仕事でミスをしたとき、あとでミスに気づいた時など
気付かないふりをして隠した経験ありませんか?
小さなミスならともかく大きな仕事のミスを隠蔽して
あとでバレると大変ですし周りに迷惑が掛かってしまうかもしれません。
今回は仕事のミスを気付かないふりをすることのデメリットや
隠蔽したミスがバレたときの対処法などをご紹介していきたいと思います。
職場の人のミスをなかなか指摘できない人にぜひ見ていただきたいです。
目次 関連
仕事のミスを気付かないふりするのはなるべくやめよう!気づかないふりをするデメリット
仕事をミスしていたのに気づかないふりをしていると、
多くのデメリットが生じます。
ここでは仕事のミスを気付かないふりをすることで
生じるデメリットをご紹介したいと思います。
①関係者に迷惑がかかる
ミスを気付かないふりをすることで他社の人や
他部署にまで迷惑をかけることになります。
たとえば飛行機の整備士がねじを締め忘れたことを
気付かないふりをするとどうなると思いますか?
お客様がフライト中に命の危険にさらされることになるのです。
仕事のミスを気付かないふりをすると他社に多大な迷惑をかけてしまうことになります。
②責任転嫁をしてしまう
気付かないふりを続けていると同僚に責任転嫁していることに繋がります。
ミスを怒られるのが嫌だからと言って
他の誰かのせいにしていたらそのうち上司にもバレだします。
バレた時にはあなたの評価は最悪です。
③取り返しがつかないミスになる
小さなミスを気付かないふりをして放置をしていると
そのうち大きなミスになり、重大事故を起こしてしまうことになります。
バタフライ効果と一緒です。
非常に小さな出来事が最終的に予想もつかなかったような大きな出来事につながってしまうのです。
④上司・同僚の信頼をなくしてしまう
あなたが自分のミスを気付かなかったふりをしていたことがバレたとき、
上司・同僚の信頼は一気になくなります。
ミスを隠すということは嫌なことから逃げる人だと思われ社内で信用をなくすことになります。
⑤仕事を任せて貰えなくなる
自分の保身でミスを隠すような人に責任のある仕事は任せられません。
一度でもミスを隠したことがあると職場でのあなたの印象は
「ミスを隠す人」の認識になってしまうので、二度と責任のある仕事はさせてもらえないでしょう。
仕事のミスを隠す基準、しらばっくれてもいい基準は?
仕事のミスは報告すべきミスと、必ずしも報告の必要がないミスがあります。
報告の必要がないミスはしらばっくれてもいいと言えるでしょう。
例えば、上司に頼まれていた資料のコピーの部数を間違えて
多く印刷してしまったときなどは誰にも迷惑はかけていないので報告はしなくていいでしょう。
間違えてしまった用紙は捨てるなりリサイクルBOXにいれるなりして処理をすれば
誰にもばれないですし、誰かに迷惑がかかるわけでもありません。
むしろそんなことまで上司に報告していたら、
「そんなことまで報告するな!!」と怒られてしまうでしょう。
多くの上司は管理職として毎日忙しく働いているのに些細なことまで
いちいち報告されていたら迷惑に感じて怒りたくもなってきます。
誰にも迷惑をかけていないミスならしらばっくれてしまいましょう。
もしも仕事のミスの隠蔽がバレたらどうなる?
仕事のミスを隠蔽していて、結果その隠蔽がバレてしまったらどうなるのでしょうか?
ここでは仕事のミスを隠蔽すると起こりうる4つのリスクをご紹介したいと思います。
①社内での信用を失う
平気で嘘をつくような人に信用はありません。
たとえ一つの嘘であっても周囲から見れば
「まだ嘘ついてるんじゃない?」と思われてしまいます。
社内から信用を失うと「仕事を依頼されない」
「責任ある仕事を任せてもらえない」などの弊害が生じます。
②会社へ大きな損害を与える
ミスを隠蔽することで会社へ大きな負担をかけることになります。
下手をすればその責任を問われお給料から天引きされることだってあるかもしれません。
ただ一回のミスでも会社には大きな損害になる時があるのです。
あなたが支払えるような金額ではない場合、会社は窮地に立たされるのです。
③隠蔽したことがバレて余計に怒られる
ミスを隠蔽したことがバレると余計に怒られるのは当然です。
ミスをしただけならまだ「誰にでもあることだ」で済みますが、
隠ぺいをしてしまうと不誠実な対応をした人として会社からの信用はガタ落ちです。
④罪悪感によるストレスに悩まされる
隠蔽したという罪悪感で多少なり罪悪感を感じるものです。
嘘は誰にも話すことができないので、自分の中で抱え込むしかありません。
ですが、罪悪感は隠蔽している限りは消えることはありません。
隠蔽がバレるまでずっとドキドキしながら日々過ごさなければならないのでストレスが半端ないのです。
仕事のミスが後で発覚した時になるべく怒られずに上司に報告する方法
仕事のミスがあとから発覚したときに絶対にやってはいけないことが2つあります。
まず、一つ目が言い訳や反論をしないことです。
言い訳や反論はミスした側が言うと反感を買ってしまうことがあります。
相手からするとミスをされてさらに余計な仕事が増える面倒ごとが増えたのに
さらに「自分は悪くない」なんて言い訳されるとイラっとくるものです。
ミスが後から発覚したことで言い訳や反論はしないことが無難でしょう。
二つ目は絶対に人に責任を擦り付けないことです。
他人のせいにしたところで、いい印象持たれません。
ここは潔く、全部人のせいですと言った方が印象がよくなります。
ミスをすることは誰にでもあることなので、
ミスをしたことで怒られることはそんなにありません。
ミスを「隠蔽」することで上司や職場の人たちはすごく怒るのです。
あなたがミスをしてそれが後にバレるようなことがあれば、
その時は潔く謝ることをおすすめします。
仕事で取り返しのつかないミスの隠蔽がバレた時の対応方法
取り返しのつかないミスを「隠蔽」している時点で
さらにそのミスを大きくしているので、
隠ぺいがバレてしまったら、まずは潔く謝りましょう。
次に自分がミスを隠蔽したことで
迷惑をかけてしまった人すべてに謝りに回りましょう。
とても恥ずかしくて消えたくなるでしょうか、仕方がありません。
謝罪が終わったらミスで迷惑をかけてしまった人の
フォローをしっかりしましょう。
たとえば、状況に応じた解決策を提案してみたり、
行動すると事態が早く収まるかもしれません。
しかし、一度取り返しのつかないミスをしてしまうとその会社で
仕事をすることがトラウマになってしまうこともあります。
もしも、そうなってしまったら転職という選択をしてもいいと思います。
自分がしてしまったミスの事後処理が終わったら
「御迷惑をおかけしました」といって退職してもいいのではないでしょうか?
トラウマで仕事ができなくてさらにミスを重ねるより
新しい環境であたらしい仕事をして心機一転するのもいいのではないでしょうか?
まとめ
仕事でミスをしてしまうことは誰にでもあることです。
しかし、そのミスを「隠蔽」してしまうと職場や
相手先から信用を失ってしまうことになります。
取り返しのつかないミスであればあるほど「隠蔽」するのは辞めましょう。
仕事に直接関係のないミスならば「隠蔽」したところで誰も咎めませんが、
仕事に大きく関係しているミスを隠蔽したり見過ごすと
あなたの信用を大きく失うことになるので、
仕事に関係のあるミスをしてしまった時は
早めに上司に報告してことが大きくなる前に謝ってしまいましょう。