年末年始も仕事は底辺でおかしい?年末年始の仕事は底辺といわれる理由や年末年始も休みがなくて辛い時の対処法をご紹介します。





年末年始でも仕事をしている人はたくさんいます。

年末年始でも仕事をしなければ生活が困ってしまうこともあるので

ある程度の人は年末年始も働いてもらわないと困るのはわかります。

例えば、スーパーのサービス業だったり、警察・消防隊の人や

電車バスの運転手などの人は年末年始がなくても「仕方がないのかな」と思えますよね?

ですが、年末年始に働かないと誰かが困るわけでもないのに

仕事をしなければならない職業は「仕方がない」と思うことができません。

今回は年末年始に働かせる仕事は底辺と呼ばれてしまう理由や

年末年始に休めなくて辛い時の対処法などをご紹介したいと思います。

今年の年末年始は休めそうにないという方に見ていただきたいです。



年末年始も仕事なのは底辺、おかしいと言われてしまう理由


年末年始も仕事をさせることが「底辺」と言われてしまう理由をご紹介したいと思います。

①ストレスや疲労を感じやすい

年末年始の仕事は通常の仕事に比べるとプレッシャーが増すため、

ストレスが溜まりやすくなってしまいます。

長時間労働や過重労働が生じることもあるのでそれにより

精神的・肉体的に害を及ぼしてしまうため底辺と呼ばれれしまうのです。

②家族・友人から孤独を感じやすい

多くの人は年末年始は家族・友人と過ごすものですが、

仕事をしている人はその輪の中に加わることができません。

故に孤独を感じやすく疎外感を抱きやすくなってしまうのです。

③手当がない

年末年始に仕事をさせるところは手当てがなかったり、

あっても非常に少ないことが多いです。

多くの人が休んでいる中働いてもらっているのに手当もないので

「底辺」と呼ばれてしまうのでしょう。

④待遇が改善される可能性が低い

年末年始に仕事をして自分の時間を犠牲にしているのに、

待遇が改善される可能性は極めて低いです。

年末年始は多くの企業がボーナスを支給してしますが、

非正規雇用やパートタイムの場合は支給されないことがほとんどです。

⑤年末年始の仕事はしょうがないとあきらめるようになる

年末年始に仕事をすることが繰り返されることで

「年末年始は働くことが当たり前」のようになってしまい、

年末年始に休みを取ることをあきらめるようになってしまいます。

このような状況が続くと仕事に対するモチベーションや意欲が低下し、

ただ生きるためだけに働く生活になってしまうので、底辺と呼ばれてしまいます。



大晦日も仕事で働いている人の割合


年末年始も仕事をしている職業の人に「底辺」のイメージを持っていまいがちですが、

実際には多くの人が年末年始も働いているのです。

日本全体の労働人口がおおよそ6800万人いますが、

そのうちの1700万にもの人が年末年始も仕事をしているのです。

割合として日本で働いている人の2割は年末年始でも関係なく仕事をしています。

年末年始でも関係なく働いてくれる人がいるからこそ

楽しいお正月を迎えることができる職業もあるために

楽しいお正月を過ごせるように働いている人のことを

「底辺」というのはあまりにも失礼なのではないでしょうか?



年末年始も仕事が多い職業は?


年末年始でも関係なく働かなければならない職業をここではご紹介していきたいと思います。

①デパートなどの接客業

デパートなどの接客業は年末年始はお客さまが増えるため、

仕事が多くなり休みを取ることができない代表的な職業でしょう。

特に年末の大掃除や年始の準備、さらには初売りの福袋の準備など

いろいろな準備が重なるため休むことなどできません。

②ホテルなどの宿泊業

年末年始は旅行客が増えるため、ホテルなどの宿泊業の仕事は休むことができません。

家族での旅行や親せき訪問など長期休暇を利用した移動が増えるため、宿泊需要がたかまります。

年末年始は宿泊料金が高額になるので稼ぎ時ともいえるでしょう。

③医療や介護業

年末年始は休みをとる病院もたくさんありますが、

すべての病院が休まれてしまっては急病人が出た時に

すべての病院が閉まっていると困ってしまいます。

また、年末はインフルエンザが流行するため医療従事者の負担はとても大きくなります。

④公共交通機関業者

多くの人が帰省や旅行で公共交通機関を利用するため

年末年始でも公共交通機関で働く人に休みはありません。

特に年末年始の帰省ラッシュ時には多くの人が

利用するので職員の負担は大きくなるのです。

⑤電気・ガス・水道などのライフライン

家庭で使るエネルギー使用量が年末年始は増えるために

電気・ガス・水道業者の仕事は増えます。

ライフラインが止まってしまっては人は生活することができません。

これの業者は24時間日本で生活している人が困らないように働いてくれているのです。



年末年始も休めなくて辛い時の対処法、どうしても休みたい時のおすすめの理由


「年末年始はどうしても家族と過ごしたい!」「友達と初詣に出かけたい!!」

年末年始にどうしても仕事を休みたい時どのような理由で休みを取ればいいのでしょうか?

ここでは年末年始にどうしても休みたい時のおすすめの理由をご紹介したいと思います。

①体調不良で休む

年末年始は寒いのでインフルエンザや風邪などで体調不良を訴える人は多いです。

年末年始はどうしも休みたいという人は「体調不良」にして

休みを貰うのが一番休める確率が高いのではないでしょうか?

②休ませてくれないなら辞める

ちょっと勇気がいりますが、年末年始に休むことができないのなら

「辞めます」というのも一つの方法です。

年末年始はただでさえ人手不足になるので直前に辞められてしまっては会社側としても困ります。

ただ、この方法だと今年は成功したけど来年も成功するという確率は少ないです。

「去年は休ませたんだから今年は出てよね?」と言われてしまう確率が高いです。

③子供がいるから

結婚して、子育て中の人は休みたい理由に「子供がいるから」と言って見ましょう。

お正月に親と過ごせないことほど可哀そうなことはありません。

人の心がある上司なら休ませてくれるはずです。

ですが、「子供」を理由にしていまうと、

家庭を持っていない社員からの反感がすごいので注意しましょう!

④正直な理由を話す

どうしても年末年始に休みたい場合は正直に理由をいいましょう。

「親の体調が悪いので年末くらいは一緒にいてあげたい」

「妻or夫の実家にどうしても帰省しなければならない」

など、どうしても休まなければならない熱意を伝えてみましょう。

人の心がある上司なら承諾してくれるはずです。

ただこの方法を使うのならば早めに相談しておく必要があります。



今の仕事が年末年始に休めなくて辛いなら転職も視野に入れよう


「毎年、毎年、年末年始に休むことができなくてどうしても辛い・・」

このように感じているのなら転職することを強くおすすめします。

職業柄休みが少ないこと仕方ないことなのです。

自分が我慢していればいつか改善されるというものでもありません。

その会社は年末年始が休めないことが「普通」のことなので

あなたの考え方を変えるか、転職するかのどちらかです。

自分の考えを変えれるのならいいのですが、

人間そう簡単に考え方が変わるものではありません。

転職エージェントなどを利用して転職活動をしてみましょう。

次に転職する時はかならず年末年始に休める仕事を選ぶようにしましょう。

事前にしっかり調べることで自分の条件にあった仕事に出会うことができるはずです。



まとめ


お正月くらい家でゆっくりして紅白見ながら

年を越したいと思っている人は多いはずです。

働かないと困ってしまう人が出てきてしまう職業の方には

ものすごく感謝していますが、毎年毎年、年末年始がないなんて

日本人として少し寂しい気がします。

お正月には家族と楽しく過ごしたいという人は無理して

年末年始に働かなくてもいいのではないでしょうか?

それで困る人が出てきてしまうのならきっと

その職業はあなたには向いていないのです。

年末年始に休みたいと思うのなら転職をして

年末年始にしっかり休みがとれる会社で働きましょう。