誰だって注意ばかりされていたら委縮してしまいますし、
覚えられるものも覚えられなくなってしまいますよね。
注意してくる人も良かれと思って注意してくるのでしょうが、
注意をし過ぎるということで相手が委縮してしまうということを理解していないのです。
今回は仕事が覚えられなくて委縮してしまうと起こる悪循環の原因や
注意ばかりされて委縮してしまう時の対処法などをご紹介したいと思います。
今まさに職場で注意されすぎていて委縮してしまっている人は
何か突破口が見つかる記事になっていれば幸いです。
目次 関連
職場で仕事が覚えられなくて委縮してしまう・・
職場で仕事がなかなか覚えられなかったり、
同僚は仕事を覚えているのに自分だけ覚えていないと
焦りや不安から毎日職場に行くのが辛くなってしまいます。
「仕事が覚えられないのにこのまま仕事を続けていいのかな?」とか
「仕事ができない奴だと思われるのが怖い」と感じてしまいます。
上司や先輩から「まだ覚えていないの?」と声が聞こえてくると
頭が真っ白になり余計に何もできなくなってしまうのです。
自分でも萎縮すればするほど仕事ができなくなることがわかっているのに
恐怖心から委縮することを止めることができません。
仕事で委縮してしまうと自信喪失にも繋がり
手が付けられない状態に陥ってしまうこともあります。
どうしたら委縮しないで仕事ができるようになるのでしょうか?
委縮するとミスが増える?委縮すると悪循環に陥る原因
「自分はできない奴だから目立たないようにしないと・・」
「これ以上上司に怒られないようにしないと・・」
なんて考えていると余計ミスが増えるものです。
人はやってはいけないことを考えていると余計にやってしまう生き物なのです。
萎縮してはいけないと思いながら仕事をしていると
ちょっとしたことを注意されただけでも萎縮してしまいます。
萎縮しながら仕事をしていると「怒られないこと」を
目的とした働き方になってしまうので
仕事の本質を理解ないまま働いてしまい結果
またミスを繰り返すという悪循環になってしまうのです。
「ミスが委縮を生み萎縮がミスを生む無限ループ」が完成するのです。
この無限ループが完成された人は職場で発言することができなくなり結果、
周りから不評を買ってしまい「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまうのです。
仕事が覚えられないのは病気?仕事が覚えられない原因
「いつも物覚えが悪くてミスをしてしまう・・」
そんな人はもしかしたら病気が原因かもしれません。
全ての人があてはまるわけではないのですが、
意識していても何度も同じミスを繰り返してしまうという人は
ADHDという発達障害が隠れているかもしれません。
ADHDとは注意欠陥・多動性障害のことです。
ADHDの人は大人になってから初めて出現するものではなく、
子供のころから症状がでているはずです。
なので自分の子供の頃を思い出してみて、
自分は周りの子とは何か少し変わっていたとか、
生活をしていて生き辛いと感じたことがある人はADHDを疑ってみるといいかもしれません。
ADHDは精神神経科などで治療を受けることができます。
物忘れが酷かったり、集中力が持続できない方は一度受診してみるといいと思います。
仕事で注意ばかりされて委縮してしまう時の対処法
会社で注意ばかりされてしまい委縮してしまう人は
萎縮しない心を持つことに集中しましょう。
萎縮しない心を持つことはある程度開き直ることが必要です。
「注意される自分はダメな奴」だとか「自分なんかいない方がマシだ」と
悲観的になると委縮しやすくなってしまいます。
なので自分を責めないためにも開き直ることができる心をもちましょう。
開き直る心を持つには他人を責める癖をつけましょう。
たとえば上司に怒られたら、
「あいつは怒ることしか出来ない脳ない野郎だ」とか
「マウントしかできない先輩はクズ」だとです。
心の中で思うだけで口に出してはいけませんよ。
そして怒られたからといって自分ができないことに目を向けてはいけません。
怒られたけど自分はこれに関しては誰にも負けないといものがあれば
それを武器に会社に貢献すればいいのです。
会社に貢献できているという思いがあれば萎縮を生む悲観や
罪悪感が少しは和らいでくれるのではないでしょうか?
仕事が覚えられなくてパワハラされるなら転職をしたほうが良い
残念なことですが、仕事が覚えられないからという理由で
パワハラを受けたことがある人はたくさんいます。
また、そのような理由でパワハラする会社はまだまだたくさんあるのです。
職場でのパワハラは立派な転職理由になります。
なのであなたがもし、仕事が覚えられなくて
パワハラを受けているのなら迷わず転職という道を選んでください。
この転職は逃げでもなんでもありません。自分を守るための転職です。
ここで注意して欲しいのがパワハラを理由に転職する時に
個人的な感情を伝えず事実のみを簡潔につたえるようにしましょう。
また、自分はパワハラの改善に勤めていたことも一緒に伝えておきましょう。
転職の際の面接のときにパワハラで退職したというと
「辛いことがあるとすぐに辞める傾向があるのでは?」と思われてしまうからです。
自分が置かれた状況を改善しようとできる限りの手段を講じたこと伝えることで
困難な状況に追い込まれても行動をとることができる人物だと
自分の人となりを伝えることができます。
まとめ
誰だって怒られながら仕事をしていたら委縮してしまうものです。
萎縮するなという方が無理な話です。
しかし、世の中は萎縮しないように教育してくれる会社はほとんどありません。
ましてや古い考えをもった人は「怒られてなんぼ」と
本気で思っているのでちょっとしたことでもすぐに怒鳴る人だっています。
今の時代にそぐわない人たちと一緒に働かなくてはいけないのが会社なのです。
怒られても委縮しない心を持っていきましょうね。