蜂に刺された翌日仕事を休むのはあり?通勤中や仕事中に蜂に刺されたら労災に当てはまるのかどうかや蜂に刺されて休む時の連絡方法をご紹介します。





蜂に刺されると蜂の種類や体質によっては、

ただの虫刺されでは済まないことも少なくありません。

しかし、仕事を休む原因になるかということや労災になるかについては

わからず悩んでいる方もいると思います。

この記事では、蜂に刺されたときに仕事を休むことが一般的に認められるかということや

労災になるかの是非、蜂に刺されたことが原因で仕事を休むときの連絡方法について紹介しています。

蜂に刺されて、仕事を休みたいと思っている方は是非参考にしてくださいね。



蜂に刺された翌日仕事を休むのはあり?


蜂に刺された翌日に仕事を休むことは、場合によってはやむを得ません。

蜂に刺されると、刺された部位が腫れたり、痛みが出たりします。

痛くて仕事ができない時や治療が必要な時は、通常の病気やケガと同様に

休んでも問題ありませんし、休む必要があるといえます。

刺された蜂の種類や個人の体質によっては、全身にアレルギー症状が出ることもあり、

呼吸が困難になるなど、命に係わることもあります。

この場合はすぐに病院に行き、治療を受ける必要があります。

治療を受けて症状が改善しても、翌日は体が辛いことも多いので、

その場合は体を休めるためにも仕事を休むことをお勧めします。

無理をすると症状が悪化する恐れもありますし、思ったように体が動かず、

新たにけがをしてしまう可能性もあるので、無理は禁物です。



通勤中や仕事中に蜂に刺されたら労災に当てはまる?


通勤中や仕事中に蜂に刺された場合、通勤災害や労働災害に当てはまる可能性があります。

通勤災害や労働災害に該当すると認められることにより、

治療費や休業中の給料の補償を受けることができます。

労働災害と認められるためには、会社の管理下にあったときに

仕事が原因で蜂に刺されたと言えることが必要です。

現場で作業中に近くに蜂の巣があり、刺されてしまった場合などが典型例です。

尚、休憩中も会社の管理下と言えるような場所にいた場合は労災と認められる可能性があります。

通勤災害は、合理的な経路で通勤しているときに通勤が原因で災害が起こったということが条件です。

普通に通勤しているときに蜂の巣の近くを通ってしまい、

蜂に刺された場合などは認められる可能性があります。

労働災害や通勤災害に該当するかは様々な条件がありますが、

認められる可能性があるので、会社に相談することをお勧めします。



蜂に刺されて会社を休む時の連絡方法


蜂に刺されたことが原因で会社を休むときは、普通の体調不良と同様に、

特に決まりがなければ上司に電話で連絡するようにしましょう。

まずは、蜂に刺されたことや症状を伝え、休むことを連絡します。

治療を受けるなどしていつから出勤できるかわかれば、それも連絡することが大切です。

また、急ぎの仕事など引き継ぐ必要があるものがあれば、

きちんと伝えることも普通の体調不良での欠勤と同様です。

但し、蜂に刺されたことが労働災害や通勤災害に該当する可能性がある場合は、

その旨も連絡するようにしましょう。

労働災害や通勤災害に該当するときは、特に病院で治療を受ける際に健康保険を使うことができず、

別途手続きが必要になりますので、予め会社に連絡しておくことをお勧めします。



店内で蜂に刺されたらお店側から慰謝料は請求できる?


店内で蜂に刺された場合、そのお店に損害賠償や慰謝料を請求できる可能性があります。

店は客が安全に店を利用できるよう配慮する義務があるため、

それに違反した場合は損害賠償や慰謝料が発生します。

蜂の巣が店にできていたのに放置していた場合は、

お客の安全に配慮しなかったとされる可能性が高いです。

治療費や仕事を休んだ分の給料など損害が出た分を補償してもらえますし、

苦痛に対するお詫びとして慰謝料をもらえる可能性もあります。

その一方、ただ偶然店内に入ってきた蜂に刺された場合は、

店側の責任とは言えないため、損害賠償や慰謝料が認められる可能性は低くなります。

店内で蜂に刺された場合、蜂の巣を放置しているなど店側に責任があるかないかで、

慰謝料等がもらえるかが変わってきます。 店の状況を確認することをお勧めします。



蜂に刺された翌日は病院に行った方が良い?蜂に刺された時の対処法


蜂に刺された場合、息苦しいなど重篤な症状が出た際は、

翌日とは言わず、すぐに病院に行きましょう。

蜂に刺されると、刺された箇所に傷みやかゆみ、腫れなどの局所的な症状が出ます。

さらに、人によっては、気分が悪くなることや息苦しくなること、

全身に蕁麻疹が出ることなど全身的な症状が出ることもあります。

全身的な症状は蜂に刺されたことによるアレルギー反応で、

命に係わることがあるため、すぐに受診しましょう。

局所的な症状だけであれば、まず、針を抜き、刺されたところを洗います。

その後、虫刺されの薬を塗り、刺された箇所を冷やすことで、痛みやかゆみを和らげることができます。

傷みやかゆみが強くて、我慢できない場合は、病院に行くことをお勧めします。



まとめ

 

蜂に刺されたことで体調不良になった場合、

普通の体調不良やケガと同様に休むことはありです。

会社への連絡も普通の体調不良と同様に、上司に電話などで症状などを伝え、

業務に支障が出ないよう引継ぎを行いましょう。

仕事中や通勤中に刺された際は、労働災害や通勤災害に該当する可能性があるので、

そのことも連絡することが大切です。

蜂に刺されると刺されたところだけでなく、全身に症状が出ることもあります。

その場合は命に係わる恐れがあるので、すぐに病院に行くことをお勧めします。