飲食店の正社員を一か月でやめたい理由と対処法まとめ!飲食店に向いてる人、向いてない人の特徴や飲食店が向いてない、辞めたいと思った時の対処法まとめ





飲食店は向いている人と向いていない人が極端に分かれる職場だと思います。

初対面のお客様と会話をしないといけないわけですから、

基本的には人とコミュニケーションを取ることを

苦手としている人は苦痛に感じてしまうかもしれません。

今回は飲食店に向いている人と向いていない人の特徴や

飲食店がむいていなくて辞めたいと思った時の対処法をご紹介したいと思います。

「自分も飲食店に勤めているけど向いていないと思うから辞めたい」と考えている人は

一度目を通して見て、退職するかどうかを考えてみてはいかがでしょうか?



新卒、正社員で入社した飲食店をやめたい・・


就職活動を経て、内定を貰ったのが飲食店だったという人は少ないくないでしょう。

飲食店も立派な職業です。しかし、新卒の正社員で飲食店をおすすめできないことがあります。

すべての飲食店ではないのですが、飲食店はわりとブラック会社が多いのも事実なのです。

私が飲食店で働いていた時は連休が取れたことがありませんでした。

取れても二連休がせいぜいあとは週一回の休みのみで朝の8時から夜の11時まで働いていました。

その当時はそれが当たり前だったのでなんとも思っていませんでしたが、

今考えるとかなりのブラック会社ですよね・・。

飲食店の常識は非常識なことが多く新卒で正社員として働いた場合

あまりの非常識さに言葉を失いこの先やっていけるのか不安ばかりが頭を駆け巡ります。

本来は非常識なはずの出来事を常識だと

思い込んでしまうことはこれからの人生においてとても不利になります。

新卒で飲食店を辞めたいと思ったあなたは常識人です。



飲食店の正社員が向いてない辞めたいと思ったら1か月で辞めてもいい?


飲食店だろうと何だろうと正社員になったら

一カ月では辞めてはいけないなんて法律はどこにもありません。

自分が飲食店に向いていないと一か月で分かったのなら辞めてもなんの問題はないはずです。

退職の自由は法律で認められているのです。

とくに飲食業は短期間で仕事を辞める人が多い現場です。

厚生労働省の調査では宿泊業・飲食サービス業の離職率は

25.6%という様々な業界の中でもトップを誇ります。

それだけ飲食業はキツイ仕事だということがわかります。

一か月で仕事を辞めることを「あいつは根性がない」などと

なじる人もいるかもしれませんが、

むしろ一か月で向いていない仕事だと分かったのだから

手遅れになる前に人生の軌道修正をかけられたのです。

これは自分にとって良い選択だったと思える日が必ずくるのです。



飲食店で働く正社員、パートが一か月で辞めたくなる理由


飲食店で働く正社員やパートが一カ月で辞めたくなるのにはさまざまな理由があります。

ここではその理由をご紹介していきたいと思います。

①一日の労働時間が長い

とにかく飲食店は労働時間が長いです。

飲食店は常に人手不足に陥っているので

正社員は人が足りていないシフトに入らなければならないことが多々あり、

ひどい時は一日12時間働くことだってあります。

お店を回さなくてはならない以上労働基準法だのなんだの言ってられない時があるのです。

②仕事がキツイ

飲食店は基本立ちっぱなしの職業です。

重たい調理器具や、食器を運ばなくてはなりません。

労働の中で休憩がしっかりとれればいいのですが、

お店によっては食事をしたらすぐに戻らなくてはならないところもあります。

飲食店の仕事はすごくキツイのです。

③プライベートがほぼない

飲食店には長期休業というものがありません。

お店はほぼ毎日開いてますよね?

従業員が毎日お店を開けているのですがから、当たり前です。

なので、従業員は自分の時間を働いている

お店に使わなくてはならないのでお休みなんてほぼないのです。

お休みがないということはプライベートがないということになります。

自分の趣味や習いごとに使える時間なんてないのが飲食業です。

④仕事ばかりで人生が楽しくない

休みがないということは毎日仕事しかしていないということになります。

仕事大好き仕事バカの人なら何の問題もないのですが、

仕事バカの人なんてごく一握りです。

ほとんどの人は人生に楽しみを見つけて生きているので

その楽しみを見つけ出せないということはとてもしんどいことなのではないでしょうか?



飲食店の正社員に向いている人と向いてない人の特徴


飲食店はブラックが多いと紹介してきましたが、

飲食店ならではのやりがいや楽しみもあるのです。

そのやりがいを見つけ出せた人は飲食店に向いている人なのでしょう。

ここでは飲食店に向いている人と向いていない人をご紹介してきたいと思います。

飲食店に向いている人の特徴


①積極的にコミュニケーションが取れる

飲食店はお客様と接するだけでなく、スタッフ同士で協力し合ったり、

ホールスタッフとキッチンスタッフで連携しなければならない職場です。

そのなかでコミュニケーションをいかに上手にとるかで

職場の雰囲気というのは変わってくるのです。

スタッフと良好な関係を築ける人は飲食店に向いている人と言えるでしょう。

②料理やお酒に興味があり食べることが好き

飲食店ですから食べることに興味のない人はやはり向かないでしょう。

何よりも職に興味がある人がやはり強い業界なのではないでしょうか?

自分の好きなものに囲まれていると喜びも感じやすく、

モチベーションも上がるので食べることに興味がある人は

やはり飲食店に向いている人だと言えます。

③体力、精神力に自信がある

飲食店は基本立ちっぱなしの職場です。

ピークタイムには休むことはなかなかできません。

体力に自信が無い人やお客様の理不尽なクレームに

すぐにイライラしてしまうような精神力の持ち主では務まりません。

飲食店は体力、精神力に自信がある人がいつまでも長く務めることができるのです。

飲食店に向いていない人の特徴


①コミュニケーションが苦手

どこの職場でも言えることなのですが、

コミュニケーションが苦手な人は

人間関係にも亀裂をいれやすくなるので職場の雰囲気が悪くなり、

職場の嫌われ者になってしまうでしょう。

とくにホールスタッフだった場合は

積極的にお客様と関わらなくてはいけないので

仕事もできない人と認識されてしまいます。

②マルチタスクが苦手

接客の合間に予約の電話を受けたり、

食器を洗っている間にドリンクを作ったりと飲食店には

いくつかの作業と同時に進行しなければならないスキルが必要になります。

マルチタスクに動けない人は飲食店で働くことは厳しいでしょう。



飲食店の正社員で働きたくない、辞めたい時の対処法


飲食店からの転職を考えたとき一体なにからすればいいのだろう?

と悩んでいる人はいるはずです。

飲食店を辞めたいと考えた時以下の対処法を試してみてください。

①なぜ辞めたいのか明確にする

あなたが飲食業を辞めようとしているのなら

「どうして飲食店を辞めたいのか?」を明確にしておきましょう。

なぜなら理由が明確にならないと後の転職活動が曖昧になるからです。

長時間労働が嫌ならば転職をする時に飲食業を選ばないようにできます。

上司のパワハラが嫌ならば異動を願い出るか、転職後も飲食に就くことを選べます。

理由を明確にすることで次にどう動けばいいのかわかります、

②休暇をとる

飲食店で「休暇なんてとれない」という人もいるかもしれませんが、

自分の体を壊してしまったら、元も子もありません。

今の時代なら飲食店でも休暇を取得することは難しくないのではないでしょうか?

一か八かで休暇申請してみましょう。

もし、それで休暇がとれるようなら

一度ゆっくり休んで今後のことをじっくり考える時間にあててみてください。

③転職する

もう、飲食業では働きたくないと思っているのなら転職がベストでしょう。

今のまま働き続けても環境は改善されませんし、

飲食業というのはキツいのが当たり前という風潮があるので

早めの転職をおすすめします。

新卒での転職なら早ければ早いほどいいでしょう。



まとめ


飲食店の正社員が辛いと思っているのなら、

早めに転職するのがいいと思います。

頑張っていればいつか楽になれるという職場ではありません。

頑張っても頑張っても楽になることはないのです。

飲食店で頑張り続けている人は体力にも精神力にも自信があり、

そして何よりも作ること喜ばれることが

うれしいという感情を持った人たちだからこそ

続けられることができるのです。

あなたのその情熱がないのならば早めの転職をおすすめします。