仕事が出来ない部下は見切りをつけるべき?仕事が出来ない部下の特徴や成長しない部下のせいでストレスを感じた時の対処法をご紹介します。





職場で工夫や苦労を重ねて指導しても、

仕事が出来るようにならない部下に悩まされている人もいると思います。

仕事が出来ない部下には手がかかりますし

仕事を任せることができないので

周りにも迷惑や負担がかかってしまいます。

仕事上で迷惑をかけられてしまうだけでなく

イライラするなど精神的なストレスになることもあります。

この記事では仕事が出来ない部下の特徴や対処法について紹介しています。

仕事が出来ない部下にイライラさせられている上司の方は是非参考にしてくださいね。



仕事が出来ない部下にイライラする


仕事が出来ない部下がいるとイライラしますよね。

仕事が出来ない部下は、指導や指示をしても

すぐに仕事が出来るわけではなく念入りに指導したり、

何度も同じ指導や指示をしたりしなければならず労力がかかります。

普通の部下よりも上司としての仕事の負担が大きくなるため

イライラさせられるのも当然といえます。

さらに、仕事が出来ない部下は他の部下に悪影響を与えることもあり

それもイライラさせられる理由です。

他の部下も、仕事が出来ない部下のフォローや失敗の後始末を

何度もやらされるとストレスが溜まりますし、理不尽だと思うようになります。

そのため、他の部下のやる気も低下し職場の雰囲気が悪くなることもあります。

上司はそのような悪影響についても考えなければならないので

さらに負担が増しイライラしてしまいます。



仕事が出来ない部下の特徴


仕事が出来ない部下の特徴として

一つ目に仕事を覚えることが遅いことを挙げることができます。

すぐに仕事を覚えられないため、何度も同じことを教える羽目になります。

二つ目の特徴は、報告、連絡、相談ができないことです。

何かトラブルが起きても、報告せず放置したり

相談せずに自分で対処しようとしたりして

トラブルを大きくしてしまうことも少なくありません。

三つ目の特徴は、ミスが多くしかも同じミスを繰り返すことです。

ミスが多いことは仕事に集中できていないことや

注意力が不足していることを示しています。

また、失敗から学ぶことをしないためなかなかミスが減りません。

四つ目の特徴は、指示を正確に理解していないことが多いことです。

上司から言われたことを間違って理解してしまい

上司が想定したことと大きく異なる結果になることもあります。



成長しない部下は見切りをつけて放置した方が良い?


成長しない部下について見切りをつけて放置することはお勧めしません。

どんな部下であっても指導して仕事をさせることが上司の役割です。

仕事を覚えないからと言って部下を放置していたら

上司の方が責任を問われかねません。

また「放置」ということが仕事を与えないことだったり

無視することだったりするとパワハラとされる可能性もあります。

成長しない部下や仕事が出来ない部下を放置すると

それ以外の部下にも悪影響を及ぼします。

仕事が出来ない部下のせいで、それ以外の部下の業務負担が増している場合

これ以上我慢できないという部下が出て来ることが予想されます。

その場合、優秀な部下もやる気がなくなったり

転職したりしてさらに仕事がやりにくくなるでしょう。

成長しない部下に見切りをつけて放置することは弊害が多いのでやめましょう。



成長しない部下にイライラした時の対処法


成長しない部下にイライラしたときの対処法として一つ目に部下自体ではなく

仕事が出来ない原因を変えようという意識を持つことを挙げることができます。

部下の特徴や性格を変えることは難しいので

仕事が出来ない原因に着目してその原因を変えようとした方が成功しやすいです。

例えば仕事を覚えることが遅い部下について、記憶力を上げることは難しいものです。

しかし、仕事のやり方をマニュアルにさせれば

それを見ながら作業することで仕事が出来るようになることが期待できます。

部下自体を問題だと思うとその部下に関係することは全部嫌になりますが

仕事が出来ない原因を問題視することで

それ以外のことについてイライラすることを軽減することができます。

二つ目の対処法は、期待しないことです。

できると思ったことができなければ落胆しイライラしますが、

あらかじめできないと思っていればできなくてもイライラしません。



イライラしないためにも部下の育成を諦めた方が良い時もある


いろいろな対処法を試しても改善されない場合

イライラしないためにも部下の育成を諦めた方が良い場合ももちろんあります。

成長させるために指示やアドバイスをしてもその部下が実行しなければうまく行きません。

そのような部下にはいくら時間と労力をかけても改善される見込みが薄いでしょう。

イライラを我慢して指導し続けるとストレスが溜まり心身の健康を害する恐れもあります。

また、我慢してきたイライラが爆発して、暴力をふるったり

暴言を吐いてしまったりして大問題になることも考えられます。

これ以上の改善を望むことができない場合は見切りをつけるという決断もやむを得ません。

仕事が出来ない部下について見切りをつけたいときは

人事部やさらに上の上司と相談して異動させることや退職を勧めることをお勧めします。



まとめ

 

仕事が出来ない部下はイライラさせられるだけでなく

その他の部下のやる気を低下させるなど周りに悪影響を及ぼします。

部下について仕事が出来ない原因は何か理解しその原因を無くすよう指導することで

少しずつでも仕事が出来るようになることが期待できます。

また、自分自身をストレスから守るためにも

部下に期待しないなど考え方を変えイライラすることを防ぐことをおすすめします。

それでも仕事が出来るようにならない場合は見切りをつけ

退職を促すことなども必要になります。

諦めてただ放置することは避け改善に向け対策や行動をしていくことが大切です。