当日、急に仕事を休む場合は、電話で連絡することになっている職場が多いと思いますが、
電話連絡をすることが怖いと感じてしまう人もいると思います。
怒られたり、気まずくなったりしそうだし、言うべきことや連絡を入れる時間など、
いざ連絡するとなると悩むことがいろいろありますよね。
この記事では、仕事を休む際の電話連絡の例文や連絡方法と注意点などについて紹介しています。
仕事を休む場合の電話連絡について、困っている方や悩んでいる方は是非参考にしてくださいね。
目次 関連
仕事を休む電話の例文
仕事を休むための電話連絡の例文について、シチュエーション別に紹介していきます。
まず一つ目は、体調不良の場合です。
「おはようございます○○です。急な連絡で申し訳ございませんが、
今朝から発熱してしまい今日はお休みをいただきたいのですがよろしいでしょうか？」
二つ目は、家族の体調不良の場合です。
「おはようございます○○です。子供が発熱して、病院に連れていきたいので、
本日はお休みをいただきたいです。よろしいでしょうか？」
三つ目は、身内の不幸の場合です。
「おはようございます○○です。実は昨夜祖父が他界しまして、
葬儀に参列するために忌引き休暇をいただきたいのですが、よろしいでしょうか？」
四つ目は、事故の場合です。
「おはようございます○○です。実は先ほど通勤途中で事故に巻き込まれまして、
今から○○病院で検査と治療を受ける予定です。
念のため、本日はお休みをいただいてよろしいでしょうか？」
仕事を休むとき電話をするときに伝えるべきことは？
仕事を休むことを電話で連絡する際に伝えるべきことは、休む理由、休む期間、仕事の状況です。
一つ目の休む理由については、簡潔に、かつ具体的に伝えるようにしましょう。
病気であれば、簡単に症状などを伝えた方が仮病を疑われにくいです。
また、理由を伝えることで上司も復帰の予定などを想定しやすくなります。
二つ目の休む期間は、上司が仕事の進め方や顧客対応について考えるために大切な情報です。
自分や家族の体調不良など、休む期間がはっきりわからない時も、
予定や見通しの期間を伝えるようにしましょう。
三つ目の仕事の状況は、今自分が担当している仕事の進捗状況や休み中の対応についてです。
休み中には誰かにフォローしてもらう必要がありますが、そのために必要な情報を伝えます。
自分が休んでいる間に対応すべきことが出た場合、どのようにするかお願いするとともに、
何かあった際に連絡が取れるよう連絡方法を伝えておくとよいでしょう。
仕事を休む電話が怖くなってしまう原因
仕事を休むために電話をすることが怖くなってしまう原因として、
一つ目に、罪悪感を感じてしまうことを挙げることができます。
仕事を休むことは悪いことだと思うため、
その許可を得るために電話をするときは緊張し、怖いと思ってしまいます。
二つ目は、上司に怒られるかもしれないと思うことです。
怒りやすい上司やパワハラ気質の上司だと、
仕事を休みたいというと怒られるのではないかと心配になり、怖くなってしまいます。
三つ目は、自分が仕事を休むことで仕事が回らなくなってしまうのではないかと心配になることです。
人手不足の会社などでは、一人でも休むとその他の人に負担がかかり、仕事に支障をきたす恐れがあります。
そのような事態を想像してしまうと、怖くなるのも当然といえます。
当日仕事を休む時は1時間前じゃ早すぎる？電話を入れるのは何分前？
当日仕事を休む場合には、始業時間の10分から15分前に電話を入れることをお勧めします。
始業時間の1時間前では早すぎて、上司もまだ出勤していない可能性があります。
上司の携帯電話に連絡するとしても、出勤途中で迷惑になる可能性もあります。
ただ、シフト制の勤務等で誰かが休みの際は、
代わりに別の人が勤務しなければならない場合はできるだけ早く連絡した方がいいでしょう。
上司がまだ出社していない時間であれば、ひとまず出社している人に伝え、
上司が出社した後に再度連絡するようにします。
どちらの場合でも、始業時間前に連絡しなければ、
無断欠勤になってしまう可能性があるので注意が必要です。
また、会社によっては当日休む場合のルールが決まっていることもありますので、
それに従うことが一番大切です。
「仕事を休むのが怖い症候群」なら職場環境を変えたほうが良い場合もある
「仕事を休むのが怖い症候群」とは、心身の健康面から
休む必要があるにも関わらず、恐怖感により仕事を休むことができない状態を指します。
その結果、過労やストレスがピークに達し、大きな病気になり、
長期間働くことが難しくなったり、最悪の場合は命を失うことになったりします。
そうなる前に、転職などで職場環境を変えることをお勧めします。
「仕事を休むのが怖い症候群」の原因は、個人の素質の他に、
人手不足でギリギリの人数で仕事を回している状況や、
休むことは悪とする雰囲気など職場の環境にあることも多いです。
この場合は、同じ職場にいても改善されることは期待しにくいので、
転職や異動などで職場環境を変えた方がよいでしょう。
転職や異動も勇気がいりますが、重い病気になって後悔する前に決断することをお勧めします。
まとめ
仕事を休むために電話をすることは緊張しますし、怖い気がしますが、
日ごろの行いに問題がなければ、マナーを守って連絡することで、問題なく休むことができるものです。
このマナーを簡単に言えば、「始業時間の10分から15分前までに、
上司に、休む理由と期間、仕事の状況について電話すること」です。
この記事では、実際に電話連絡する際の例文も紹介していますので、参考にすると難しくないでしょう。
それでも休むことが怖いという方は、職場環境に問題がある可能性がありますので、
今の職場に居続けて大丈夫か考えることをお勧めします。
