職場にいる自己中を気づかせる方法!職場の自己中な人の特徴と対処法、自己中な人に気付かせる方法をご紹介します。





学生時代から必ずいた「自己中な人」に、働いてからも出会うことがあります。

仕事は相手の都合や立場を尊重するもの、という前提を無視するのが自己中です。

本人にはほとんど悪気がないので、こちらも注意しにくいことが多々あります。

もしかしたら育てられ方が悪かったのかもしれません。

しかし成長過程で自己中を自覚して

直そうとしなかったことに自己中な人の最大の問題があります。

果たして直す方法はあるのでしょうか。

今回は「自己中な人の特徴と対処法、自分の自己中に気づかせる方法」をご紹介しますね。

自己中な人は育ちが良い?職場で自己中心的な人の特徴


育ちが良いというより、甘く育てられたのでしょう。

きちんと躾をされてこなかった可能性が高いです。

・我慢できない

すぐに機嫌が悪くなったり、相手を攻撃したりする特徴があります。

駄々をこねれば自分の思い通りになると思っています。

・感謝の気持ちがない

自分のために周りがお膳立てしてくれるのは当然だと考えているので、

感謝の気持ちが薄い傾向があります。

そもそもお礼を言うという感覚がないのです。

・褒められたい

たいしたことをしていなくても、褒められたい人は自己中です。

しかし周りは自分が思うほど褒めてくれないので、不満を抱きやすくなります。

・人の気持ちを想像できない

たとえば自分がこう言ったら相手が傷つくとか、

こう行動したら相手が迷惑するとかを考えられません。

相手に気持ちがあることすらわかっていない可能性があります。

職場で自己中な人は仕事ができない?


自己中な人は仕事ができません。

なぜなら相手の気持ちを想像することができないからです。

具体的に見ていきましょう。

・信頼されない

自己中な人は期日前に余裕をもって仕事を終わらせる、という意識がありません。

ひどい人は「多少遅れても終わればいい」くらいに考えています。

そのためお客様や上司からの信頼を損ね「仕事ができないヤツ」と評価されます。

・協調性がなさすぎる

自己中は自分のペースや気分で物事を進めたい人なので、周りの人とうまくやっていけません。

周囲の協力なしでやっていけるほど仕事は甘くないのです。

結局多くの仕事を抱えて行き詰まり「仕事ができない」と思われます。

・反省しない

自己中な人は自分が間違っていると思っていません。

そのため何度でも同じ過ちを繰り返します。

「自分は悪くない」「仕方なかった」という

言い訳ばかりするので「あいつはダメだ」と思われます。

職場にいる自己中心的な人の末路


自己中な人はいずれ職場で次のような状況に陥ります。

・重要な仕事を任せてもらえない

その日の気分や好き嫌いによって、仕事の仕上がりが変わるのが自己中な人です。

上司は怖くて重要な仕事なんて任せられません。

何年勤めても新人のような仕事しかやらせてもらえなくなります。

・職場の同僚全員が敵に回る

いじめまでいかなくても、誰からも相手にされなくなります。

業務連絡といった最低限の情報しか回ってきません。

もちろん困っていても誰も助けてくれません。

世間話すら仲間に入れてもらえず、次第に孤立していきます。

・後輩に抜かれる

自己中な人は成長しません。

そのため後輩に追い抜かれることになります。

それでも自分に問題があるとは思わない人なので、

ますます後輩に追い抜かれてみじめな思いをすることになります。

職場にいる自己中心的な人の対処法


最大の対処法は「距離を取ること」です。

しかし自己中な人は避けられていることがわからないので、

ズケズケと自分の要求を通そうとしてきます。

それを踏まえたうえで職場にいる自己中心的な人の対処法をご紹介しますね。

・仕事に集中しているフリをする

相手の状況を考えずに自分の話をしたり、仕事を押し付けたりしようとする人種です。

仕事に集中する、もしくは仕事に集中するフリでもいいので相手にしないようにします。

「他の人から頼まれている急ぎの仕事があるから」と言って遠ざけるのもオススメです。

相手にされないとつまらないので去ってくれます。

・助けない

自己中な人に助けを求められても、決して応じないでください。

上司に相談するように勧めます。

仕事ができない人間であることを上司に自ら申告させるのです。

一度助けると自己中な人はずっと甘えてきます。なので突き放すのが得策です。

職場の自己中な人の治し方、気づかせる方法


改善が期待できるのは、少しでも自己中の自覚がある人です。

自覚がない人には「直そう」「気づかせよう」としても

疲れるだけですので、最初から諦めたほうがいいでしょう。

・会話でさりげなく伝える

たとえば「人の都合を聞かずに頼んでくる人ってちょっと嫌だよね」

みたいに同僚複数人と会話しているときに

さりげなく会話に入れて聞こえるようにするのが効果的です。

多分周囲も「そうだよね」と同意してくれるので、

多少でも心当たりがあるなら改善されるはずです。

・落ち込んでいるときを狙う

自己中な人は必ず上司から注意を受けているはずです。

さすがに上司に注意されて、何も気にしない人はいないでしょう。

そのときを狙って「こういうところを直せばいいと思うよ」

と優しく言うと、聞き入れてもらえる可能性はあります。

もし被害者ぶるようなら関わらないほうが無難です。

まとめ


自己中でも許されるのは学生までです。

社会人になると自己中な性格はデメリットでしかありません。

仕事のミスを反省しなかったり、周りとうまく協力できなかったりして

「仕事ができない」と評価されることになります。

周囲の人から相手にされなくなり、

いずれ会社での居場所がなくなっていくでしょう。

ただし自覚があって直したいと思っているタイプの

自己中でしたら対策次第では改善が期待できます。

気長に構えて自己中に気づかせるか、いっそ諦めるか

あなたに負担のないほうを選んでくださいね。