職場無視ハラスメントの対処法まとめ!職場で同僚、または集団で無視されるのはパラハラ?職場の無視ハラスメントの対処法をご紹介します





社会人になってもいじめにあうなんて・・と思う人もいるかもしれませんね

しかし、社会人になってからの方がもしかしたらいじめは多いのかもしれません。

無視されたり、陰口を言われたり、ひどい時には上司も

一緒にそのいじめに加わるひどい会社だってあるのです。

今回は職場の無視ハラスメントの対処法をご紹介します。

職場で無視された経験がある人や今まさに無視されている人は参考になると思います。



職場の無視ハラスメントとは?


職場で無視されたり陰口を言われたり

精神的に追い詰めてくる行為を「モラルハラスメント」と、とも言います。

職場におけるモラルハラスメントは被害者となった社員にメンタルの不調をはじめとする

重大な問題を引き起こし、企業全体にも悪影響と損害をもたらすことになるのです。

モラルハラスメントにあたる無視をする行為は倫理観や

道徳意識が欠けているということにもなるのです。

社会における善悪・正邪の判断をする時の一般的な決まり事である倫理、

道徳に反した行為、人として守るべきルールを反した

嫌がらせの行為に当たるのが無視ハラスメントになるのです。

このような行為を集団でしてくる会社もあることに本当に驚きを隠せません。

社会人になるときに人間の倫理・道徳観をもう一度勉強する場を

会社が設ければこのようなハラスメントに悩む人は少なくなるのかもしれません。



職場で同僚や集団で無視されるのはパワハラに該当する?


結論から述べてしまうと、職場で同僚や集団で無視されることは「パワハラ」に該当します。

挨拶をしても返してくれなかったり、呼びかけても返事をしないなどの行為を

継続的にされているのであれば、パワハラに該当します。

パワハラとは上司やなどの自分より立場の上の人が

立場の弱い人に行う行為だと考える人も多いと思いますが

同僚からの無視や陰口なども十分パワハラに当たるのです。

人によって、「パワハラした・された」という判断は違うものなので

もしかしたらパワハラされたと思っている方が

意識過剰になっていることも無きにしも非ずだとは思うのですが、

明らかに無視されている日が続いているのが明確であれば

それはパワハラをされている思っていいと思います。



職場の無視ハラスメントは訴えることができる?


職場の人間関係において

精神的苦痛を伴う行為を受けている場合訴えることはできるのでしょうか?

無視ハラスメントの放置は会社に責任が問われます。

企業には従業員の健康や安全に配慮する義務が課せられます。

職場環境の整備義務を怠り従業員が損害を被った場合

会社は責任を問われることになるのです。

なので職場で無視ハラスメントをうけているのなら我慢する必要はありません。

ただし、実際に無視ハラスメントを理由に会社側を提訴するとなると

被害を立証する必要があるため、証拠集ないといけなくなります。

また、無視ハラスメントに該当する行為は客観的に立証するのは

難しいケースがほとんどなのが現実です。

しかし、だからと言って無視ハラスメントを受けているのに

ひたすら我慢するしかないのかといわれると、そうではありません。

無視ハラスメントが常態化していて、被害を受けているようなら

決して我慢することなく適切に対応していく必要があります。



職場の無視ハラスメントの対処法・無視されているなら証拠を集めよう


無視ハラスメントに遭った時の対処法を3つご紹介します。

①社内に信頼できる見方を見つける

無視ハラスメントの被害に遭っているなら

初めに検討すべき方法として社内で解決できる方法を探します。

信頼できる上司や同僚に相談し、無視ハラスメントを受けている

実態を知ってもらうようにしましょう。

社会経験が豊富な人であれば、無視ハラスメントをうまく対処できる方法や

過去に解決できた方法などの知恵をもっているかもしれません。

その際に無視ハラスメント被害の実態を記録したメモや録音などがあると

信憑性がより上がるので真剣に相談に応じてくれやすくなります。

②労働局への相談

労働局には労働者の相談に乗ること、会社と被害者の仲介役となって

和解の場を設けるなどの役割があります。

相談は無料で、誰でも相談に乗ってもらうことができるので

無視ハラスメントの被害についての相談ももちろん相談に乗ってくれます

社内で解決できないとあなた自身が判断した場合は労働局に相談するのも1つの方法です。

③改善が見込めないなら転職を!!

上記2つの対応をしてみたけれど、改善は見込めなかった・・

このような状況なら、退職や転職も視野にいれましょう。

改善の見込みがないのに、ずっと無視ハラスメントを

耐え続けるというのは精神的な負担がものすごく大きいものです。

そのような環境でずっと働くよりも環境を変え

自分をリフレッシュさせて違う会社で頑張っていく方が労力は少なく済みます。

退職や転職は「逃げ」ではありません。

無視ハラスメントを対処してこなかった職場側の責任になるので決して「逃げ」にはなりません。

以上3つが無視ハラスメントの被害に遭った時の対処法になります。

また、無視ハラスメントを受けていると感じたなら

メモや録音などの証拠をとっておくのもいいでしょう。

証拠を持っていることで「何かあったらこの証拠で行動にでてやる!!」

と思っているだけでも気分が楽になりますよ。



どうしても状況が変わらないなら転職して環境を変えたほうが良い


色々な対処法もしてみた、けれど思ったように状況が変わらない。

人は生きている中で自分が思うとおりになることは何回くらいあると思いますか?

恐らくほとんどの方は数えるくらいしかないと思います。

自分がいくら頑張ったところで自分の思った通りになる結末は

そうそうやってこないのが現実です。

その現実に打ちのめされている時間があるなら転職という行動をとり

新しい環境を求め自分の理想にちかい会社に入社できるまで

何度も何度も挑戦することに時間を使った方がよっぽど有意義な時間を過ごせると思います。

転職をして心機一転新しい環境でがんばった方がいつまでも我慢して

精神的に辛い人生を過ごすよりも断然いい人生を送れると思います。



まとめ


職場で同僚・集団での無視はたとえ同僚でも「パワーハラスメント」

にあたるということが今回調べてみてわかりました。

職場でこのようなパワーハラスメントや無視ハラスメントの被害にあったら

まずは相談できる相手を会社内で探してみてください。

それでも状況が変わらないようなら労働局などの第3者に相談しましょう。

無視ハラスメントに遭遇すること自体が異常な会社だと言えると思うのですが

このような会社は日本全国にまだまだたくさんあります。

逆に、そのような異常な環境を放っておかない会社も存在します。

いつかそのような会社に巡り合えると信じ、転職するのも一つの道です。