上司が信頼できず、どのように付き合っていけばいいか悩んでいるという方もいると思います。
信頼できない上司の指示には快く従うことが難しいですし、
上司に限らず信頼できない人にはなかなか協力する気持ちになりません。
そのような状況では成果を出すことも難しくなりがちです。
この記事では、信頼できない上司の特徴や付き合い方、
上司が信頼できない時の対処法などについて紹介しています。
信頼できない上司についてどうすればよいか困っている方は、是非参考にしてくださいね。
目次 関連
職場で信頼できない上司、信頼されてない上司の特徴
職場で信頼できない上司や信頼されていない上司の特徴として、
一つ目に、発言が良く変わることを挙げることができます。
自分が指示したことなのに、その指示に従った部下を叱ったり、
機嫌によって部下への対応が異なったりします。
二つ目の特徴は、責任を部下に押し付けることです。
上司には監督責任があるため、部下のミスであっても責任を取る必要があります。
部下とともに謝罪し、ミスの挽回に努める必要がありますが、
信頼できない上司は怒りはしても他は何もしません。
三つ目は、仕事の知識やスキルが不足していることです。
知識やスキルのない上司に相談してもよいアドバイスや指示はもらえず、頼りになりません。
四つ目は、パワハラしがちであることです。
部下に恐怖や圧力を与えることで自分の思い通りにしようとします。
マネジメント力が不足していることの表れであり、
上司として不適格と言えるため、信頼されません。
信頼できない上司とうまく付き合っていく方法
信頼できない上司とのうまい付き合い方として、一つ目に、
上司の指示はメモなど記録に残すことを挙げることができます。
後日発言や指示が変わったときの証拠になります。
さらに、メモを取っている姿を上司に見せ、
記録が残ることを示すことで、指示を変えにくくする効果も期待できます。
二つ目は、上司に期待せず、自分の仕事を進めることに力を注ぐことです。
信頼できない上司が変わる可能性は低いので、上司に振り回されず、
自分の仕事を着実にこなしていくようにしましょう。
成果や努力を周りは見ていて、評価してくれるものです。
三つ目は、表面上はよい関係を保つよう心がけることです。
反抗的な態度でいると、上司もさらに嫌がらせをしてくるなど状況が悪化する恐れがあります。
イライラしても大人の態度で接しましょう。
職場で上司が信頼できない時の対処法
職場で上司が信頼できない時の対処法として、一つ目に、
できるだけ上司と接する機会を減らすことを挙げることができます。
接する機会がなければイライラしたり、ハラスメントに合ったりすることもありません。
会話する際はあらかじめ言うことをまとめておくなどして、
少ない機会と時間で済ませるよう工夫するとよいでしょう。
二つ目は、同僚など周りの人に相談することです。
同僚も同じように悩まされていることが多く、話すだけでも気持ちが楽になるでしょう。
指示がころころ変わる上司や責任を部下に押し付ける上司だと、
あなたが悪いと周りに誤解される恐れがあるので、誤解を防ぐ効果も期待できます。
三つ目は、会社やさらに上の上司の相談することです。
どんな言動があって、どのような悪影響が出ているのか具体的に説明できるようにしましょう。
記録やメモなど証拠があれば信憑性も高まり、会社やさらに上の上司も動いてくれることが期待できます。
信頼できない上司の元で働き続けるとどうなる？
信頼できない上司の下で働き続けることによる悪影響として、一つ目に、
仕事での成長や成功が遅くなることを挙げることができます。
上司が信頼できないと仕事に集中しにくくなり、やる気もそがれてしまうため、
仕事でなかなか成長したり、成果を出したりすることが難しくなります。
二つ目は、正当な評価を得られない可能性が高いことです。
上司の指示通りに動いたのに指示を変えられるなどして振り回されている姿を見て、
他人は無駄が多い仕事をしていると評価するかもしれません。
また、上司から失敗の責任を押し付けられるなどして評価を下げられてしまう恐れもあります。
三つ目は、ストレスが溜まり、心身の健康に悪影響を及ぼすことです。
信頼できない上司の下で働くとストレスが溜まります。
ストレス過多の状態が続くと、
うつ病などの精神的な病気や生活習慣病になりやすくなり
仕事を続けることが難しくなる恐れもあります。
上司が信用できなくてストレスなら転職も視野に入れましょう
上司が信用できず、ストレスを感じている場合、転職を検討することをお勧めします。
先程も述べたようにストレスは心身の健康を害する恐れがあるため、
自分の身を守るためには転職も大切な手段です。
もちろん、さらに上の上司に相談するなど対処法は他にもあります。
しかし、会社やさらに上の上司が信頼できない上司に指導するなどして
事態が改善されるとよいですが、会社が動いてくれるかは確実ではありません。
会社やさらに上の上司に相談するだけでも結構な気力を使ってしまうことも多いです。
着実に、そして素早く信頼できない上司から解放されるためには転職が一番の方法と言えるでしょう。
ただストレスから解放されるだけでなく、
信頼できる上司の下で働くことで仕事で成長しやすくなる効果も期待できます。
まとめ
信頼できない上司は発言が変わりやすいことや責任を取らないことなどの特徴があり、
部下を振り回し、ストレス源になりやすいです。
信頼できない上司に振り回されないよう、
指示は記録に残すことなどの工夫をすることをお勧めします。
信頼できない上司がストレスになる場合は、
付き合いを最小限にすることや周りに相談するようにしましょう。
それでも耐えられない時は転職もよいでしょう。
転職には勇気がいりますが、状況を改善できる可能性が高い方法なので、
検討してみることをお勧めします。
