職場に絶対に1人は誰よりも仕事が早く、
周りの人と明らかに仕事のペースが違う人っていますよね?
「仕事が早い事はいいことなのでは?」と感じる人も多いと思います。
たしかに仕事が早い事は悪い事ではないのですが、
周りの人とペースを合わせることが出来ないといのが問題なのです。
今回は仕事が早すぎる人の特徴や仕事が早い人が
なぜ嫌われてしまうのかをご紹介していきたいと思います。
「仕事が早いことの何がいけないの?」と思っている人は不本意かもしれませんが
参考程度に一度目を通してみてはいかがでしょうか?
目次 関連
仕事が早すぎて怒られてしまった・・・
仕事が早すぎることで怒られる理由としてまず、
挙げられるのがこちらがサボっているように見えてしまうからです。
仕事の評価は相対的なものなので、以上に仕事が早い人がいると
その他の人は仕事が遅いように見えてしまうのです。
評価を気にしていない人でも同じ業務をしているのに
仕事を一人だけ早く終わらせる人がいると居心地が悪く感じるでしょう。
仕事を早く終わらせる人は周りのことなど考えていないので
とにかく自分の仕事が早く終わらせることだけに集中します。
なので、自分の評価を自分で下げていることにも気が付けないのです。
また、仕事が早すぎる人がどんどん業務を終えていくと
業務を割り振る上司は「これぐらいの仕事を割り振ってもいいんだ」
と、思い込み業務内容を増やされることの繋がります。
仕事が早い人が早く終わらせれば終わらせるほど業務内容はどんどん増えていくのです。
なので、仕事が早い人は怒られてしまうのです。
仕事が早すぎる人が迷惑になる理由
仕事が遅すぎても怒られますが、早すぎても怒られることがあるのです。
仕事が早いことはいいことだと感じますがどうして怒られるのでしょうか?
それは仕事が早すぎると迷惑になるからです。
組織やコミュニティなどの人が複数存在している環境で
仕事がずば向けて早い人はいい意味でも悪い意味でも目立ちます。
日本人は同調圧力の強い人種です。
1人だけずば抜けて早いと同調圧力により
「何あの人・・」となる人がたくさんでてきます。
「みんで協力して一つのことをやりとげようよ!!」
このように考えている人は仕事が早い人に妬み嫉みを抱いているのかもしれません。
仕事が早い人の能力・才能にケチをつけ足を引っ張りたいのかもしれませんね。
このように、人の才能に妬み嫉みを持つ人と集団行動をすると
「集団統率して欲しいのに合わせてくれないから迷惑」とされてしまうのです。
仕事がめちゃめちゃ早い人の特徴
仕事がめちゃくちゃ早い人はいろいろな特徴があります。
ここでは仕事がめちゃくちゃや早い人の特徴をご紹介したいと思います。
①客観的に物事が見れる
仕事がめちゃくちゃ早い人は物事を客観的に見ることが得意です。
だからこそ上司や部下、取引先から「こういわれるな」ということを
事前に察知でき仕事に反映させるこができるため仕事が早いのです。
②頭の回転が速い
頭の回転が速い人は仕事を覚えるのも早いです。
仕事を教えてもらっている時点で重要ポイントを教えてもらわなくてもわかっているからです。
頭の回転が速い人は頭の回転が遅い人に比べて圧倒的に仕事を早く終わらせることができます。
仕事を早くこなすにはたくさんのことを考えなくてはならないので頭の回転が重要なのです。
③決断力がある
仕事が早い人は決断力も半端ないです。
直感に従う感覚を持っている人もいるでしょう。
この直感もただ単に「そう思ったから」ではなく
いままで仕事をして培ってきた中で芽生えた直感に従うので
だいたいの場合この直感も当たります。
パパっと決断できてしまう人は仕事がとてつもなく早いです。
④無駄なことが嫌い
無駄なことを嫌う性格の人は仕事が早いです。
無駄な仕事を省いたり、無駄な時間を割かないなどを徹底している人は仕事が早いです。
このような人は無駄をとことん嫌うため同僚と私語で盛り上がったり、
上司に媚びを売るようなこともしません。
⑤時間厳守
時間を絶対に守るという性格の人も仕事が早いという特徴をもっています。
普段からきちんと時間を守る人は仕事でも時間を守るので
仕事を早くこなすことができるのです。
時間を守るために頭の中で逆算して仕事を仕上げることができるからなのです。
マイペースやおっとりしているのに仕事が早い人はなぜ??
あなたの職場にはマイペースでおっとりしているのに仕事が早い人はいますか?
喋って見たりするとすごくおっとりして優しい感じがするのに
仕事になるとものすごいスピードで仕上げてくる人っていますよね?
ここではそんなおっとりしている人が
どうして仕事が早いのかをご紹介していきたいと思います。
①要領がいい
おっとりしているのに仕事が早い人は異常に要領がいいです。
仕事を進めていく上での優先順位を理解しているからです。
性格はおっとりしているけど
それを補えるだけの要領を持っているから仕事が早いのです。
本当の意味で頭がいい人なのですね。
②仕事が早い人を演じている
もしかしたら、おっとりしている人は
仕事が早い人を演じているだけという可能性もあります。
要するに周りが過大評価しているだけということです。
人から好印象を持たれる人は職場での立ち回りを熟知しているので
仕事が早い人を演じれるのです。
やはりこれも頭がよくなくてはできないことです。
③おっとりしている人を演じている
上記とは逆におっとりしている人を演じているという可能性もあります。
本来はせかせかしていてせっかちだけど
自分を律する為におっとりしている人を演じています。
仕事が早い人は周りから「関わりにくい」と思われてしまうので
わざとおっとりしている人を演じて人と関わりやすいようにしているのです。
④仕事が好き(合っている)
その仕事が自分の転職だとおっとりした人でも仕事がめちゃくちゃ早くなります。
性格がおっとりしていても経験によって仕事のスキルはどんどん上がります。
仕事が自分に合っていると楽しく続けられることができるからです。
仕事が早すぎる人が迷惑をかけないための改善方法
集団行動を大事にする日本では仕事が早すぎる人が出てくると
目立ってしまい何とか同調させようとする力が働きます。
しかし、仕事が出来る人は自分では何も悪いことをしているとは
思っていませんのでどんどん仕事をしてしまいます。
「正しいけど雰囲気が息苦しくなる」という現象が起きます。
なので、仕事が早すぎる人が迷惑をかけない方法として
経営陣のそばで仕事をすることを提案させていただきます。
早すぎる仕事を好むのは経営陣です。
経営陣のそばで仕事をすることができればのびのびと仕事ができます。
しかし、そう簡単に経営陣のそばで働くことなんてできるはずもないですよね?
ならば、集団の中で自分の能力を如何に活かせるのかを考えてみましょう。
たとえば、会社に入りたての新人が誰に教えられなくても
見ただけでわかるマニュアルを作ってみるとか、みんなの意見を聞いて
会社に必要なものを洗い出し形にしてみるとかでもいいです。
仕事を早く終わらせることができるから次の仕事をどんどんするのではなく、
仕事を早く終わらせることができるから、
みんなも早く終わらせれるようになるためにみんなの為になるアイデアを出し、
実現させる方にみんなの為になるものを作っていくことで
周りからも迷惑がられない存在になれるのではないでしょうか?
まとめ
人は集団の中で生きていかなくてはなりません。
その中で一人だけ外れた行動をすると周りから
「あの人は集団行動ができない」と言われてしまいます。
仕事が早すぎても遅すぎても「集団行動ができない」で片づけられてしまうのです。
日本の会社のほとんどは給料制なので働いたら働いた分だけ
損をしてしまうという考え方の人が多いのでしょうね。
歩合制になれば自分が頑張ったら頑張った分だけお給料がもらえるので
仕事が早すぎる人は歩合制に会社に転職するのもありかもしれませんよ?