社員旅行は今どき時代遅れ?社員旅行の強制参加をさせる会社の特徴や社員旅行の強制参加でストレスを感じている時の対処法まとめ





昔の時代の社員旅行はハワイとかサイパン、マレーシアなど海外が多かったですが

日本の景気がまだよく、旅行費用のほとんどを会社が負担してくれ、

自分たちはパスポートを用意すればいいくらいだったのです。

その時代の社員旅行ならば喜んで参加するでしょう。

しかし、今の時代の社員旅行はほとんどの費用は自分持ちという会社もありますし

せっかくの休みを潰してまで会社の人と一緒に過ごさないといけないというのは

何も悪いことをしていないのに罰ゲームをさせられている心地です。

今回は社員旅行に強制参加させる会社の特徴や

強制参加にストレスを感じた時の対処法をご紹介したいと思います。



社員旅行が今時時代遅れだと言われている理由


昔の社員旅行は豪華で行けば得をするという感じがしたので

みんなこぞって参加しているイメージですが、

今どきの社員旅行はお偉いさんのご機嫌を伺いながら

楽しくもない旅行に参加しなければならないので苦痛でしかありません。

今の若い子は「社員旅行に行きたい!!」という子は少ないのではないでしょうか?

そもそも社員旅行とはどうしてやるのでしょうか?

それは従業員への福利厚生的な一面もあれば、

社員間のコミュニケーションの向上、

会社の節税対策などで実施されることが多いです。

社員旅行を実施する意味は分かりましたが、

強制参加させることには納得がいきません。

旅行を楽しみたい人だけ参加するでいいのではないでしょうか?

今の若い世代の子に社員旅行を強制参加させると職場そのものが嫌になってしまうかもしれません。

強制参加させる社員旅行は今や時代遅れなのです。

もし、社員旅行を実施するのならば何か所か目的地を決め、

行きたいところに行くというスタイルの旅行でなければ若い子は行きたがりません。



社員旅行に行きたくない社員の割合


昭和の時代の社員旅行は参加が当たり前の時代でした。

現代の社員旅行は行きたくないと考える人が増え、

半数以上の人が社員旅行に行きたくないという結果があります。

現代の社会人は社員旅行を「必要ない」と考えています。

社員旅行に参加したところで昇格できるわけでもなければ、

お給料が上がるわけでもありません。

どうして貴重な休みの日にわざわざ嫌いな人と

過ごさなければならないのか意味がわからないのです。

昭和の時代でしたら、社員旅行にさんかすることで

昇格のレールができていたのかもしれませんが、

今の時代はなんのレールも敷かれません。

そんな背景があるので今の時代の社員旅行の参加人数は

どんどん減っているのではないでしょうか?



社員旅行を強制参加させる会社の特徴


社員旅行を強制参加させるには会社から

「絶対に参加するように」と直接言われた場合です。

明示されている強制参加は賃金も発生しますし、

実施日が平日のことが多いです。しかし厄介なのが間接強制です。

間接強制は会社側は「自由参加です」と言っておきながら、

参加しない人には給料を減額したり、

昇格させなかったりという不利益を被らせる参加方法です。

社員旅行を強制させる会社はこのような方法で

参加しなければならないように仕向てきます。

自由参加と言っているのに不参加だと社員に

不利益を与えてくる会社は社員旅行を強制させてくる会社です。

もっと厄介なのが「なんとなく参加しなければならない空気がある」場合です。

自由参加と言われてるけどみんな空気を読んで参加する会社で

一人だけ不参加の選択をすることはとても難しいのです。

社員旅行は参加しなければならないものという

空気がある会社が一番タチが悪いかもしれません。



社員旅行の強制参加でストレスを感じている時の対処法


どうしても社員旅行に行きたくない時はどうすればいいのでしょうか?

ここでは強制参加の社員旅行でストレスを感じてる時の対処法をご紹介したいと思います。

①上司に相談する

どうしても参加するのが嫌ならば上司に相談してみましょう。

どうして旅行に行くのが嫌なのか?

参加を免除してもらうにはどうすればいいのか上司に確認しましょう。

理解ある上司ならば旅行の参加を免除してくれるかもしれません。

②会社の考え方を理解する

会社の就業規則や福利厚生を確認してみましょう。

社員旅行の参加を義務付ける

明確な規定があるのかどうかを今一度確認してみましょう。

規定がなければ堂々と参加を拒否しても問題ないでしょう。

③断る

「親戚に不幸があった」「親が入院した」など

なんでもいいので嘘をついて断ってもいいでしょう。

もしも、参加しないことで不利益を被ることがあれば

弁護士などに相談してもいいと思います。



どうしても社員旅行を強制する会社が嫌なら転職を考えたほうが良い


世の中には社員旅行が嫌で転職をする人がいます。

それほどまでに社員旅行は苦痛なのです。

「たかが社員旅行で辞めることないじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、

イヤイヤ行く旅行ほど楽しくないものはありません。

社員旅行でなければ楽しく観光できるところでも

社員旅行で行くとどんなに素敵な観光地でもなんの魅力も感じません。

どんなに旅行好きな人でも社員旅行でいろいろなところに行けても楽しくありません。

社員旅行が嫌で嫌でたまらない人は転職をして、

社員旅行が強制でない会社に勤めてみてもいいと思います。

せっかくの休みにやりたくなことを強制させる会社にいても

イライラがたまるだけで、体にも心にもよくありません。

自分がのびのびと働ける環境に転職するのも有りだと思います。



まとめ


社員旅行は強制してしまうと誰も行きたくなくなります。

特に現代は休みを潰してまで会社に貢献しようなんて考える人はいません。

昭和の時代の社員旅行と現代の社員旅行ではあり方が違うのです。

社員旅行をやることの意味も分かりますが、

従業員の休日を潰してまで実施してしまうと、

お給料も出ないのにただ働きさせられたと現代の人は感じてしまい、

会社に不信感を抱いてしまいます。

そうならないためにも社員旅行の在り方は見直した方がいいのかもしれませんね。