自分の仕事しかしない人の対処法!自分が得意な仕事、簡単な仕事しかしない人の特徴と人に手伝ってもらうけど自分は手伝わない人の対処法をご紹介します。





ロールプレイングゲームでは、勇者や戦士や魔法使いや僧侶がいて

それぞれ役割を分担しながら旅を進めます。

野球やサッカーでも役割分担はされています。

会社も同じで、それぞれの得意分野で成果に貢献することで良いチームになります。

ところが中には自分の得意や簡単な仕事にしか興味のない人もいます。

楽な仕事しかしない人はやる気がないと思われたり、

チームへの貢献は少なくなって職場で浮いた存在になってしまったりと、

マイナスのイメージが強くなります。

自分の仕事しかしない人にはどのように接すれば良いのでしょうか?

対処法などをご紹介します。



これは自分の仕事じゃない」言われた仕事しかしない人の心理


まずは自分の仕事しかやらない人は次のような心理が働きます。

・他人に興味がない、気が利かない

仕事は仕事と割り切っているので、

他人が抱えている仕事に気づかないことが多いです。

・仕事はお金を稼ぐ手段

頑張っても給料が変わらないなら、最低限評価の下がらない仕事だけを行って

予定通りの給料がもらえればそれで良いと思っています。

・自信が無い

自分のできる範囲を超えて失敗したくないと慎重になっています。

・できるだけ楽をしたい

あまり苦労をしたくないので、自分の仕事が終わればそれでおしまいと考えています。

・時間を奪われたくない

介護や子供のお迎えなど(もしくは副業やゲーム)特別な理由があるかもしれませんが、

できるだけ早く帰りたいので、余計な仕事には手を出しません。

他にも自分には関係ない、指示待ちの受け身体質、

メリットを感じないなど様々な心理が挙げられます。



自分が得意な仕事しかしない人の特徴


自分の得意しか仕事いない人は職場で浮いているようにも見えます。

具体的な特徴を見ていきましょう。

・気が利かない

ある意味仕事は個人プレイと思っているので、

他人が忙しそうにしていても自分の仕事に集中しがちです。

・消極的、保守的

責任をとりたくない、面倒、失敗したくないなどの理由から、

周りが大変そうでもあえてスルーする人たちです。

・メリット・デメリットで考える

他人を手伝っても給料に直結しないのであれば、

最低限の仕事だけすればいいと考えています。

・受け身・無気力

指示待ち体質や、やる気がないので、依頼されなければ動くことはありません。

・自分の仕事で精一杯

そもそも能力不足で、周りを見る余裕がありません。

・会社が嫌い、転職活動中

一刻も早く会社から出たいので、必要以上の仕事は避けて通ります。

以上特徴をいくつか見てきましたが、

パターンを掴めば協力体制が作れるかもしれません。



人に手伝ってもらうけど自分は手伝わない人の対処法


手伝いがこちらからの一方通行だとモヤモヤしますよね。

まずは普段からコミュケーションを良好に保ちましょう。

お互いの仕事を手伝うことで、相手の仕事の大変さも理解でき、

より効率の良いアイデアが生まれるきっかけになります。

しかし仕事を選ぶ人はそもそも価値観が違うので、

コミュケーション自体難しいかもしれません。

最初から期待しすぎないことも大事です。

見返りを求めると、やってあげたのにと「のに」が付くと

愚痴になりやすいので、こちらが善意で手伝うなら見返りを期待しない方が良いです。

次に上司の力も借ります。

コミュニケーションが不足している相手に直接注意すると、

角が立つ可能性があるので、上司にうまく振り分けてもらいます。

もしくは、あえて上司のいる前で仕事を依頼するのも有効です。

上司の指示や第三者の前での正当な依頼は簡単に断れません。

得意な仕事に特化できる人であれば、

その分野で圧倒的に活躍してもらうのも一案です。

例えば営業は苦手だけど資料作りが得意という人には、

営業に行かない代わりに2~3人分の資料をつくってもらうなどです。

仕事を引き受けてくれたら必ず感謝を伝えましょう。これが一番大事です。



自分の仕事しかしない人との関わり方はどうすればいい?


自分の仕事しかしない人とは、あまり関わらない方が無難です。

仕事を選ぶ人にモヤモヤするよりも、

気にせず自分の仕事に集中する方がより建設的です。

でもこれは個人的には解決するけど、

組織としては問題の先延ばしでしかありません。

気になって仕事がはかどらなくなったり、

チームの雰囲気が悪くなって生産性が落ちたりするようならば、

上司や第三者を交えて客観的に注意しましょう。

その際チームへの貢献というよりも、

個人の成長に焦点をあてた方が聞き入れ易いようです。

仕事を手伝ってもらったら、

小さなことでもとことん褒めて感謝を伝えましょう。

大袈裟なくらいが丁度いいです。

褒められて嫌な人はあまりいないし、

自己肯定感が低い人や消極的な人には特に有効です。

「さすが!!」「この分野なら安心して任せてられるね」

「おかげでチームの生産性上がったよ」などなど。

「自分では大したことないと思っていても、周りからこんなに感謝されるんだ」と

思われたらしめたもの。徐々に仕事の依頼を増やしていきましょう。



仕事を選ぶ人、楽な仕事しかしない人の末路はどうなる?


様々な対処法を試しても、

それでもやっぱり楽な仕事を選ぶ人は一定数存在することでしょう。

残念ながら価値観の違う人には何を言っても通用しないことが多いです。

圧倒的に特化したスキルで一点突破できる人は別として、

たいていの人は「仕事のできない人」「やる気の無い人」と認識されます。

そうなると次第に他人から距離を置かれるようになったり、

仕事を任せられなくなったりと組織で浮いた存在になります。

本人も楽な仕事を選んでいるうちに、職場での成長はここで止まってしまいます。

成長が止まると昇給やキャリアアップも難しいでしょう。

お金のためと割り切っていた人も気づけば、他の人は昇給しているのに、

自分だけいつまでも最低賃金で働くことになります。

転職活動中としても、新しい職場でも無能扱いされる可能性が大きいです。

一度成長の勢いを止めてしまった人が、

次の場所でうまく切り替えて勢いよく働くとは考えにくいからです。

まさに身から出た錆ですね。



まとめ


仕事を選ぶ側の人の心理も良くわかります。

頑張っても給料が上がらないとか、自分の時間を大切にしたいとか、

価値観が違うことは仕方ありません。

私たちが楽な仕事を選ぶ人にイライラするのは、

同じ給料なのに仕事内容に格差ができているからではないでしょうか?

だとすれば、チームのみんなと協働して相乗効果でもっと価値のあるものを作りましょう。

きっと評価も上がり給料も上がります。楽する人は残念ながら途中で脱落です。

冒頭のRPGの話ではないですが、

遊び人がいるから勇者がカッコよく見えるものです。

言い方は悪いですが、彼らのおかげで自分への評価が高まると思えば、

気にせず仕事に集中できるのではないでしょうか。

モヤモヤを我慢しながら仕事をすると良い仕事はできません。

自分の気持ちを切り替えるか、

上司や会社に働きかけてもらうか、何かしらの対策は必要です。

それでも彼ら彼女らを放置するような会社であれば転職も選択肢の一つです。

気持ちを穏やかに仕事に集中したいですね。