司がいると人材が逃げていくので、会社から若く優秀な人がいなくなるでしょう。

・専門分野だけ得意

自分の専門分野だけできる人を出世させてはいけません。

マネジメント能力がないからです。

また相手の気持ちや能力に合わせた指導ができないので、部下を育てられません。



昇進させたい部下ってどんな部下?


会社としては次のような部下を昇進させたくなります。

・利益を上げている部下

上司からの信頼があって、利益を上げている部下は昇進させたくなります。

また部下のほうも自分が出世して当然と考えています。

多少人間性に問題があっても、利益優先で昇進させることが多いです。

・責任感がありメンタルが強い

責任感がありメンタルが強いと、昇進させてもうまくやってくれると会社は知っています。

たとえ一番の成績でなくても、責任感がある人は周囲が盛り立ててくれるからです。

仕事を前向きに取り組む人ですので、職場全体の士気も上がります。

・提案ができる

自分で問題点や新しいことを見つけて提案してくる人は出世の対象になります。

積極的な提案は周りにいい刺激を与えます。

会社としてはもっとも昇進させたい人です。



優秀な人は出世しない理由


あの優秀な人はなぜ出世しないのでしょうか。

そこには優秀な人ならではの考え方と状況があります。

・負担が増える

出世するとわずかな賃金の上乗せと引き換えに、大きな責任がのしかかってきます。

正直に言って割に合いません。

本当は優秀なのに出世しない人は、もっと成果を上げられるけど

出世しない程度に仕事を抑えている可能性が高いです。

・上司が優秀ではない

上司があまり優秀ではないケースも、優秀な人は出世しません。

上司が優秀な部下を使いこなせないからです。

また部下のほうも上司を見限っているので、仕事を頑張らなくなります。

・会社を辞める予定

最初から今の会社を転職までの足がかりだと思っているときも、優秀な人は出世をしません。

責任者になったら、簡単に辞められないからです。

自分を成長させたい優秀な人は、いつだってステップアップを狙っています。



職場で人が付いてくる人の特徴


次のような上司だったら、部下は勝手に付いてきます。

・分け隔てがない

立場や身分に左右されず分け隔てなく接する人に部下は付いていきたくなります。

下の人間に対して敬意を払える人の下だと、

どんな立場の人でも気持ちよく働けるからです。

上司と部下に信頼関係があると、仕事の質も高くなります。

・親身に相談に乗ってくれる

困っているときに相談に乗ってくれる人には、自然と人が付いてきます。

押し付けではなく、ちゃんと自分に合ったアドバイスをくれると「この人に付いていこう」と思います。

・責任を負う覚悟がある

だれかの失敗に対して「自分の伝え方が悪かったせいです」と言える人には人が付きます。

責任を負う覚悟があるのは、部下にとってはもっとも重要だからです。

失敗した人も、発言を聞いていた人も「この人になら付いていきたい」と考えます。



出世させてはいけない人が出世したら職場はどうなる?


出世させてはいけない人が出世したら、職場はどんな事態に陥るでしょうか。

・職場から笑顔が消える

責任を負いたくない上司だと、失敗を部下のせいにして自分の保身をはかります。

パワハラ上司だとコミュニケーションなんてものは存在せず、一方的な命令があるだけです。

部下の気苦労が積み重なり、職場から笑顔が消えます。

・やたら部下の仕事が増える

仕事ができない人を出世させると、本来上司がするべき仕事を部下が請け負うことになります。

でも給料は仕事ができない人のほうが高いのです。

部下は会社のためと思って仕事をこなしますが、いずれやる気をなくします。

・退職者が続出する

出世させてはいけない人が上司になると、退職者が続出します。

部下が付いていけないからです。

そうは言っても出世させてはいけなかった人を

今さら降格させるのは難しいです。

最低でも注意や指導をしないと、会社から人がいなくなります。



まとめ


職場で出世させてはいけない人が出世すると、部下の苦労が跳ね上がります。

上司となった人の機嫌取りから仕事の尻拭いまでやる羽目になり、

過労でダウンしてもおかしくありません。

逆に本来出世するべき優秀な人が出世しないのは

出世するメリットを感じられないからです。

優秀ゆえに会社や仕事を見限るのが早いのです。

そのため出世するのは、出世させてはいけない人になります。

出世させてはいけない人の横暴に対して

会社が何の対処もしないのでしたら、転職を考えたほうがよさそうです。

人を見る目が狂っている会社に長居は禁物ですよ。