仕事を辞めたい人にかける言葉!友達や彼氏、同僚や部下に仕事を辞めたいといわれた時にかける適切な言葉をご紹介します。





辞めたいと相談された場合、どのような言葉をかけますか。

辞めることに賛成する?それとも考え直すように説得する?

「誰から」言われたかによって、かける言葉は変わってきます。

どんな相手であってもまずは話をよく聞くことが大切と言えるでしょう。

何よりせっかく話してくれたのですから、

その気持ちに感謝と配慮することが大事です。

今回は「彼氏・友達・同僚・部下に仕事を辞めたいと言われたときに

かける言葉と気をつけたいこと」についてご紹介しますね。



仕事を辞めたい人にかける言葉(彼氏の場合)


彼氏がいきなり「仕事を辞めたい」と言ってきたとき

1秒で「うん頑張ってね!」と言える彼女はいません。

基本は退職を引き止める方向で話すことになります。

・なぜ辞めたいのか

とりあえず彼氏に辞めたい理由を聞くことから始めます。

このとき気をつけたいのが話を鵜呑みにしないことです。

客観的な事実と彼氏の主観が混ざっていないか冷静に判断します。

・異動はできないのか

上司との相性が悪い、仕事が合ってないといった理由でしたら、

異動ができないか聞いてみます。

辞めずにできることを提案してみてはいかがでしょうか。

・自分とのことをどう考えているのか

どうしても退職の意思が固いときは、自分との結婚について聞いてみます。

今から仕転職して仕事に慣れるまで1年以上かかります。

「待っていてくれ」と言ってくれるならいいですが

「わからない」と言うようでしたら、考えたほうがいいかもしれません。



仕事を辞めたい人にかける言葉(友達の場合)


友達が本当に仕事を辞めたいと思っているのか確認します。

ストレスが溜まって、ヤケになっているだけかもしれないからです。

・すべての話を聞く

案外「ただ話を聞いてほしいだけ」かもしれないので、

友達にたっぷり語ってもらいましょう。

愚痴ってスッキリして「いろいろあるけどもうちょっと頑張ってみるわ!」

という展開も十分にありえます。

・今後のことを聞く

「もうすでに転職先を探し始めている」というのでしたら応援します。

もし「今後のことは辞めてから考える」と

言っているのでしたら、在職しながらの転職を勧めてみます。

辞めてからの転職は想像よりも長引くことがあるからです。

・休職を勧める

「疲れた」「もう辞めたい」と言っているのでしたら、

友達は精神的がやられています。

退職を勧めるのもいいですが、休職できないか聞いてみます。

もしパワハラやいじめがあるのでしたら退職一択です。



3.仕事を辞めたい人にかける言葉(同僚の場合)


かける言葉が一番難しいのが、同僚からの相談です。

辞めたい原因がなんとなくわかるからです。

・仕事や会社の問題で辞めたい

仕事が忙しい上に給料が低い、といった同僚全員が

感じている問題で辞めたいと言われたら、共感しながら話を聞きます。

語り尽くした後「他の会社に行っても同じかも」

という結論に落ち着くことも多いのです。

・自信をなくしている

大きなミスをして自信をなくしている同僚が

「辞めたい」と言ってくることもあります。

「今はつらいかもしれないが時間が経てば経験として活きる」

と、根気強く話してあげてください。

また「いつでも話を聞く」と伝えておけば、同僚の気持ちも軽くなるはずです。

・改善策を探す

辞めたい原因の改善策を考えます。

解決できなくてもいいのです。

あなたがいっしょに考えてくれることで、

同僚は「この人と仕事がしたい」と考え直してくれる可能性があります。



仕事を辞めたい人にかける言葉(部下の場合)


2、3年勤めた部下が「辞めたい」と相談してくることがあります。

「ここで辞めるのはもったいない」という気持ちで話しましょう。

・仕事がキツイ

仕事量が多く残業も多い、となれば辞めたいと思う部下は出てきます。

「またゼロからキャリアを積むことになるけど覚悟はある?」と聞いてみましょう。

退職に気持ちが傾いている部下の熱を冷まします。

・仕事に向いていない

数年勤めると「自分はこの仕事に向いていない」と感じる部下は多いです。

自分が思っているより、仕事ができていないと感じているのでしょう。

「よく頑張っているしこれからも期待している」と認めてあげてください。

・上司がストレス

クセの強い上司に当たった場合に、うまく対応できないと辞めたくなります。

このケースでは常に相談に乗ってあげる姿勢を見せてください。

フォローしてくれる人がいると思うと、部下はやる気を取り戻してくれます。



仕事を辞めていく人にかける言葉で気を付けることや注意点


辞めていく人は、実際の退職日まで肩身が狭い思いをします。

周囲はなるべく普段通りに接してあげるのが、マナーであり思いやりです。

次のような言動は慎むことをオススメします。

・忠告する

たとえば「また辞めないようにね」というのはかなり失礼な言葉です。

親切心というより、相手を見下している印象を与えます。

・他へ行っても通用しない

ブラック企業の上司がよく使う言葉です。

辞められて悔しくても、これだけは絶対に言ってはいけません。

辞めていく人は「こんなことを言う会社を辞めてよかった」と間違いなく思うでしょう。

・転職について聞く

気になってつい聞いてしまう気持ちは大変よくわかります。

特に「自分も辞めたい」と思っているときは、いろいろ聞きたいですよね。

しかしこれは相手が答えにくい質問ですので、聞くのは我慢してください。



まとめ


辞めたいと言ってくる人へどんな言葉をかけたらいいか、大変悩むところです。

相手との関係性によって、かける言葉も微妙に変わります。

自分との関係が近い彼氏には自分との将来を話さないといけません。

友達には思いやりと応援を、同僚には共感を、

また部下には「あなたを評価している」というメッセージを伝えます。

常に「あなたのことを思っている」という気持ちで接すれば、

言葉に耳を傾けてくれるでしょう。

相手の気持ちや人生を尊重しながら、相談に乗ってあげてくださいね。