手書きの履歴書を求める会社は頭がおかしい?手書きの履歴書を求める会社の特徴と手書きの履歴書にこだわる理由を解説します。





「イマドキ手書きの履歴書を書けとか言ってくる会社ってあるの?」と

思っているそこのあなた!それがあるんです。

「手書きの履歴書が望ましい」という世間的な暗黙の了解がありますが、

あえて要求してくる会社も存在します。

パソコンで作成したほうが圧倒的に読みやすいのに、

会社はなぜ手書きの履歴書を求めるのでしょうか。

会社側の意図をわかった上で、応募するかどうか決めるほうが良さそうです。

今回は手書きの履歴書を求める会社の特徴や

手書きの履歴書にこだわる理由についてご紹介しますね。



いまどき履歴書の手書きを求める会社は頭がおかしい?


手書きの履歴書を求める会社は頭がおかしいです。

理由は、応募する人の時間を奪うことに疑問を持たないからです。

パソコンで作れば15分で終わるのに、手書きだと時間が3倍になります。

もし書き損じたら最初からやり直さないといけません。

はっきり言って時間と紙の無駄です。

書き損じないように下書きをすれば、さらに時間がかかります。

履歴書の大部分は、どの会社に応募しても変わらない

「学歴」「職歴」「資格」なんですから、手書きじゃなくても構わないですよね。

第一、応募している会社が複数あることは会社だってわかっているはずです。

それでも手書きの履歴書を要求するとか、頭がおかしいとしか言いようがありません。

さらに手書きの履歴書で落とされると「時間返せよ!」って言いたくなります。



手書きの履歴書を求める会社の特徴


手書きの履歴書を求めるような会社にはこんな特徴があります。

・いろいろと古い会社

ありがちなのが「創業30年から50年くらいの会社」です。

すでに2代目3代目に代替わりしているのに、

初代の影響をずっと引きずっている会社は特に危険です。

時代の変化について行っていない可能性が高いです。

・効率が悪い

手書きの履歴書は効率が悪いです。その非効率なことを求めるような会社です。

電子化なんてうちには関係ない、緊急性がなくても

電話かFAXがメインという文化が根付いています。

・下の意見を聞かない

若い社員は効率化や電子化を求める傾向がありますが、

それを言い出せないし相談もできない雰囲気があります。

頭の固くて古い上層部の気に入ることしか通用しない組織だと思われます。



なぜ?手書きの履歴書にこだわる会社の理由


会社が手書きの履歴書にこだわるのは、次の理由からです。

・門前払いするため

手書きの履歴書を書くという面倒なことをしてまで、

この会社に入る意思があるかどうかを判断したいのです。

これには滑り止め程度で受けたい人を門前払いする意図もあります。

かなり上から目線ですね。

・人柄が表れるから

字のうまい下手より、丁寧に書いてきたかを見て人柄を図ろうとしています。

たとえば誤字脱字がある場合は、社会人として問題アリとはじくことができます。

ただたいていの人はきちんと書いてくるので、履歴書で人柄を図るのは難しいです。

・ただの慣習

履歴書=手書きという考え方しかないのです。

そこに理由はなく「履歴書は手書きが当たり前」と信じ込んでいます。

またパソコンで作成した履歴書を「手抜き」と考える傾向があります。



本来履歴書は手書きでもパソコンでも評価は変わらない


指定がないときは、履歴書を手書きしてもパソコンで作成しても評価は変わりません。

採用担当者が見たいのは「内容」です。

・全部の項目がもれなく書かれてあるか

・どんなスキルを持っているのか

・志望動機は何なのか

大事なのはそこです。

たとえば優秀な人がパソコンで履歴書を提出したとしましょう。

「この人、すごく優秀だけど履歴書が手書きじゃないからダメだな」

というバカな判断を会社はしないはずです。

実際「手書きかどうかで合否を決めない」という採用担当者が多くを占めます。

適切なフォントや文字の大きさ、

改行で読みやすく作ってあるパソコンの履歴書は、誰が見ても心地よく感じます。

パソコンでの履歴書に抵抗があるときは

本命だけ手書きするだけでも、時間と手間の節約になります。



今どき手書きの履歴書を書かせる会社には就職しないほうが良い


今どき履歴書に手書きを求めるような会社には就職しないほうが賢明です。

なぜなら経営者の考え方が古臭く、さらにワンマンである可能性が高いからです。

どれだけ応募者に負担になろうが時代遅れであろうが

「手書きが一番」と、経営者が考えていると思って間違いありません。

こんな会社に就職すると「え?この書類って手書きなの?」

みたいなシチュエーションに出くわすことになります。

この現状をおかしいと思っても誰も意見を言えず、ずっと手書き文化を続けていきます。

それに手書きの履歴書でないとダメなんていう会社は人材が集まりません。

優秀な人ほど効率を重視するので、パソコンで履歴書を作成します。

手書きにこだわったために優秀な人材を門前払いするなんて、おかしいですよね。

当然、そんな会社は衰退していきます。

手書きの履歴書を要求する会社に入ると、

ムダな苦労をしますので最初から除外しておきましょう。



まとめ


手書きの履歴書をあえて求める会社は、基本的に応募しないことをオススメします。

手書きだと本気度が伝わるし人柄もわかるというのは、会社が信じている迷信です。

大事なのは「スキルや志望動機の内容」です。

そこさえしっかりしていれば、パソコンで履歴書を作成しても問題ありません。

会社に選ばれることも大事ですが、こちらもしっかりと

会社の本質を見極めて選ばないと後悔します。

手書きの履歴書を求める会社はなるべく避け、

大変な就職活動を少しでも負担を少なくして乗り切ってくださいね。