周りに比べて、自分だけ仕事量が多いと感じている方もいると思います。
しかし本当に仕事量が多いのかはわかりにくいため、勘違いという気もするかもしれません。
どちらにせよストレスを感じていることは間違いないので、
本当に仕事量が多いのか見極めて対処する必要があります。
この記事では、仕事量が多いのかの判断基準や仕事量が多いと感じる原因、
イライラしたときの対処法などについて紹介しています。
自分に与えられた仕事量が多すぎる気がしてストレスが溜まっているという方は是非参考にしてくださいね。
目次 関連
自分だけ仕事量が多いと思うのは勘違い？仕事量が多いのか判断する基準
勘違いではなく、実際仕事量が多いと判断できる基準として一つ目に、
似た立場の社員と比較し、客観的に多いことを挙げることができます。
新入社員とベテラン社員では任せられる仕事量が違って当然ですし、
全く違う仕事をしている人とは比較することが難しいです。
同じような仕事をしている人で経験年数も変わらない人と比較し、
担当業務や案件の数などが多い時は仕事量が多いと判断してよいでしょう。
二つ目の基準は、周りに比べて残業や休日出勤が多いことです。
定時に仕事が完了できないことが多い場合、
与えられている仕事量が多すぎる可能性が高いでしょう。
いつも自分だけ遅くまで残業していたり、休日も出社していたりする場合は、
周りより仕事量が多い可能性が高いといえます。
自分だけ仕事量が多いと感じる理由
自分だけ仕事量が多いと感じる理由として、一つ目に、
実際に仕事量が多いことを挙げることができます。
周りの人に比べて仕事量が多い状況では、そう感じることは当然と言えます。
二つ目の理由は、他人の苦労や努力はわかりにくいことです。
周りの人は楽そうに仕事をしていたとしても、実際は陰で努力していたり、
必死さが顔や態度に出ないだけだったりします。
三つ目は、効率が悪いことです。
効率が悪いと同じ量の仕事をする場合も労力や時間がかかります。
同じ量の仕事でも残業や休日出勤をするなど
長時間働かなくてはならないため、仕事量が多いように感じてしまいます。
四つ目は、他人と比べて損をしたくないという気持ちが強すぎることです。
仕事量を完全に均等にすることは難しく、多少の差はどうしても出てしまいます。
周りより少しでも仕事が多いことが許せないと、
自分だけ仕事量が多いという気持ちが強く出てしまいます。
実際に仕事量が多くなる人の特徴
実際に仕事量が多くなる人の特徴として一つ目に、
仕事ができることを挙げることができます。
仕事のスピードが速い人や質の良い仕事をする人は、
いろいろな仕事を任されやすいため、仕事量が多くなることが多いです。
二つ目の特徴は、断ることができない性格であることです。
抱えている仕事で精一杯の状態でも
新たに仕事を頼まれると断れず引き受けてしまいます。
仕事を頼む人も断らない人の方が頼みやすいので、
さらに仕事を頼まれるという悪循環に陥りやすいです。
三つ目は、自分で何でも抱え込んでしまう性格であることです。
仕事量が多くなって困っても誰かに相談したり、
仕事を手伝ってもらったりしません。
そのため困っていてもフォローしてもらえず、
自分で何でもしなければならないので、負担が軽減されません。
自分だけ仕事量が多いと感じてイライラした時の対処法
自分だけ仕事量が多いと感じてイライラしたときの対処法として、
一つ目に、上司に相談することを挙げることができます。
仕事量が多すぎて辛いということを上司に伝えることで、
業務の配分を見直してもらうことができることが期待できます。
二つ目の対処法は、他の人に仕事を手伝ってもらうことです。
全て自分でやろうと思わず、他人に任せることができるものは
頼ることで仕事量を減らすことができます。
三つ目は、断る勇気を持つことです。
頼まれた仕事をすべて引き受けていれば仕事量は増える一方です。
これ以上仕事量を増やすことができない時は、自分がする必要のない仕事は断りましょう。
四つ目は、積極的に休息やリフレッシュの時間を取ることです。
疲れが溜まるとイライラしやすくなるので、疲れを取ることが大切です。
また、趣味を楽しむなどリフレッシュすることで、
イライラした気分を変えることも期待できます。
自分だけ仕事量が多いのは退職理由になる？
自分だけ仕事量が多いということは、十分退職理由になります。
仕事量が多いと、時間も気力や労力も仕事にとられ、プライベートが疎かになったり、
休息が取れずに健康を害したりしてしまいます。
生きる上で仕事以外の生活や健康も大切ですので、
仕事が原因でそれらが犠牲になるのであれば、仕事を辞めることも当然と言えます。
また、自分だけ仕事量が多いと思うこと自体も不満やストレスが溜まり、精神衛生上良くありません。
精神的なストレスも溜まりすぎると、
うつ病などの精神的な病気や生活習慣病などの原因になります。
効率化することや習熟して、スピーディーに仕事ができるようになることなどで
解決できる見込みがあれば、今は我慢の時と思い、耐えることも一つの手です。
しかし、いろいろな対処法を試しても改善されない時や我慢の限界が来たときは
自分の身を守るために退職することを検討してもよいでしょう。
まとめ
自分だけ仕事量が多いと感じた時は、仕事量や残業時間などを周りと比べて、
実際に仕事量が多いのか確認してみましょう。
勘違いではなく、実際に仕事量が多いときは、上司に相談したり、
周りの人に手伝ってもらったりすることで、仕事量が多い状態を改善することが期待できます。
イライラするときは、しっかり休むことなどでストレスを発散することも大切です。
それでも改善できない時は、心身の健康のためにも転職を検討することをお勧めします。
