閑職と言われるような仕事で暇を持て余しており、
過ごし方に悩んでいる人もいると思います。
忙しい仕事やきつい仕事は大変ですが、
仕事中にやることがないこともなかなか時間が過ぎず辛いものです。
また、仕事があまり与えられないということは
会社から必要とされていないのではないかと不安にもなりますよね。
この記事では閑職の意味や特徴、おすすめの過ごし方などについて紹介しています。
仕事が暇なことに悩んでいる方は是非参考にしてくださいね。
目次 関連
そもそも閑職とは？
閑職とは、仕事が少ない職務や重要視されていない職務を指します。
会社にとって完全に不必要というわけではないけれど
なくても構わないような仕事をさせられるポジションです。
そのような仕事はたくさんあるわけではないので自動的に仕事量も少なく暇になりがちです。
なぜ閑職が存在するのでしょうか。
その理由として一つ目に、重要な仕事を任せることが
できるだけのスキルがないことを挙げることができます。
特に新入社員などはできることが少なく暇になりがちです。
二つ目の理由は、日本ではなかなか解雇ができないため
大切な仕事を任せることができない社員も雇用し続ける必要があることです。
仕事ができない社員や信頼できない社員をクビにするのではなく、
会社に在籍させ続けながらも仕事をさせないという方針を取っています。
人件費の無駄といえますが、解雇できない分、仕方がないと考えられています。
閑職に追いやられたけど、閑職は窓際族？
閑職と窓際族は似ていますが、完全に同じではなく、
閑職に追いやられたからと言って窓際族になったわけではありません。
そもそも窓際族は出世コースから外れたサラリーマンを指し、
特に中高年の人であるイメージがあります。
新入社員でできることがない場合に閑職に回されたからといって、
出世コースから外れたわけではないので、窓際族にあてはまるわけではありません。
今は閑職のポジションにいてもスキルを伸ばし、
少しずつでも経験を積むことで重要な仕事を任せてもらえるチャンスは十分あります。
若手社員で、任される仕事は雑務ばかりで暇だと思っても、
あきらめず与えられた仕事をキチンとこなすようにしましょう。
真面目に取り組む姿勢が認められ出世コースに乗ることも期待できます。
閑職、掃きだめ部署の例や特徴
閑職や掃きだめ部署と言われる部署の例や特徴として、
一つ目に単純作業ばかり任せられることを挙げることができます。
与えられる仕事は備品の発注やコピー掃除などあまりスキルのいらないものばかりです。
主業務の合間に雑務をするのではなく雑務が主業務になっている状態です。
二つ目は、重要度の低い社内向けの業務です。
ドラマや小説などで、掃きだめ部署として社史編纂部や
社内広報部などが描かれますが、このイメージです。
尚、同じ社内向けの業務といっても、人事や社内の経費精算などの経理は
会社運営上重要な業務なので当てはまらないことが多いです。
三つ目は、そもそも仕事がないか、仕事量がかなり少ないことです。
閑職や掃きだめ部署には仕事がなくネットサーフィンをしたり、
新聞を読んだりして過ごしている場合もあります。
閑職は楽しい？閑職につきたいと思う人の心理
閑職に就きたいと思う人の心理として
一つ目に、楽して給料をもらいたいと思っていることを挙げることができます。
閑職に就いていると出世や昇給は期待できませんが、
仕事をしなかったり楽な仕事ばかりしていたりしてもそれなりの給料をもらえます。
苦労せずに生活できるならばそれでよいという考え方です。
二つ目は、プライベートや趣味を充実させたいと思っていることです。
忙しい部署だと時間や体力気力が仕事に奪われてしまいます。
しかし、閑職であれば定時で帰ることができますし、
あまり疲れないのでプライベートや趣味にしっかり取り組むことができます。
三つ目は責任のある仕事をしたくないという心理です。
仕事をしていると失敗しないよう気を付けることや
期限を守るよう注意することなど、プレッシャーがあります。
プレッシャーに弱い人は、プレッシャーの原因となる
仕事から逃れたいと思い閑職に就きたいと思います。
閑職、暇な部署でのおすすめの過ごし方
閑職に就いている時や暇な部署にいる時のおすすめの過ごし方として、
一つ目に、自分で仕事を見つけることを挙げることができます。
掃除や書類整理など自分で仕事を見つけて取り組むことや何か企画してみること、
文書のひな型を作ることなどいろいろやることはあるものです。
何もやらないよりも成長につなげることができますし、
前向きな姿勢が評価される可能性もあります。
二つ目はスキルアップに取り組むことです。
閑職にいると定時で帰宅できることが多いですし、
気力や体力も温存しているため勉強に取り組みやすい環境といえます。
資格など目標を決め、勉強することをお勧めします。
三つ目は転職活動をすることです。
閑職や暇な部署から抜け出すためには一番確実で手っ取り早い方法といえます。
閑職だと時間もありますし、有給休暇も取りやすいことが多いので、
転職のチャンスとも考えることもできます。
まとめ
閑職は、仕事が少なく暇な職務や重要な仕事を任されない職務を指し、
具体的には単純作業をさせられたり、社内向けの必要性の低い業務をさせられたりします。
そもそも仕事がないことも多く「楽に給料がもらえていいな」と
いわれることもありますが、暇すぎると逆に辛いですし、将来も心配になります。
これらの問題に対処するためにも、
自分で仕事を見つけて取り組むことやスキルアップすること、
そして転職活動をすることをお勧めします。
今の状態から抜け出したいと思う方はまずこれらの過ごし方を試してみてはいかがですか。
