上司に意見なんてできるわけがない!と思っている人は多いです。
意見を言えないからといって、意見がないわけではありません。
むしろ言いたいことだらけなのですが、どうしても言いにくさがあります。
しかし世の中には上司に意見できている人もいます。
上司の機嫌を損ねずに、うまく伝えるにはどのようにしたらいいのでしょうか。
今回は「上司に意見を言える部下と言えない部下の特徴と、
意見を言えないときの効果的な伝え方」についてご紹介しますね。
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職場で上司に意見してしまった・・これってまずい?
以下のパターンに当てはまったらまずいかもしれません。
・周囲が凍りつく
上司に意見したときに、周りが凍りついたらかなりまずいです。
もしかしたら過去に同じ意見をした人がいて、
さらにその意見が元で問題になったことも考えられます。
触ってはいけない問題もあるので、意見の前に先輩へ確認することをおススメします。
・上司との関係が悪化
普段から「何か意見があったら言うように」と言われていて、
本当に意見を言ったら上司との関係が悪化したケースもあります。
良い上司を演じたい人にありがちです。
上司の本音を見極めることが大事になります。
・避けられる
意見をした後「上司と同僚に避けられている」と感じるようでしたらまずいです。
上司には「面倒な部下」と思われ、同僚には「巻き込まれたくない」と思われた可能性が高いです。
今後の仕事が相当やりにくくなります。
意見してくる部下は基本的に上司に好かれない?
意見されることを上司は基本的に好みません。
その理由は次の通りです。
・会社全体を見ていない
どんなに素晴らしい改善策でも、やり方を変えるとなると関係する人全員の手間がかかります。
またシステム上の問題だと予算が必要になるかもしれません。
正しさや効率だけで成り立っていないのが、会社の難しいところです。
会社を広い目で見てから意見を言わないと「何もわかっていないくせに…」と上司に嫌われます。
・否定された
建設的な意見であっても「自分のキャリアを否定された」と考える上司は多いです。
特に中高年の上司は「上司の言うことは絶対」だと思っています。
自分たちがそのように生きてきたので、当然部下にも上司に従うことを求めるのです。
上司にも今までの実績とプライドがあります。
良かれと思って意見を言うと、好かれないばかりか肩身の狭い思いをすることになります。
上司に意見を言える人の特徴
上司に意見を言える人には3つの特徴があります。
・圧倒的に仕事ができる
成績トップの営業マンや高度な技術を持つエンジニアは、上司に意見を言えます。
上司のほうも、会社に利益をもたらしている人の意見は無視できません。
しかし誰にでもなれるポジションではないので、ハードルは高いですね。
・上司に配慮できる
上司と部下とでは見ている景色が違います。
部下には非効率と見えることでも、上司の立場だと最良の方法なのかもしれません。
そんな上司の気持ちや立場に配慮して言葉を選べる人は、うまく意見を言えるのです。
・苦手分野に強い
上司の苦手分野に強い人は、意見を言いやすいです。
あなたの意見がないと仕事が進められないので、上司も意見に耳を傾けてくれます。
上司の信頼を勝ち取ると、他の分野でも意見ができるようになります。
上司に意見が言えない人の特徴
上司に意見が言えない人の特徴は3つあります。
・気が弱い
気が弱いと、たとえ上司が間違っていても意見ができません。
上司に嫌われたり怒られたりしたくないからです。
しかし後で間違っていることを知った上司から
「なぜ言わなかった!」と責められることもあります。
・自信がない
とてもいい意見を持っていても、自信がないと意見が言えません。
「こんな意見はたいしたことがない」と、最初から言うのを諦めてしまうのです。
そして自分と同じ意見を別の人に言われ、
その人が評価されるのを見ると「やっぱり言えばよかった」と後悔します。
・人間関係を悪化させたくない
特に高圧的な上司やお局様への意見は、言いたくても言えません。
後が怖いからです。
上司を敵に回すリスクを負うくらいなら、黙っているほうがマシです。
しかし部下が意見を言えない会社はいずれダメになるでしょう。
業務の改善など上司に意見が言えない時の効果的な伝え方
意見が言えない人でもできる効果的な伝え方を3つ挙げてみます。
・お伺いを立てるスタイル
「〇〇のほうがいいと思います」ではなく、
「〇〇のほうがいいと思うのですが、いかがでしょうか?」と伝えます。
あくまでも「上司に決めていただきたい」というスタイルで
意見すると言いやすいですし、上司も聞く耳を持ってくれます。
・事前準備をする
言いたいことをまとめておくと、落ち着いて意見を言うことができます。
このとき少しだけ資料を作っておくのがポイントです。
あまり本格的な資料だと「最初から意見を通すつもりだった」と
上司が気を悪くするかもしれませんので注意してください。
・熱意を伝える
意見をしたいのは「業務を改善して会社を良くしたい」と
いう気持ちがあるからですよね。
その気持ちを素直に伝えてみてはいかがでしょうか。
あなたが会社と仕事を大切に思っている気持ちが伝われば
上司は好意的に受け取るはずです。
まとめ
上司に意見を言える部下は、利益の貢献度が特別に高い人たちです。
しかしすべての人がそうではありません。
多くの人は上司との関係が悪くなることを恐れて、
意見を言い出せないでいます。
それでも言わなければ仕事に支障が出そうな場合は、
上司に意見をすることも必要になってきます。
意見を言うときは上司を立てながら事前にしっかりと準備すると反感を買いにくいでしょう。
なにより会社のための意見であることを、熱意を持って伝えることが大切です。
伝え方に気をつけて、一度小さなことから上司に意見を言ってみてはいかがでしょうか。