「在職中に転職活動したほうがいい」とよく言われますよね。
収入を安定させながら転職活動することは
メリットばかりのように思えますが、これがなかなか辛いのです。
やってみたら「ぜんぜん時間が足りない!」とビックリするかもしれません。
転職活動が長期化してしまうと
転職へのモチベーションが下がって諦めてしまうことも考えられます。
では働きながらの転職活動はどう進めていくのがいいのでしょうか。
今回の記事は時間の使い方や
利用したほうがいい方法、サービスについてまとめてみました。
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働きながらの転職は休めない、面接が受けられないから無理?
働きながらの転職活動で、一番心配なのが「面接の問題」です。
・面接日に休めるのか
・休めなかった場合どうすればいいのか
・仕事が終わったあとに面接がある場合、時間に間に合うのか
不安が次々に湧いてきます。
まず面接に合わせて1日休みを取るのは難しいかもしれません。
面接の日時が数日後の場合「有休取ります」と会社に伝えても
休ませてくれるかわからないからです。対策としては
・半日休を取る
・仕事が終わった後に面接を受ける
こちらのほうが調整しやすいです。
ただ面接を控えているときに限って仕事のトラブルに見舞われることがあります。
しかし先方も働きながら転職活動をしていることはわかっているので
遅れそうな場合は連絡すれば考慮してくれるでしょう。
いろいろ考えすぎて面倒くさくなってしまい
「転職なんてやめた」になってしまうことだけは避けたいものです。
在職中の転職活動は仕事に身が入らない、在職中にストレスを無くす方法
在職しながらの転職活動は、想像よりも大変です。
「あれもしないと、これもしないと」と
自分を追い込んでしまいストレスが溜まってしまうからですし
今働いている仕事にも身が入らなくなり支障をきたしてしまう恐れがあります。
なので、意識として持っておいてほしいのが
「在職中に転職活動をしている自分はすごい!えらい!」ということです。
まずは自分をほめてあげてください。
さらにストレスが溜まる原因としては
「予定していたことができなかったとき」ではないでしょうか。
・今日中に書く予定だった履歴書が書けなかった
・エントリーシートが仕上げられなかった
仕事での疲れや忙しさの中で、すべてを予定通りにこなすのは至難の業です。
できなかったときは「それも仕方ない」と認めましょう。
転職活動は苦しいので、早く終わらせてしまいたい気持ちはわかります。
しかしそんなときこそ割り切って考えることができれば
ストレスに押しつぶされることなく転職活動をこなすことができますよ。
仕事をしながら転職活動でやってはいけない6つの過ち
仕事をしながら転職活動でやってはいけない過ちは主に6つあります。
1・会社のパソコンやスマホを利用して転職サイトなどを開く
職場のWi-Fiなどは基本的に端末の
閲覧履歴が残るように設定されている場合が多いです。
なので職場のパソコン、会社から支給されるスマホなどで
転職サイトなどを開いて調べたりすると
バレる恐れがあるのでなるべく控えた方が良いです。
・SNSなどで転職活動をしていることを書く
基本的に今の職場の人間に転職活動をしていることを言わない方が良いです。
たとえ仲の良い同僚や先輩、後輩なども何かの拍子で
会社の上層部にバレたり広がったりしてしまう可能性があるので注意が必要です。
そしてSNSなどにも転職活動を匂わせないことです。
SNSは本当に沢山の人が見ているので絶対に
転職活動を漏らさないようにしましょう。
早く会社を辞めたい気持ちから転職の事を言いたくなる気持ちは
あるかもしれませんがグッと我慢をして転職を成功させましょう!
3・webで面接するときの場所を確保していない
今の時代オンライン面接、WEB面接をする企業も沢山ありますので
もしもwebで面接するときの為に場所をしっかりと確保しておきましょう。
4・転職の応募をする前にしっかりとした自己分析ができてない
転職活動をする際には自分の強みや弱みを理解するための自己分析が大事になります。
そうした自己分析ができていれば、履歴書や職務経歴書などにも
しっかりとアピールできますし面接でもきちんと話すことができます。
かといって、自己分析を一人でするのは難しいので
転職エージェントのキャリアアドバイザーにサポートしてもらい
自分に合った仕事を紹介してもらい、選んでいくことをお勧めます!
5・今の職場で人事異動などがないか確認しない。
転職活動の前には今の職場で何か月後先に人事異動する可能性があるか?
会社の様子を見ておきましょう。
転職活動中に人事異動などがあればちょっと面倒くさくなってしまいますし
例えばそれが引っ越しを伴う人事異動ならその間転職活動できませんよね。
それに加えて異動した後に環境が変わった中で
仕事を辞めると新しい上司などに伝えるのはまた骨の折れる作業です。
転職活動と人事異動はとても相性が悪いということを忘れないで下さいね。
6・会社の就業規則を確認していない。
転職が決まり会社を辞める前に抵触願を出したら
何日後に退職をできるかどうか?確認しておきましょう。
転職活動を始める前に退職願いをだしたら
何日後に実際に退職できるかを確認しましょう。
求人を出している会社はすぐに入社できる人を優先してとりたがるものです。
なので面接などでよく聞かれる
「いつから入社できますか?」という質問は内定を出したら
どれくらいで入社できそうか?気になっているから聞いてくるんですね。
なのでまずは会社の就業規則、退社の時の規定を確認しましょう。
「退職日の2週間前までに申し出る」と書いているなら
転職先の内定をもらってから2週間後には今の会社を辞めることができますよ。
働きながら転職活動をするおすすめのやり方・方法
働きながら転職活動をする場合、どのようにしたらいいのでしょうか。
1. オンライン面接のある会社を選ぶ
最近ではオンライン面接も珍しくありません。
相手の会社に足を運ばなくていいので気持ちと時間に余裕ができ
働きながらの転職活動の負担が減ります。
また転職してからも在宅ワークが可能で働きやすいことが考えられます。
2. 平日の朝を活用する
仕事を終えてから転職の準備をしようとしても
疲れているので思うように進みません。
休日に頑張りすぎると転職活動は続かないので
平日に少しだけ早起きしてコツコツと転職準備を進めておくほうが楽です。
3. 有給休暇に複数の会社の面接を受ける
面接があるたびに有休を取っていると周囲から怪しまれます。
なるべく面接日を1日にまとめるよう、先方と日程を調整しましょう。
在職中は転職エージェントを利用しよう
在職中の方こそ転職エージェントを使うことをおすすめします。
理由はズバリ「時間効率がいいから」です。
在職しながらの転職活動は、どれだけ時間があっても足りません。
「何もできないまま時間だけが過ぎて辛い」と
転職へのモチベーションが下がってしまいます。
しかし転職エージェントに登録しておくと
・希望する条件の会社が見つかりやすい
・応募したい会社の情報を教えてくれる
・面接や入社日の日程調整をしてくれる
など、自分でやったら時間も手間もかかることを代行してくれます。
しかし多くの転職エージェントがあって
どこに登録すればいいか迷ってしまうと思います。
転職エージェントにはそれぞれ特徴があります。
その特徴が、自分の条件や希望と合っているかで決めて大丈夫です。
ただ「思っていたサービスが受けられない」ということもあるので
必ず複数の転職エージェントに登録しておきましょう。
まとめ
働きながら転職活動をするのが一般的と言われています。
しかし実際やってみると「こんなに辛いのか」と転職を諦めたくなります。
なぜなら事前準備から面接までやることが多く
働きながらだと思うように転職活動が進まないからです。
転職活動は時間とストレスとの闘いです。
平日の朝を利用してコツコツ進めたり
オンラインを活用したりすることによって負担感を少なくしていきましょう。
一番おすすめなのが「転職エージェント」を利用することです。
時間のない在職中のあなたにはピッタリです。
希望する会社に転職するためにも
視野と可能性を広げて転職活動をしていってくださいね。