あなたのせいで辞めると言われた!自分が原因で人が辞めた、退職に追い込んでしまった時の対応方法まとめ





職場の人の退職の原因が自分だったとしたらあなたはどうしますか?

「私の指導が厳しかった?」「私が何かした?」と

自分に思い当たる節がないか必死に探していると思います。

わざわざ退職の理由を嘘をつかずに正直に「私が原因」と言ってくるぐらいだから

退職する人はよほど私が嫌だったことは間違いないはずです。

今回は職場の人に「あなたのせいで辞める」と言われた時の対応方法などをご紹介しますね。

自分が原因で退職者を出してしまった人も今まさに出そうとしている人も参考になると思います。



自分のせいで新人やパートが辞めてしまった原因


パートや新人が退職することになり、理由を聞くと原因は

「あなただ」と言われたときショックを隠し切れませんよね?

自分のどこに原因があったのかもわかっていません。

では、どうしてパートや新人は自分を原因に退職を申し出たのでしょうか?

ここでは自分のせいでパートや新人が辞めてしまう原因をご紹介したいと思います。

①厳しくしすぎていた

パートや新人が退職してしまう原因に「

自分が厳しくし過ぎていた」ということがあげられるでしょう。

自分は早く成長して欲しくてやっていたことが

パートや部下には耐えられなかったのです。

厳しいだけの人に人はついてきてくれません。

②しっかりめんどうを見てあげれなかった

「仕事が忙しい」という理由でパートや

新人の教育をきちんとしてあげられないと退職をしてしまいます。

右も左もわからない職場で頼りになるのは上司だけです。

その上司がなにも面倒を見てくれないと

「この職場で成長していくのは無理だ」と感じて退職を選んでしまうのです。

③面倒を見過ぎて成長を妨げた

上記とは逆に面倒を見過ぎてもパートや新人は退職を選びます。

ずーっと面倒を見るということは「一人で仕事を任せられない人」と受けとります。

自分一人でできる仕事でも何かと理由をつけて面倒をみてこようとすると

「この職場に自分は必要ない」と感じてしまい退職を選んでしまいます。



自分が気づかないうちに周りを退職に追い込んでしまう人の特徴


自分が気づかないうちに職場の人を

退職に追い込んでいたと知ったときはショックですよね?

世の中には故意に追い込む人もたくさんいますが、

故意に追い込んでいるつもりはなかったのに結果的に追い込んでた・・ということもあります。

ここでは自分が気が付かないうちに周りを退職に追い込んでしまう人の特徴をご紹介したいと思います。

①人前で叱る

仕事でのミスを人前で大声で叱ると人は

怒られないことだけを目的とした行動しかとれなくなります。

いまだに怒鳴り散らす上司などもいますが、時代遅れもいいとこです。

今の時代、人前で人を怒ると「パワハラだ」「モラハラだ」と騒がれてしまいます。

②あの人は仕事ができないと決めつける

明らかに働いている時間が違う人に対して

「あの人は仕事ができない」と決めてけられると決めつけられた人は

モチベーションが下がり、退職を選んでしまいます。

③自分の思い通りにさせようとする

何事にも自分の思い通りにさせようとする人は

知らず知らずのうちに周りを退職においこんでいるのです。

自分の意見を取り入れてもらえず、一人の人の意見だけで仕事を進められると

周りの人は「自分の意見が言えない職場はいてもしょうがない」と考え退職を選んでしまうのです。

④過去の失敗を持ち出してくる

過去にしてしまった失敗を何かあるたびに

「あの時もああいう失敗してたよね?気を付けてよ~」なんて

なにかと過去の失敗を持ち出されると人は

「自分が失敗するたびにずーっと言われ続けるんだろうな・・」となってしまい、

職場に来るのが嫌になります。



あなたのせいで辞めると言われた時の対処法、立ち直り方


職場で「あなたのせいで辞める」と言われるとどうしたらいいかその場ではわかりませんよね?

ここでは「あなたのせいで辞める」と言われた時の対処法をご紹介したいと思います。

①強い言葉を使わないようにする

普段から強い言葉を使いがちな人は意識して強い言葉を使わないようにしましょう。

強い言葉を使い続けると部下は離れていってしまいます。

強い言葉を使いたくなったら客観的に自分をみてみましょう。

「今の自分は周りにはどう映っているのかな?」と考えると強い言葉を使えなくなってきます。

②自分と同じスキルを求めない

人には個人差というものがあり、

自分はこれができるけどあの人はこれができないということは

職場ではよくあることです。

みんながみんなできると思っていはいけません。

自分が持っているスキルを他の人も持っていると思って仕事をすると

相手に過度な期待をしてしまい、

相手がプレッシャーで押しつぶされてしまいます。

人と自分は違うということを頭に入れておきましょう。

③自分からコミュニケーションを取りに行く

自分から積極的にコミュニケーションをとるようにすると

部下はあなたに叱られても「自分のために叱ってくれている」

と、感じてくれるようになります。

部下から話しかけられるのを待っていると

取っつきにくい人と思われ部下が委縮していまいます。



あなたのせいで辞めると言われたけれど気にしなくても良いケースもある


「あなたのせいで辞める」と言われても、気にしなくていいケースというのがあります。

ここではその気にしなくていいケースをご紹介したいと思います。

①退職するいいわけにされたとき

退職する際になにか理由を言わなければなりません。

その理由にあなたの名前を出されただけなら気にしなくてもいいケースになるでしょう。

例えばリストラを迫られていた人や、

職場に悪評が流れている人から「あなたのせいで辞める」と

言われても気にしなくても大丈夫です。

②辞めると言っている人以外からは信頼されている

職場でしっかりとした人間関係が築けている場合は

「あなたが原因で辞めます」と言われても問題はありません。

コミュニケーションを真面目に取っている人が

たまたま辞めた人と相性が悪かっただけで他の人とは

問題なくコミュニケーションをとれているようならば

気にしなくていいケースと言えるでしょう。

③辞めると言っている人みんなが言いているわけではない

一人の人間だけが「あなたのせいで辞める」

といっている場合も気にする必要はありません。

もともと、会社を辞めるつもりだった人があなたに

個人的な恨みを持っていて退職の際に伝えた可能性もあります。

ただ一人の人間が言っているだけなら気にする必要はないでしょう。

しかし複数人から言われているとなると話は別です。

複数人から言われている場合は自分の行いを見直しましょう。


パワハラなど自分が原因で人を退職に追い込んだのなら自分を直さないと因果応報がまっています


追い込むつもりはなかったのに結果的に追い込んでしまっていた場合は

自分を見直すことですぐに改善できるとおもうのですが、

パワハラなどが原因で人を退職にまで追いやってしまったときは

因果応報で自分に今まで人にした行いが返ってきます。

パワハラなどで人を退職に追いやるような人は最終的には

社会的信用を失い、精神的に自滅するという末路を辿ることがほとんどです。

パワハラなどで人を追いやると誰からも信頼を得ることはできず、

結果自分の指示には誰も従わなくなり、仕事もスムースにできなくなります。

そうなると、精神的に追いやられていまい、心や体に不調をきたすようになるのです。

パワハラで何人もの人を退職に追いやったことのある人は

すぐに自分を見直さないと因果応報で自分が会社を辞める羽目になるでしょう。



まとめ


退職の理由は人それぞれですが、その理由に自分の名前が出てくると

やはり気持ちがいいものではありません。

しかし、辞める方はそれほどまでに悩んでいたのでしょう。

相手をそれほどまでに追いやっていたことで負い目を感じる人であれば

まだ改善は見込め、自分を見直すことで成長することができるでしょう。

しかし、負い目も何も感じていないような人ならば、

残念ですが近い未来今の職場を去ることになるでしょう。

人の気持ちに寄り添えない人は今度は自分が辞める側になるのです。