体調不良で退職するのに診断書を書いてもらえば辞められる?診断書の効力や診断書が必要かどうか?解説します!




体調不良で辞めたいとき「診断書が必要なのかな」と悩んでいませんか。

たとえ体調不良でなくても、診断書があったほうがなんとなく

スムーズに辞められる気がしますよね。

そのためうつ病ということにして医者に診断書を書いてもらえれば

「引き止めも嫌味もなく辞められる!」と思うかもしれませんが注意点があります。

また法律や就業規則に書かれている期間を経て辞める場合と即日退職したい場合では

診断書を出すかどうかの判断が変わってきます。

今回は「体調不良で退職したいときの診断書の有無と

気をつけたいポイント」について解説しますね。



体調不良で退職するのに診断書を書いてもらえば辞められる?


結論から言うと、診断書がなくても辞められます。

そして退職の理由はなんでも構わないのです。

ましてや体調不良でしたら、そのまま伝えて辞めるほうが手っ取り早いです。

もしかしたらあなたは次のように考えていませんか。

・まだ入社して1年も過ぎていないのに辞めると言いづらい

・会社に納得してもらえるような理由を証明しないと辞めにくい

・ブラック企業だから診断書を提出しないと辞めさせてもらえそうにない

確かに診断書があると「辞める」と言い出しやすいのは事実です。

しかし退職したいと伝えれば、民法上は2週間で退職できると定められています。

会社は「辞めさせない」ことはできません。

違法になる可能性が高いからです。

いつどんな理由で辞めても問題ないので、あまり考えすぎず退職を申し出てください。



嘘の診断書を書いてもらうとどうなる??


嘘の診断書は書いてもらえないです。

下手をすれば犯罪になります。

ではもしあなたが嘘の診断書を書かせた場合、どんな罪になるのか見ていきましょう。

・詐欺罪

嘘の診断書を使ってお金をもらった場合は「詐欺罪」が成立します。

たとえば「傷病手当金を不正に受給した」

「休んでいる間のお給料を不正にもらった」といったケースです。

お金が絡む嘘はバレる可能性が高いのでやめておきましょう。

・民法上の不法行為

めったにありませんが「嘘の診断書で辞められたせいで会社は損害を受けた」

と会社が主張してこないとも限りません。

この場合は損害賠償を請求されます。

バレるリスクを背負うくらいなら

最初から嘘の診断書を書いてもらうという選択肢は捨てたほうがいいですね。

たとえ犯罪に問われなくても後味の悪さが残ります。



体調不良などで即日退職をするときに診断書は効力になる


即日退職をしたい場合は、診断書があると話が早く済みます。

詳しく説明しましょう。

民法の規定でも2週間、就業規則ですと最低でも1ヶ月を経過しないと基本的に退職できません。

そのため「即日退職は仕方ない」と会社に思わせることが必要になります。

会社が同意すれば即日退職ができるからです。

診断書は非常に強力な武器です。

医師という社会的に信用のある職業の人間が作成した文書ですので会社は心理的に拒否しにくいです。

また会社には「安全配慮義務」があります。

これは労働契約法に書かれていて、従業員の病気や体調不良に配慮しなければならないとされています。

もし安全配慮義務を怠ったときは会社が損害賠償を請求されることもあるのです。

診断書は「体調不良の証明書」です。

無理に働かせて訴えられる可能性を考えると、会社は即日退職を認めるほうを選びますよ。



病気療養扱いになる?退職するときに診断書を提出することのデメリット


デメリットはひとつです。

それは退職するために診断書を提出したのに「病気療養による休職」とされてしまうことです。

ではなぜ病気療養扱いとされてしまうのでしょうか。

原因としては以下のことが考えられます。

・会社が病気療養だと勘違いした

・辞めてほしくないので休職扱いにした

十分に起こりうるケースです。

このまま放置すると退職するのが遅れてしまいます。

特に転職先が決まっている、もしくは決まりそうな場合は注意が必要です。

今の会社を「辞めていないこと」になってしまうからです。

それに気づかず転職してしまったら大きなトラブルになり

今の会社と転職先のどちらにも迷惑をかけることになります。

退職を撤回しないのでしたら、診断書の提出はしないほうがいいかもしれません。

退職願だけ出して期限になったらさっさと辞めることをオススメします。



会社に診断書を出せと言われても診断書を提出するのは義務ではない。


「体調不良で退職するなら診断書を出してほしい」という会社もあるようです。

結論から言うと義務ではないので出さなくてもいいです。

そもそもなぜ会社が診断書を欲しがるのか不明です。

休職や傷病手当金の手続きのために必要だというのならばわかりますが

辞める人の診断書はなんの使い道もないはずです。

考えられるケースとしては会社が「診断書があるから仕方ない」と納得したいためでしょうか。

もしくは社長が「診断書を出さないで辞めるなんてありえない」と考えているのかもしれません。

たぶん会社は今までなんの疑いも持たずに診断書を出させてきたのでしょう。

勉強不足であり時代についていってない会社です。

退職に理由も診断書も不要なのは少し調べればわかります。

退職時にわざわざ診断書を出させるような会社は、正直にいって辞めて正解です。

社風が古臭いかブラックの可能性があります。



まとめ


体調不良で退職することは、わりとよくあることです。

どんな理由であっても辞めるときに診断書はいりません。

たとえ会社から「辞めるのなら診断書がほしい」と言われても

義務ではありませんので応じなくても大丈夫です。

辞めにくいという理由で診断書を提出したい人もいるかと思いますが

診断書がなくても会社は辞めさせてくれます。

もちろん嘘の診断書もいりません。

体調不調であるなら正直に話して、退職願を出せばそれで辞められます。

退職は言い出しにくいですが、ほんの少しの辛抱です。

早く退職して新しい職場で健康に働いてくださいね。