やっぱり同じ働くなら営業や企画開発といった、華やかなポジションで働いてみたいですよね。
バリバリ働く姿に憧れます。
しかし自分が向いているかどうかは、また別問題です。
総合職に応募する前に、一度自分に適性があるかよく考えてみることをオススメします。
実態をよく調べずに総合職に就いて「失敗した…」という後悔は避けたいですが、
失敗したと思っても対策はあります。
今回は「総合職と一般職の違いや総合職に向いている人の特徴、
総合職をおすすめしない理由について」ご紹介しますね。
目次 関連
「総合職はやめとけ」といわれる理由
総合職は管理職候補です。
そのため「いろいろな業務を体験して仕事全般を知って会社の発展に貢献してね」
という会社の意図に振り回されることになります。
・プレッシャーがキツイ
総合職はどの部署に配属されても結果を出さないといけない責任があります。
何かひとつだけ優秀であっても評価されません。
プレッシャーがハンパないです。
・残業が多い
総合職は激務です。
残業が多く、休日出勤も当然のようにあります。
「総合職がかっこいいからやってみた」という気持ちで就職すると、
激しく後悔することになります。
・転勤は当たり前
数年おきに転勤なんてこともザラにあります。
せっかく事業所にもお客さんにも地域にも慣れたところで、離れなければならない辛さ…。
また家庭を持つと転勤したくないですよね。
総合職と一般職の違い
総合職は会社のコア部分を担うポジション、
一般職は総合職のサポート的ポジションです。
そのため次のような違いが出てきます。
・出世
会社の利益に対する貢献度は総合職が上なので、出世は総合職のほうが早くなります。
一般職でも出世できますが、時間もかかるし狭き門です。
出世して人の上に立ちたいなら総合職、そうでないなら一般職ですね。
・給料や昇給
総合職は成果を上げている分、お給料はかなりいいです。
残業代とボーナスも多いので、一般職と比べたらかなり高給になります。
一般職に就くなら同期の総合職と給料を比べないようにしましょう
・教育の機会
管理職を期待されている総合職は研修が多く、
仕事の知識だけでなくマネジメントに関する研修も受けることになります。
大変ですが身に付くビジネススキルは上がります。
対して一般職は今の仕事に特化した研修のみの場合が多いです。
総合職に向いてない人の特徴
あなたが次の特徴に当てはまっているなら、
総合職に就かないほうがいいかもしれません。
・出世欲がない
総合職は出世を狙っていくポジションです。
出世に興味がないし、何ならずっと平社員のままでも
構わないと思っているのでしたら、総合職という選択肢は捨ててOKです。
・プライベートを充実させたい
プライベートを充実させるために働いている、
と明確な意思がある人は総合職に向いていません。
お金で買えるプライベートなら総合職もありですが、
友人関係や趣味に時間を使いたいタイプの人は一般職のほうがいいですね。
・メンタルが弱い
総合職は体力も必要ですが、メンタルの強さも超大事です。
上司からダメ出しを連発されても顧客に怒鳴られても
「次こそはやってやる！」とたくましく向かっていける人でないとメンタルがやられます。
総合職に向いている人の特徴
総合職に向いている人の特徴は次のとおりです。
・負けず嫌い
「同期のアイツには負けたくない！」という
負けず嫌いな性格でしたら、総合職でやっていけます。
競争心とへこたれない精神力は何より大事ですからね。
・チャレンジ精神旺盛
どうせやるなら責任の重い仕事をやってみたい！という
チャレンジ精神旺盛なタイプは総合職に向いています。
チャレンジ自体が楽しいので、部署が替わっても転勤になっても苦になりません。
・ポジティブ思考
難しい問題に直面しても「何か解決方法はあるはず」
「とりあえずやってみよう！」と考えられる人は総合職向きです。
管理職になってもポジティブな人は好かれますので、人もついてくるでしょう。
・情熱がある
仕事に対して情熱があって、絶対にやり抜く気持ちが強い人は総合職に就いて大丈夫です。
根本的に仕事が好きな人です。
大企業の総合職やエリア総合職で入社して後悔した時の対処法
「総合職が向いてなかった…」と後悔しているあなたへの対処法を挙げてみました。
・一般職になる
一般職に変更できる制度がないか、確認してみることをオススメします。
もし制度があれば慣れた会社を辞めないで済みます。
たとえ制度がなかったり条件に合致してなかったりしても、
一度人事部へ相談してみるといいと思いますよ。
・転職する
総合職で疲れ果てている場合「一般職になりたい！」と
思いがちですが、そこは冷静さが必要です。
よく考えないまま一般職に就いても「案外つまらないなぁ」となって、
また別の後悔をしてしまうことになります。
忙しいとは思いますが、ひとつずつでいいので
「得意なこと」「やりたくないこと」を書き出すことから始めてみてください。
その中であなたの適性を見つけ、転職を進めていくのがいいと思います。
まとめ
総合職は心身ともに激務です。
給料の高さは魅力的ですが、出世に興味がなくプライベートの時間を
重視したいタイプの方は、素直に総合職以外を選択してください。
負けず嫌いでチャレンジ精神旺盛な人は総合職に向いていますが、
それも年齢や環境、経験によって変化していきます。
もし今、総合職で後悔しているなら
「一般職への変更」「転職」を検討してはいかがでしょうか？
まずは自分のやりたいことや向いていることを見つけましょう。
これからを見据えて、長く働けるお仕事を選んでくださいね。
