仕事が楽しいばかりじゃないことはわかっているけど、
いったいいつまで今の状態に耐えたらいいの?と思っていませんか?
仕事を放棄して、新しい職場で働こうと考えても
「でも今辞めても…」と躊躇している人もいるでしょう。
また仕事を放棄して帰ろうと思っても
周りへの迷惑を考えると結局できないのではないでしょうか。
でもそれで自分が潰れてしまっては、何にもなりません。
仕事は自分が幸せでないと続けていけないのです。
それでも真面目なあなたは本当に仕事を放棄してもいいのか、悩むと思います。
いったいどうすればいいのでしょうか?
今回の記事では仕事を放棄して帰りたくなった時の原因と対処法についてご紹介します。
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仕事が嫌になりキレてかえりたくなった・・
「もうこんな仕事やってられるか!」と思ったことは一度や二度ではないはずです。
それでも毎日ぐっとこらえて仕事をしているあなたは立派です。
しかしたまにはキレて帰ってもいいと思うのです。
キレるとは「精神が限界」ということです。
ストレスをため込んで大爆発してしまうくらいなら、
たまには「今日は体調悪いので帰りまーす」と言ってしまいましょう。
それくらいは許されます。
もし「体調不良で帰るなんて許さない」という職場でしたらブラック決定です。
ブラック企業に義理立てする必要はまったくありません。
あなたに一番必要なのは「休養」です。
「もう無理」と感じてしまっているなら、仕事なんてうっちゃって休みましょう。
周囲との関係が良ければ、誰かがフォローしてくれます。
仕事を放棄したくなる原因
大きく分けて2種類の原因があります。ひとつは仕事そのもの問題がある場合。
・ノルマが異常
・労働量と給料が見合っていない
・努力しても評価されない
骨折り損のくたびれ儲け、とはこのためにあるような言葉です。
もうひとつは人間関係に問題がある場合。
・パワハラやモラハラがデフォルト
・いじめを楽しんでいる
・表面上はみなニコニコしているのに、裏に回ると上司に密告しあっている
このような職場で働く意味はあるのでしょうか。
レベルが低いとしか言いようがありません。
仕事そのもので疲れるのとはまた違った疲労感を生むのが
「ヤバイ人間関係が当たり前」の会社です。
そもそも仕事は順調ですか?
効率は上がっていますか?
たぶんそうではないと思います。
みな表面上を繕うだけで精一杯の会社に未来はあるのでしょうか。
仕事でうつになるまえに放棄するのは職務怠慢?
職務と自分の心と、どちらが大事でしょうか。
考えるまでもなく自分の心が大事です。
うつ病を発症する手前、ということはもうすでに仕事ができていない状態か
相当無理をしてなんとか仕事をこなしている状態だと思われます。
心の病気について軽く考えないほうがいいです。
「自分さえ頑張れば」と思いたくなるかもしれませんがそれができないのが病気なのです。
たとえば同僚がガンになったとして
あなたは同僚に健康なときと同じように働くべきだと思いますか?
思いませんよね。それと同じことです。
心という、見えない部分であるから「たいしたことない」わけではありません。
うつ病は進行すれば生命にもかかわるのです。
職務放棄なんてたいしたことではありません。
「仕事というゲーム」から降りるだけです。
もし仕事を放棄したくなったときの対処法
仕事への取り組み方を変えてみるのはいかがでしょうか。
たとえばその日にやるべき仕事をひとつだけ決めます。
それさえやってしまえば、今日のあなたの仕事はおしまい。
あとはちんたら仕事をしているフリをするだけでいいのです。
多分今まであなたは「あれもこれも」と仕事を頑張ってきたのだと思います。
いったん全部の荷物を下ろしましょう。
そして仕事内容を見極めるのです。
絶対に今日やるべきことなんて、実はそんなに多くないことに気づくでしょう。
それでも仕事を放棄したくてたまらないのであれば、思い切って休職することもアリです。
仕事のすべてから離れてみるのは、心を回復させるために必要なことです。
離れてみて「やっぱり今の仕事をしたい」と思うこともあれば
「やっぱりもういいや」と思うこともあると思います。
休んで冷静になったあと、あなたが望んだ方向へ歩き出せばいいのです。
もしも放棄したくて退職したいほど嫌なら退職を考えよう。
早めに辞めましょう。それほどまでに嫌ということは
あなたに合っていない仕事や職場なのだと思います。
イヤイヤやっている仕事はどうしても
ミスが増えてしまったり進捗が遅くなったりします。
それだとお客様にも失礼ですよね。
また「自分が抜けると周りに迷惑がかかるから」と
考えているかもしれませんがそれは仕方のないことです。
ひとりが抜けて困るような体制の会社が悪いのです。
「これくらいで辞めていたら、どこに行っても勤まらない」
「給料は我慢料」などというのは経営者側の言い分です。
そんな言葉に振り回されることはありません。
別に働くことそのものが嫌で辞めるわけではないのですから。
自分の人生を楽しく笑顔で生きるためにまずは今の環境から変えていきましょう。
まとめ
いっぱい頑張って理不尽なことにも耐えてきたからこそ
「何もかも投げ出したい」と思うようになったのでしょう。
そして仕事に対する喜びや幸福感よりも
ツラさのほうをより多く積み上げていったのだと思います。
このまま頑張り続けることはできますか?
仕事のやり方や考え方を変えてみて
好転するなら今の環境で働くのもいいと思います。
でも一度「本当にもう無理」と思ってしまったら
転職という選択をするのは当然なのです。
お客様だけでなく、自分を大切にしてこそいい仕事ができます。
あなたが幸せを感じられる仕事、探してみてくださいね。