職場環境を重視する企業はどんどん増えています。
なぜなら価値観は常に変化しそれに順応していかなければ
立ち行かなくなってしまうからです。
今回は『自分勝手な人』というテーマでお伝えしていきますが、
近くに自分勝手な人がいて困っているという人はもちろんのこと、
実は自分が自分勝手かもしれないと思われている人。
また職場を管理する立場にある方など
多くの人にご覧になっていただきたいと思います。
目次 関連
職場に自分勝手な人がいていつも迷惑している!
職場という協力関係が必須の場で自分勝手な人がいると迷惑ですよね。
そういう人とは極力関わりたくないものです。
職場を評価するうえで賃金や福利厚生は重要ですが
時代の変化とともに考え方は変わってきています。
賃金の高さや出世の有無をあまり重要視しない若者は多く
働きやすさを重視して職場選びをする人はどんどん増えています。
プラスの要素の多さよりもマイナス要素の少なさという
何とも聞いていて悲しくなりますが、
そういった流れを作ってしまった世代にも反省すべき点はあるでしょう。
とにかくこのような価値観が当たり前になってしまった以上は
それを受け入れたうえで職場づくりをしなければなりません。
職場の自分勝手な人の特徴
自分勝手なタイプを2つに分けてご紹介いたします。
・配慮に欠けるタイプ
例えば指導の際に『言っていることは正しいけど言い方がキツイ』
なんて人は周りにいませんか?
言っていることがデタラメなら改善させるだけですが
内容自体は正しいと指導しにくかったりするものです。
こういうタイプは『自分(の言っていること)は間違っていない』
という自信があるので自浄作用を期待できませんが、
もともとは優秀で仕事熱心が故の場合が多いので改善の期待はできます。
・頭が悪い
自身の言動の効果と損害を全く認識できていないタイプです。
こちらのタイプは改善はなかなか難しいかもしれませんね^^;
職場の自分勝手な人の心理・実は心の病気?
職場で求められる能力に『解決』があります。
仕事をしていると常に新しい課題が出現してきますよね。
これをいかにうまく処理できるかというのが
仕事をしていくうえで重要な能力の一つなのですが、
自分勝手な人はこの能力が著しく低い傾向にあります。
そもそも課題の内容を理解できておらず
また解決しない事実を周りの責任にしてしまうので成長がありません。
自身を過大評価したり、他者を過小評価したりする性格が要因と言えるのですが
実際に『自己愛性パーソナリティ障害』という障害もあるそうです。
自己の過大評価や他者の過小評価だけでなく
他者からよく思われることに依存するなどの傾向があるとのこと。
これはあくまでも傾向を示しただけですので
この特徴に当てはまっている人すべてが障害と決められるわけではありません。
くれぐれも「お前は病気じゃないのか!?」などと言わないように。
職場の自分勝手な人の対処法
自分にとって害のある人の対処法は
『なるべく関わらない』これがベストです。
これ以上の対処法はないでしょう。
しかし、職場での関係性などによっては
使えない手段かもしれませんので別の方法も知っておくといいでしょう。
そもそも、その人の自分勝手とはどういうものなのでしょうか。
例えば職場のルール(企業理念や就業規則マニュアルなど)に
違反しているようなレベルであれば上司などに相談しましょう。
就業規則は当然ながら、マニュアルなども
明文化してあるケースが多いので対応してもらえるはずです。
このレベルで対応してもらえないのであれば退職も視野に入れるべきです。
自分勝手な人以前に職場自体に大きな問題があるそうですね。
職場の自分勝手な人の末路はどうなる?
一番ありがちなオチは『辞める』でしょう。
自分勝手な人は自分が職場において重要であると疑っていませんので
評価されないのは職場の問題であるという結論に行き着きます。
「別の会社なら俺を適切に評価してくれる」と信じて飛び出していきます。
仮に退職しなかった場合は『周りが辞めてしまう』ということも考えられます。
自分勝手な人は当然ながらそれを放置している
職場に対しても不信感を募らせた結果と言えます。
世の中に職場はたくさんあるので一つの職場に固執する必要はありません。
むしろ仕事内容は全く変わっていないのに
職場を変えるだけで好転するというのは転職あるあるです。
そうなってしまうと自分勝手な人はより孤立化してしまいますし
業務の面でもより負担を強いられてしまいますね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
自分勝手な人というテーマでしたが、職場のみならず
学校など別の場面での応用も可能だと思います。
繰り返しになりますが、ベストなのは『なるべく関わらない』です。
日本人は良い人、言い換えるとお人好しな人が多いので
面倒な人が相手でもついつい応対して傷ついたり疲れたりしてしまう人がいます。
あなたの人生ですので強制はしませんが
自分が合わないと感じた人と無理に接するのは時間の無駄でしかないと思います。
その時間は決して返ってくることはありません。