何をしてもモチベーションが上がらない時は誰にでもあると思います。
体調が悪かったり、身内に不幸があったり
それでも生活していくために仕事には行かなければなりません。
仕事に行くためになんとかモチベーションを上げようとしますが・・
何をしてもモチベーションが上がらないのに無理して
モチベーションを上げて仕事をしないといけないのでしょうか?
今回は仕事にモチベーションが必要ない理由や
モチベーションに左右されない方法をご紹介します。
目次 関連
仕事にモチベーションなんかいらない?
何事にもやり続けるにはモチベーションが必要になってきます。
モチベーションを常に持ち続けることが出来たら
どんなに楽しい人生になるだろうと思ったことはありませんか?
しかしモチベーションを維持するのはとても難しことなんです。
しかもモチベーションはコントロールできるようなものでもないですし・・
そもそも仕事にモチベーションが必要なのがおかしいことだと思いませんか?
モチベーションが無ければ仕事が続かない世の中になってしまったら
ほとんどの人はニートになってしまうでしょう。
モチベーションに頼って仕事をしてしまうと
最初のうちはモチベーションが上がっているのでうまくいくかもしれませんが
どこかで「仕事ができなかった自分」に遭遇した時に酷く落ち込む結果になります。
モチベーションだけで仕事をしても自分にとっても良くないですし
モチベーションを維持することはできないので仕事にモチベーションはいらないのです。
仕事の目標達成にモチベーション、やる気が必要ない理由
仕事の目標達成にモチベーション、やる気が必要ない理由を4つ挙げておきます。
①やる気やモチベーションは維持や継続できるものではないから
だれでも人生の中で1度はモチベーションを上げたことがあると思います。
しかしそのモチベーションは持ってせいぜい3日くらいではないですか?
人間はモチベーションややる気は維持できないものなのです。
「3日坊主」という言葉があるようにモチベーションは3日持てばいい方なのです。
②人間は感情の起伏が剝がしいから
人は起こる様々な出来事で起動哀楽を表願します。
仮にあなたが好きな人から告白されたとしましょう。
その日1日はバリバリ仕事をこなすし休憩中も幸せな気持ちでいっぱいですよね?
逆にあなたの大切にしているものが突然亡くなったり壊れたりしたとしましょう。
あなたはずっと下を向きとてもやる気なんて出せないですよね?
人にどうしてもモチベーションを上げれない時だってあるのです。
③モチベーション・やる気で結果を出せるわけではない
入社したばかりの頃はモチベーションがあがっているので
「何があってもがんばります」「ずっと入りたかった会社だったんです」なんて言う人がいます。
しかし、こういう人に限って成果も出さずに
文句を言うだけ言って退職したりするのです。
モチベーション・やる気だけで仕事で成績が残せるなら
日本中モチベーションが上がりっぱなしの人ばかりになってしまいます。
結果を出し続ける人は習慣や行動といった仕組みが出来上がっているのです。
決してモチベーション・やる気を維持できているからではないのです。
④誰だって仕事はやりたくない
よっぽど仕事が好きな人でしたら
たとえ宝くじが当たったとしても次の日も会社に行くのでしょう。
ほとんどの人が宝くじで今後一切働かなくてもいい金額が当たったとしたら
次の日から仕事に行く人はいないでしょう。
そのくら仕事はやりたくないと思っている人が多いのです。
生活のために仕方なく働いている人がほとんどなのです。
仕事はやりたくなくて当たり前なのです。
モチベーションに頼り仕事をすることのデメリット
モチベーションに頼りすぎるとどうなってしまうのでしょうか?
まず、モチベーションが上がっている時は
何の問題もなく仕事ができている状態かもしれませんが
モチベーションが下がったときに生産性が落ちます。
またモチベーションだけで仕事をする人は周りの人にも
いい意味でも悪い意味でも影響を及ぼしてしまいます。
そしてモチベーションの浮き沈みが激しい人は評価されにくいです。
モチベーションが高い時は誰よりも仕事が早く
誰にも負けないくらいの仕事をするが
モチベーションが低い時はほとんど仕事をしないAさん
誰よりも仕事が早いわけでもなく、質も量も人並みだけど
安定して同水準の仕事をこなすBさん
このような二人がいたら会社が欲しいのはBさんです。
なぜならBさんを採用した方が仕事の見通しが立ちやすいからです。
モチベーションだけを頼りに仕事をしてしまうと
モチベーションを維持することにも意識を集中させなければいけなくなるので
モチベーションだけに頼るのはデメリットの方が大きいのです。
仕事でモチベーションに左右されない方法
仕事でモチベーションに左右されない方法を3つほどご紹介します。
①自分のモチベーションがどこから来ているのか理解する。
自分のモチベーションが上がるポイントが明確に分かっていると
自然にそれを選ぶようになっていくので仕事のモチベーションも上がっていくはずです。
自分のモチベーションはなんだっていいのです。
休みの日の釣りや、お友達とのショッピング、1日中ゲームだったいいのです。
それでモチベーションが上がると分かっているなら
モチベーションが下がってきたなと思ったら
モチベーションが上がる行動をすればいいのです。
②仕事の目的を明確にする
仕事をするのに「やらされている感」があるとモチベーションが下がってしまいます。
自分がしている仕事の目的はどこにあるのか明確にしておきましょう。
その目的を達成するためにはどうすべきなのかを考えて進んでいくと
自分自身で仕事のやりがいを見つけていくことができます。
自分の人生は自分でコントロールしていかなければならいと考えることが重要なのです。
③健康に気を付け運動を適度にする
体の健康は心の健康です。
心が弱っているとモチベーションも自然と下がってしまいます。
適度な睡眠や栄養のある食事、定期的な運動をする時間を
確保することで自分の健康を守りましょう。
体が健康になれば心も健康になりめったなことでは
モチベーションは下がらなくなるでしょう。
モチベーションがいらない仕事の進め方
モチベーションがなくても仕事が出来るようになれば
生産性を下げることはなくなります。
では、どのようにしたらモチベーションが無くても
仕事が出来るようになるのでしょうか3つのポイントをご紹介します。
①行動を習慣化させ慣れさせる
仕事が面倒だなと感じる時は、一定の作業を習慣化してしまいましょう。
どういうことかというと、会社で行う作業を自分の「癖」にしてしまうのです。
たとえば、作業を終わらせたら「確認」するという仕事があったとしたら
その「確認」ってめんどくさいですよね?
しかしその「確認」を全ての作業に取り入れ「癖」にしてしまえば
面倒ではないですし、仕事もきちんとできて一石二鳥です。
②強制的に集中する環境を作る
人は注意をあらゆるものに向ける傾向があります。
イコール注意散漫な状態になっているのです。
あらゆるところに注意がいってしまうとすべてのことがおろそかになってしまいます。
なので、仕事に集中したい時は強制的に集中できる環境を作りましょう。
仕事に集中できる環境を作るためにデスクには余計なものは置かず
PC作業をする方でしたらPC以外のものはデスクにおかないようにすると良いでしょう。
③フットワークを軽くする
作業をするためには体を使わなくてはなりません。
この時、体力がないと体はフットワークが重くなり作業を継続しづらくなってしまいます。
仕事の生産性を上げる上で、基礎体力を高めておくことはとても重要です。
まとめ
モチベーションを維持するのはとても難しいことです。
しかし多くの人がモチベーションを常に持ち続け
仕事に取り組まないといけないと思っているのではないでしょうか?
しかし、モチベーションを常に持ち続けることができる人間なんて
この世にはいないと思います。
誰だって今日はやる気が出ないという時はありますし
やる気しかないような熱血的な人だって病気になってしまったら
モチベーションを維持することはできないでしょう。
モチベーションを持たなくても仕事が出来る術を
習得することができたら今の仕事も楽になるのだと思います。