1年で10人辞める会社の特徴!次々と人が辞めていく会社の末路や毎月人が辞めるような職場で辛い時の対処法をご紹介します。





1年で10人も辞めていくような職場は

「さすがに多すぎじゃない?」と感じますよね。


自分が働いている職場で、こんなに辞める人が続出すると

働き続けるのが不安になってきますよね。

今回の記事は1年で10人辞める会社の特徴とその末路、

毎月人が辞めるような職場で辛い時の対処法についてご紹介しますね。



1年で10人辞める会社って異常?


異常かどうかは離職率で判断するとわかりやすいです。

たとえば社員が100人いたとします。

1年で10人辞めたとなると、離職率は10%です。

厚生労働省が公表している令和4年の離職率の平均は15%程度。

これだと10人は異常とは言いにくいですね。

しかし50人の職場で10人となると離職率は20%なります。

ここまでくると辞める人の事情というより、

会社に何か問題があるのではないかと疑いたくなるレベルです。

ただ業種によって20%以上の離職率が珍しくないこともあるので、

あくまで離職率は目安と考えたほうが良さそうです。

たとえ離職率が平均より下でも

「入社した人が1年以内で辞めていることが常態化している」

と、いうなら、立派に異常です!

そして会社に残った人が「またか…」と慣れてしまい、

何も感じなくなっている現状こそがもっとも異常と言えます。



1年で10人辞める会社の原因


1年で10人辞める会社の原因はおおむねこんな感じです。

・労働時間が長いのに給料が低い

定時なんてないも同然で、サービス残業は当たり前です。

さらに基本給も安く昇給もない会社なら、人が辞めないほうが不思議です。

・頑張っても評価されない

会社の役に立っているはずなのに、何の評価もされないと腐って辞めていきます。

評価基準がわかりにくいことが原因です。

・プレッシャーがキツ過ぎる

「あなたのためを思って」「これくらいはやらないと」と、

上司や先輩からの重苦しいプレッシャーに負けて辞めていきます。

パワハラ体質の会社にありがちですが、たまにいじめる目的ではなく

100%善意で言ってくる人もいるので怖いです。

・社員間のコミュニケーション不足

コミュニケーションが極端に少ない場合も、居心地が悪くて辞めていきます。

社員同士のコミュニケーションに問題があると、トラブルが増えますからね。



次々と人が辞めていく会社の末路


次々と人が辞める会社はどんな末路を迎えるのか見ていきましょう。

・仕事の質が落ちる

たとえばすぐに誰か入社したとしても、即戦力にはなりませんよね。

最悪のケースとしては、採用した人が

問題社員だった…なんてこともあるかもしれません。

そうなるとお客さんからの信頼を失います。

・現場の仕事が行き詰まる

仕事が滞るので、現場の仕事が行き詰まります。

こうなると今いる社員が無理をする羽目になり、

体調を壊して辞めてしまう可能性もあります。

・管理職がまさかの退職

経営者が「こいつはもう年だし辞めないだろう」と思っていた管理職まで、

会社に見切りをつけて辞めていきます。末期症状です。

・会社終了

どれだけ仕事があって黒字でも、従業員がいなくなったら会社としては終わります。

良くて他の会社に身売りか合併、最悪会社が潰れる末路を迎えます。



毎月人が辞めるような職場で辛い時の対処法


人が辞めていく会社で働くのが辛いときは、以下の対処法がオススメです。

・自分の価値を上げる

とりあえず今の仕事を頑張ります。

でもそれは会社のためでなく、あなたの成果やスキルを上げるためです。

あなたに必要なのは「自分のために働く」という意識です。

今までの業務のやり方を見直したり勉強したり、

少しでも自分のためになるように行動すると不安が和らぎます。

・これからを考える

今はいいとして、この先5年10年勤めた未来を想像してみてください。

次々と人が辞めるから下が育っていません。

任せられる人もおらず、今以上に自分で何もかも抱え込んでいます。

こんな未来ではあなたが潰れてしまいます。

これからを考えることで、取らなければならない行動が見えてきますよ。



次々と人が辞めていく職場なら転職エージェントを利用して転職をするのがおすすめ


「このままこの会社にいたらヤバイ!」と思ったら

転職エージェントを利用して転職するのがおすすめです。

そして次は絶対にあまり人が辞めない会社を選びたいですよね。

残念ながら、人が辞めない会社は求人に出て来ないことが多いです。

そこで使ってほしいのが転職エージェントです。

メリットとしては

・窓口まで出かけなくてよく離職率などを気軽に聞ける

・福利厚生や評価制度も確認できる

在職しながらの転職にピッタリなんです。

ただひとつ注意してほしいポイントがあります。

それは離職率ばかりを重視しないことです。

応募前に転職エージェントに確認してほしいのが、会社の構成年齢です。

たとえ離職率が低くても、会社に残っている人が40代以降ばかりだと将来性がありません。

会社があなたに期待するあまり、負担が重くのしかかるかもしれません。

必ず確認してくださいね。



まとめ


1年で10人辞める会社は、はっきり言って異常です。

せっかく入社した会社を1年で辞めたい人なんていません。

お給料や労働環境、人間関係に大きな問題を

抱えている会社なのでみんな辞めていくのです。

あなたも決断する時期に来ています。

たとえまだ転職を悩んでいても、

まずは転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。

少しずつ情報を集めることによって転職への意欲も高まってくるはずです。

将来性のある会社で働いて、少しでも不安をなくして働きたいものですね。