「パワハラをされる方が悪い」のは間違っている!パワハラされやすい人の2つの特徴やパワハラをされた時の対処法をご紹介します。





パワハラをされやすい人に対しパワハラをされる方が悪いという言い方をする人がいます。

しかし、パワハラはする人が圧倒的に悪いのであって、

されやすい特徴がある人がいたとしても、その人が悪いわけではありません。

この記事では、パワハラされやすい人の特徴や

パワハラを受けたときの対処法について紹介しています。

パワハラを受けやすくて悩んでいる方や職場でパワハラを受け続けていて、

辛さから解放されたい方は是非参考にしてくださいね。



「パワハラをされる方が悪い」というのは間違っています!


いじめられる方が悪いといわれることと同じように

「パワハラはされる方が悪い」と言われることがあります。

しかしパワハラされやすい人がいたとしても、

パワハラをすることが許されるわけではなくパワハラをする人が悪いのです。

部下に問題がある場合も、怒鳴ったり、人前で馬鹿にしたりする必要はなく、

問題を直させるために必要な指導をするべきです。

いくら指導しても改善しなくて辞めさせたい場合も

嫌がらせをして退職に追い込む必要はなく、

退職を勧める「退職勧奨」を行うなど相手を傷つけにくい手段は他を取るべきです。

いくら理由があったとしても、業務に必要な程度や正当性のない方法で

嫌がらせをすることは許されるわけではありません。

「パワハラをされる方が悪い」と思って我慢することはやめましょう。



パワハラをされる側にも問題はある?パワハラされやすい人の2つの特徴


パワハラをされる側が悪いわけではありませんがパワハラされやすい人に特徴があるのも事実です。

パワハラされやすい人には二つ特徴があります。

一つ目の特徴として、上司に従順なことを挙げることができます。

何を言っても指示に従う部下にはどんな言動をしても反抗されないと思い、

ストレス解消のために嫌がらせをしたり、ひどいことを言ったりしまう人がいます。

最初はちょっとしたことでも段々とエスカレートしてしまい、

重大なパワハラを引き起こしてしまうことも少なくありません。

二つ目の特徴は、仕事に真面目過ぎることです。

上司から暴言を吐かれても

「これも指導で、仕事ができるようになるために大切だ」と思い、我慢します。

また、嫌がらせのように大量の仕事を与えられても

「仕事だからやり遂げなければならない」と無理をして仕事を行います。

反抗しないので相手もどんどん行為がエスカレートしていきます。



パワハラを受けても自分のせいだと絶対に我慢しないでください!


パワハラを受けても自分のせいだと思い、我慢することは絶対にやめましょう。

あくまでパワハラをする人が悪いわけですし我慢することで

さらに事態が悪化する可能性が高いからです。

その理由として一つ目に抵抗しないままだと

パワハラがエスカレートしやすいことを挙げることができます。

パワハラされても耐えていると相手ももっと強い行為に出ても大丈夫ではないかと思い

より酷いことをしてきます。

我慢すればするほど酷いことをされるという悪循環に陥る危険があります。

二つ目の理由はパワハラを我慢するとストレスが溜まり心身の健康を害してしまうことです。

同じパワハラ行為でも何度もされるとストレスが溜まり心身が耐えられなくなってきます。

うつ病になったり、ストレスが体に出る心身症や生活習慣病などの病気になったりする恐れがあります。

健康を害すると仕事どころか日常生活も大変になるので、健康第一で、我慢することはやめましょう。



職場でパワハラを受けた時の対処法


職場でパワハラを受けたときの対処法として

一つ目に証拠や記録を残すことを挙げることができます。

暴言などを記録できればいいですが難しい時はいつ、

どこで何をされたかを記録しておくと相談するときに役立ちます。

二つ目は社内の人に相談することです。

パワハラをしてくる相手の上司や社内のパワハラ相談窓口に相談しましょう。

法律上、会社はパワハラ相談に対処しなければならないため、

調査しそれに基づいて処分などをしてくれるはずです。

残している記録や証拠を提出することで、パワハラを受けたことを認められやすくなります。

三つ目は外部の相談窓口に相談することです。

労働局ではパワハラ相談窓口を設けています。

会社がパワハラに対処してくれない場合は、

その相談を基に会社にパワハラに対処するよう指導してくれることが期待できます。

労働局からの指導は会社も従わざるを得ないでしょう。



パワハラ上司の究極の仕返し方法、退職代行サービスでいきなりやめるのも一つの手段!


パワハラ上司へ仕返しする方法として、

退職代行サービスを利用していきなり退職することも一つの手段として有効です。

退職代行サービスを利用した退職の場合、

本人からの連絡ではないため、引き留めることも難しいですし、

今後出社せず、退職することになるため引継ぎもあまり期待できません。

その部下の仕事を誰かに割り振らなければなりませんし、

引継ぎもきちんとされていなければ現状把握自体も難しく、仕事が滞ってしまいます。

仕事に支障が出て問題になった場合は、

上司の責任になり評価や社内での評判も落とすことになります。

退職代行サービスを利用していきなりやめると上司は様々な面で困ります。

上司以外にも迷惑をかけてしまう可能性がありますが、

いろいろな対処法を試しても解決しない時や、

これ以上我慢できない時は検討してみてもいいかもしれません。



まとめ

 

パワハラされやすい人には上司に従順すぎることや真面目過ぎることなど特徴があります。

しかし、パワハラされやすいからと言ってパワハラされやすい人が悪いわけではありません。

どんな場合であれ、パワハラは決して行ってはならないことです。

パワハラを受けたときは記録に残し、社内又は社外の相談窓口などに相談しましょう。

それでも改善されない時は退職代行サービスなどを利用して

さっさと退職することを検討することをお勧めします。