仕事の嘘を突き通すのが辛い時の対処法!仕事で嘘を突き通してしまう心理や仕事で嘘を突いてしまって後悔や罪悪感が出た時の対処法をご紹介します。





人生で一度も嘘をつかなかった人なんているのでしょうか?

人は誰でも小さい嘘大きい嘘をついたことがあるはずです。

もちろん仕事をしていても嘘をつくことはあります。

しかし、仕事の嘘はつき通すのが難しいです。

ちょっとしたことで綻びが出そうになるからです。

今回は職場で嘘をつき通してしまう心理や

嘘をついてしまった時の対処法などをご紹介したいと思います。

職場で小さな嘘でも大きな嘘でもついたことある人は参考になると思います。



仕事でウソがばれなかったけど後々バレるもの?


仕事の嘘はかならずバレます。

ここでは嘘がバレてしまう3つの理由をご紹介したいと思います。

①職場にはプロがかならずいるから

職場には何年も勤めあげているその道のプロがいます。

お金であれば経理のプロが、出勤日数や休日日数であれば人事のプロがいます。

少しでも違和感を覚えればその道のプロは徹底的に追求し原因を突き止めます。

自分たちが考えた浅はかな嘘は簡単にバレてしまいます。

②追求しなければならないから

プライベートで小さな嘘をついても「おかしいな?」で

済まされるかもしれませんが、会社では済まされません。

矛盾や違和感があれば徹底的に追及してきます。

それでお金を貰っているからです。

プライベートならこのくらいいいかということでも

会社ではどんな小さなことでも見逃すわけにはいかないのです。

③嘘を隠そうとしてさらに嘘をつくから

一つ嘘をつくと、その嘘を隠すためにさらに嘘をつくことになります。

そうするとどんどん嘘を塗り重ね最終的に嘘はバレます。

「一つの嘘は七つの嘘を生む」という言葉があるように

一つの嘘を本当らしくするには七つの嘘が必要になります。

七つも嘘をつくと永遠に嘘をつき続けなければならなくなってしまいます。

小さな嘘でも大きな嘘でも会社での嘘はいつかバレます。



仕事で嘘を突いてしまう心理


仕事で嘘をついてしまうのは主にミスなど失敗をしてしまった時ではないでしょうか?

ミスをしたときに咄嗟についてしまう心理は防衛反応によるものだと考えられます。

私たち人間は誰しも、周りからよく見られたいという願望があります。

ミスをすると周りからの評価が下がると感じなんとかそれを阻止しようとします。

その結果防衛反応で嘘をついてしまうのです。

「人から良く見られたい」という心理から人は仕事で嘘をついてしまうのです。

また、人一倍プライドが高かったり、認証欲求が強い人も

防衛反応が強い傾向にあるのでよく嘘をついてしまいます。

自分を守るためというより自分を良く見せるために

人を陥れてでも良く見せようと嘘をついてしまうのです。



仕事で嘘を突いてしまって後悔や罪悪感が出た時の対処法


防衛反応で嘘をついてしまった時、あとあとからやってくるのは罪悪感です。

嘘をついてしまった自分が情けなくなり、いたたまれなくなります。

ですが、嘘をついて罪悪感を感じられるあなたは正常な人間であるので安心してください。

それと同時に罪悪感を抱いたことで成長のために

需要なステップをいままさに踏んでいることに気が付いてください。

嘘をつくと後悔というネガティブな感情がでてきますが、

その感情をポジティブに変え成長できます。

人は嘘をつくと心の葛藤や価値観とのずれが生じます。

その結果嘘をつく前にその結果を良く考え、

自己と向き合うことで後悔の感情を軽減しようとします。

後悔から学び、同じ過ちを繰り返さないようにすることができるようになります。

嘘をつくことで成長できることもあるのです。

嘘をついて罪悪感を感じていてもその罪悪感を忘れずに

二度と同じことはするものかと自分に言い聞かせればいいのです。

人は失敗して学んでいくものなのです。



仕事でウソがばれた時の上手な謝り方


仕事で嘘がバレてしまったとき、

どうやって謝ればみんなは許してくれるのでしょうか?

ここでは仕事で嘘がバレた時の上手な謝り方をご紹介したいと思います。

①嘘を隠すために嘘をつかない

会社で嘘がバレてしまった時

その嘘を隠すためにさらに嘘をついてはいけません。

その場しのぎで嘘を繰り返すことは結果的に逆効果になります。

その場は取り繕えても、のちのちさらに嘘ついたことがばれ

あなたは二度と信用されなくなってしまいます。

嘘がバレた時はその場で潔く謝りましょう。

②迷惑をかけた人に謝る

嘘がバレてしまったら、迷惑をかけてしまった人にまずは謝りにいきましょう。

人は誰しも防衛反応で嘘をついてしまう時があります。

自分の罪をしっかり認め謝罪ができれば、今後挽回のチャンスはあります。

謝罪もできないような人に挽回のチャンスはありません。

③同じ失敗をしないと心に誓う

嘘をついてしまうことは誰にでもありますが、

二度と同じことをしないと心を入れ替えなければいけません。

おなじ失敗を繰り返すと人は信用してくれなくなります。

一度信頼を失ってしまうと、

その信頼を取り戻すのに何倍もの時間と労力が必要となります。

同じ失敗を二度としてはいけません!



仕事の嘘は悪い事ばかりではなく時として必要なスキルでもある


仕事をしていると時には嘘も必要な場面がでてきます。

例えば、大切な顧客がつまらない冗談を連呼したとします。

内心は「全然笑えない・・何がおもしろいと思っているのだろう??」

と思っていますが、心の底から受けているように笑わないといけないときがあります。

その場のノリやお客様に楽しんでもらうための

ちょっとした嘘はパフォーマンスとして必要です。

時には話を大きく盛ったりすることもあります。

「80%は事実20%は持っている」くらいが面白いのです。

人を楽しませるには嘘も必要なのです。

ただし、人を馬鹿にしたり、迷惑をかける嘘はついてはいけません。

嘘にはついていい嘘とついてはいけない嘘があるのでよく見極めましょう。



まとめ


小さいころに「嘘つきは泥棒の始まり」だと親に教えられてきました。

私たちは幼少期から「嘘をついてはいけない」と

教えられてきているのに社会人になると咄嗟に嘘をついてしまう時があります。

それは自分が弱いからとかではなく

防衛反応からくるものなので仕方がないのですが、

だからといって嘘をついていいということではありません。

嘘をつくことに何の抵抗もなくなってしまうと

ろくな人生を歩むことができなくなってしまいます。

もしも、職場で嘘をついてしまったら正直に謝り

誰からも信頼される人になってください。

正直であることが信頼される一番の要素です。