上司からのパワハラや多すぎる業務量に耐えられないと
退職を考えている人もいると思います。
実際に上司への仕返しのように退職したら
どんなにすっきりするかと想像してしまうこともありますよね。
この記事では、上司にキレて退職する場合の注意点や部下に退職された上司の心境
職場に見切りをつけ、退職した後のリアルな心境などについて紹介しています。
今の会社や上司が嫌で退職して気持ちよくなりたいと思っている方は是非参考にしてくださいね。
目次 関連
上司からのパワハラにキレて退職してやった!ざまあみろ!
上司からのパワハラに対して、退職することは仕返しになります。
部下が退職すると、上司は後任となる人員を
補充しなければならないので上司の負担が増えるためです。
その部下が優秀で、重要な仕事を任せている場合は
後任にそのまま仕事を任せることができず
仕事の割り振りをやり直したり自分がその仕事を行う必要が出たりします。
このように部下が退職すると上司は大変な目に合うので、仕返しになるといえます。
但し、パワハラをしてくる上司に仕返ししようと、
急に欠勤して退職する「バックレ」や暴言を吐くことはやめましょう。
不必要なトラブルを引き起こし転職に不利に働いたり
逆に訴えられたりする恐れがあります。
あくまで正式な手続きで進めできるだけ非がないように退職することをお勧めします。
「部下の退職がむかつく!」退職を伝えたら態度が豹変して冷たくなった上司の心境
部下に退職を伝えられ態度が豹変し、冷たくなった上司の心境として一つ目に
退職予定者には気を使う必要がないと思っていることを挙げることができます。
すぐに辞めるのだからどうでもいいと思うので、自然と冷たい態度になってしまいます。
二つ目は、退職により迷惑をかけられ、負担が増すことへ不快に思う気持ちです。
上司は部下に退職されると後任者の手配など仕事が増えることが多いため
退職した部下に対して内心、怒りを持っていたりします。
三つ目は、裏切られたと思う気持ちです。
たとえパワハラをするような上司であっても
部下に対して多少は期待や信頼をしているものです。
期待や信頼をしていた部下に
退職を申し出られると裏切られたと思い態度も冷たくなります。
「退職のドミノ倒し!」会社のコアメンバー、リーダーなどが次々と退職をするのは将来がない会社?
会社の中心になって働くコアメンバーやリーダーの退職が続く会社は将来が暗い会社だといえます。
会社という組織をまとめるコアメンバーやリーダーがいなくては
他のメンバーを統率することができず、組織としてまとまって動くことが難しくなります。
仕事が進まなくなり、業績低下ということもあり得ます。
また、コアメンバーやリーダーは会社の内情について知っていることが多いので
会社に見切りをつけて退職している可能性があります。
コアメンバーやリーダーが退職すれば、他の人に負担がかかり、
さらにコアメンバーやリーダーが退職してしまうというドミノ倒しが起こることもあります。
そうなれば、さらに将来が厳しいものになってしまいます。
会社のコアメンバーやリーダーの退職が続くときは注意が必要です。
「退職は気持ちがいいもの?」退職してよかったリアルな心境
上司からのパワハラや理不尽な労働条件に耐えられず退職した人は、
やはり退職してすっきりしたという心境になることが多いです。
退職することでストレス源から解放されるので、精神的に楽になるのは当然といえます。
長時間労働のせいで、家族団らんや趣味の時間を取れなかった人は
自分のために時間を使うことができることに喜びを感じることも多いです。
もちろん、退職することによる不安やデメリットもあるでしょう。
転職先が決まっていない場合は、収入がなくなるため
経済的に不安になりますし転職活動でストレスを受けることもあります。
ただ、これらの不安やデメリットは転職を成功させることができれば解決されるものです。
退職せず今の会社で我慢して働くか、退職に伴う一時的な不安はありながらも
退職し状況を改善させるか判断することが必要です。
理不尽な仕事量、パワハラなどで苦しむなら退職をするのは立派な選択肢
理不尽に多い仕事量やパワハラなどで苦しんでいる場合
退職は甘えではなく、前向きに検討すべき選択肢です。
苦労が将来のために役立つのであればいいですが
過労やパワハラなど過度のストレスが溜まると心身の健康を害す恐れがあります。
病気になると、症状で辛い思いをすることはもちろんですが
仕事が思うようにできなくなり、生活に困る可能性も出てきます。
自分の心と身体を守るために、必要な時は退職を検討すべきです。
退職や転職は勇気がいりますが、
実際に行ってみると気持ちもすっきりし
労働環境も改善されてよかったと思う人も多いです。
嫌々働くよりも自分に合った仕事をした方が成果が出ますし
成果が出た方が社会にも貢献できます。
パワハラや悪い労働条件が原因の退職は甘えではなく
自分や社会のためになる立派な選択肢といえます。
まとめ
パワハラや大量の仕事を押し付けてくる上司への仕返しとして退職することは有効です。
特に会社のコアメンバーやリーダーである場合は、
会社組織全体がうまく回らなくなる可能性もあり、かなりの痛手になります。
ただ、退職することは仕返しになるということよりも、
嫌な上司や仕事から解放して、すっきりとした気持ちで
働くことができるようになるという点でおすすめです。
多い仕事量やパワハラで辛い方は
心身の健康と将来のキャリアのためにも退職を検討することをお勧めします。