妊娠何か月まで立ち仕事で働けるの?妊娠中立ち仕事で無理をしないため気を付けることや妊娠中フルタイムで働くのがきつい時の対処法をご紹介します。





近年は少子化対策のため妊婦さんも昔に比べると大分働きやすくなってきているのではないでしょうか?

しかし、今の日本ではまだまだ妊婦が無理なく働くことが難しい職場がたくさんあります。

そんな妊婦は何か月まで立ち仕事をしていいのでしょうか?

今回は妊娠中の立ち仕事で無理をしないために気を付けることや

妊娠中にフルタイムで働くことがきつい時の対処法などをご紹介したいと思います。

日本の少子化改善のためにもたくさんの人に見ていただきたいです。



妊娠何か月まで立ち仕事で働ける?


妊娠をすると

「つわりで働けない時はどうしよう」

「立ち仕事はいつまでしていいのだろう?」

といろいろは不安や悩みがでてきますよね?

妊娠は病気ではないので「そんなにみんなに甘えることはできない」と考え

多少無理をしている妊婦さんもいるのではないでしょうか?

ですが、その多少の無理がお腹の赤ちゃんには

とてもきつく切迫早産などになってしまうこともあります。

妊娠に気付いたその時から妊婦は決して無理をしてはいけません。

しかし、職種や働き方によっては立ち仕事ばかりで

無理をしなければならないという人もいます。

立ち仕事をしていても貧血で倒れたり、気分が悪くなったりすることがなければ

9か月目くらいまでは立ち仕事をしても大丈夫でしょう。

9カ月にならなくても貧血などで立っていられなくなったら上司に相談して

立ち仕事ではない仕事に変更してもらえないか相談してみましょう。



妊娠初期は立ち仕事や力仕事をしていいの?


初めての妊娠は不安なことばかりだと思います。

自分の体が自分のではなくなる感覚はなんともいえない恐怖があります。

その恐怖と戦いながら女性はいろいろな不安と日々戦っているのです。

特に妊娠初期の場合の立ち仕事や力仕事はしていいものなのでしょうか?

妊娠初期は母体が健康体で元気に働けているなら基本的に問題はありません。

妊婦にも個人差があるので「あの人は妊婦だけど一日立って働けた」けど

「あの人は数時間も立っていられない」という言うように

人によって立ち仕事や力仕事が出来る時間が違ってきます。

自分の体のことは自分にしかわからないので

少しでも「つらい」と感じたのなら休憩する必要があります。

元気な赤ちゃんを産むためにも妊娠初期の無理は絶対にいけません。



妊娠中立ち仕事で無理をしないために気を付けること


妊娠は女性の体にものすごい負担をかけます。

出産を終えた妊婦は重症の事故に遭ったくらいの

ダメージを負うことになるのですから当然です。

そんな妊婦は妊娠に気付いた時から体の変化が激しく起こります。

いままではそこまで疲れを感じることのなかった作業でも

妊娠中は少し作業でも疲れてしまったりするのです。

そんな妊婦が無理をすると流産する確率が上がってしまうのです。

特に妊娠12週目までの妊娠初期は流産が起こる確率が高く、

絶対に無理をしてはいけない時期になります。

しかし妊娠初期には立ち仕事をするしないに関わらず流産してしまうことがあります。

母親の努力で防げる流産と防げない流産があるのです。

それを踏まえて妊娠中の立ち仕事で気を付けなければならないことは

立ち仕事をしていて足がむくんだり、

お腹の張りを感じることがあればすぐに休憩するようにしてください。

妊娠中はお腹が張ることはよくあるのですが、

立ち仕事でおなかが張ってきたら無理をせず、

周りの人に言って仕事を変わってもらうようにしましょう。

また、下半身の冷えも子宮の決行を悪くすることになるのでよろしくありません。

血行が悪くなると胎児に十分な栄養や酸素が行かなくなり

胎児の発育に影響を与えてしまうこともあるので下半身を冷やすことも辞めましょう。



妊娠中フルタイムできつい時の対処法


通常でもフルタイムはきついのに妊娠中のフルタイムはもっとキツイと思います。

そんな妊婦がフルタイムできつくなった時どうすればいいのでしょうか?

ここでは妊娠中フルタイムで働くのがきつくなった時の対処法をご紹介したいと思います。

①周りに妊娠していることを伝えておく

一緒に働いている上司や同僚に妊娠していることを伝えておくのは大切です。

急な体調不良で迷惑かけることも多々出てきます。

しかし、事情を知っていれば誰も「迷惑だ」とは思わないでしょう。

フルタイムで体調が悪くなり途中退社しなければならない日もあるはずです。

そんな時は上司や同僚に感謝しながら甘えるようにしましょう。

②休める環境を作ってもらう

職場の中に座ったり横になったりできる環境を作ってもらえないか相談してみましょう。

妊娠中はお腹が張ったり、気分が悪くなることがよくあります。

そんな時は座ったり、横になったりすることで症状がよくなるので

すぐに休める場所があればたとえ体調不良になっても安心できます。

③負担が大きい作業は変わってもらう

妊婦は重いものを持ったり、体を大きく動かす作業はあまりしてはいけません。

ストレスや重労働やお腹の張りに影響がでてしまうからです。

走ったり高いところに上らなければならない作業の場合は

事情を話して変わってもらうようにしましょう。



妊娠して立ち仕事を辞めるタイミングはいつがいい?


妊娠しても働けるうちは働いて少しでも赤ちゃんのためにお金をためておいてあげたいですよね?

妊婦さんが立ち仕事を辞めるタイミングはだいたい〇か月と決まっているわけではありません。

身体に異常がなければ出産ギリギリまで働く人もいます。

妊婦さんが産休に入るのはだいたい9カ月頃からが多いですが、

それは個人差があるので絶対に9カ月ということでもありません。

赤ちゃんのために少しでも稼いでおきたいと考える人は

自分の身体に異常がなければ出産ギリギリまで働いていてもいいと思います。

ですが、妊婦さんは身体が疲れやすく妊娠前のように働くことはできないことがほとんどです。

自分の身体と相談して立ち仕事をやめるタイミングを見つけてみてください。



まとめ


「妊婦は病気ではない」とよく言われます。たしかにそうですが

出産を終えた女性は重症の交通事故並みのダメージを体に受けます。

あの大きな塊が体の中から出てくるのですからそりゃそうですよね?

妊婦は病気ではないですが、これから重症のダメージを負う体なのです。

そんな妊婦を妊娠中の時までダメージを与えてはいけません。

これから出産という大きな仕事をしてくれる妊婦さんを

みんなで守って無事に元気な赤ちゃんを産ませてあげたいですね。

妊婦さん自身も「自分は大丈夫」だと思わず、

辛い時は辛いとすぐに声を上げるようにしましょう。