日本の労働時間はおかしい!日本の働き方が時代遅れといわれている理由、8時間労働といって日本だけ労働時間が長い理由と対処法をご紹介します





日本の労働時間は年間平均1607時間だそうです。

一番労働時間が長い国はメキシコで年間2128時間も働いているそうです。

世界に目を向けてみると日本の労働時間は徐々に徐々に減ってきているのだそうです。

しかし、実際に働いていると残業はなくならないし、

お給料も上がらない日本はたとえ労働時間が徐々に短くなっていたとしても、

まだまだ長く感じるものです。

そこで今回の記事は日本の労働時間がおかしい、

日本の働き方が時代遅れといわれている理由についてご紹介します。

「8時間労働は長い!!」と感じている人は是非目を通してみてくださいね。



日本の労働時間だけ長いのはなぜ?


日本人は真面目で勤勉なので世界からよく働く人種とみられています。

事実日本人はよく働きます。

しかし日本人がよく働く人種だから労働時間が長いわけではなく、

日本の労働時間が長くなる背景には以下の原因が隠れているからなのです。

日本の労働時間が長い原因をご紹介します。

①生産性が低い

生産性が低いのと業務効率が悪いという原因が挙げられます。

生産性が低ければ低いほど労働時間が増え心身に不調をきたす従業員も増えます。

するとまた生産性が悪くなるという悪循環ができあがるのです。

②業務量が多い

従業員一人当たりの業務量が多くなるとどうしても労働時間が増えてしまいがちです。

労働時間が長い背景には無駄な雑務がたくさんあるからなのです。

③人員不足

人手不足はどこの企業でも深刻な問題となっています。

そこには日本の少子高齢化が強く関係しているのです。

人員不足を解決するには海外からの働き手を確保するしかないのです。

④管理が上手くない

管理やマネジメントが上手くできていないと、納期に間に合わせることが出来ずに

しかたなく従業員を長時間労働させて納期に間に合わせるようにします。

管理がうまくいかない原因の一つにタスクが見えるかされていないという点があります。

⑤無駄な会議が多い

日本人特有のものだと思うのですが、真面目だからこそ何度も会議を開き、

無駄なミーティングを重ね、結論を出すのにものすごく遠回りをします。

このような時間の使い方をすると結果残業が増え、労働時間が増えるのです。



日本の働き方がそもそも時代遅れだといわれる理由


日本の働き方はどうして時代遅れだと言われてしまうのでしょうか?

それは日本は海外に比べて「労働生産性が低い」事と

「グローバル化」が遅れているからなのです。

日本の生産性はアイルランドの約4割しかないのです。

日本は平均値より低い労働生産性となっていて、

このままのなにも改善をしなかればどんどん世界に遅れをとり

住みたくない国ワースト1に選ばれてしまうこともそう遠くない未来なのではないでしょうか?

また、「グローバル化が遅れている」という原因も日本の働き方が時代遅れだと言われてしまう原因です。

日本のグローバル化が遅れている理由は

「働き方の多様性に理解がない」

「語学力が乏しい」

「海外での暮らしに不安がある」

「海外に魅力を感じていない」

などがあるからです。

日本人は日本人だけの生活を好み、いろいろな国のメンバーと一緒に働くことに

苦手意識を持ってしまい、自分から知らない世界に飛び込むことができないので

その結果グロバール化が遅れてしまっているのです。



そもそも日本人の仕事観がおかしいの?


海外と日本の仕事の価値観の違いは具体的になんなのでしょうか?

ここでは海外と日本の仕事の価値観の違いをご紹介していきたいと思います。

「定時になったらすぐに会社を出る」

海外は決められた仕事を終えたら定時で会社を出ていくのが当たり前です。

日本のように自分の仕事が終わったら終わっていない人の仕事を手伝うなんてことはしません。

「完全な実力競争社会」

日本の企業では個人の実力だけではなく、能力以外の年齢、人間関係、なども

評価の一部になっていますが、海外では仕事の成果のみが評価の対象になるのです。

日本の年功序列なんていうシステムはありません。

「企業の在り方の違い」

日本の企業は顧客を神様のように扱いますが、

海外の企業はオーダーである株主を第一と考えるのが主流なのです。

顧客にちょっとクレームをいれられたからといってすぐに対応するようなことはしません。

「インターン制度が充実」

日本では企業に就職してから研修が一般的ですが、

海外の企業では学生時代に一社員として働くインターン制度が主流です。

学生時代に専門的な知識を身に着けることで「即戦力」となる人材の確保でします。

学生側もインターンに参加することで

自分に合っているの会社なのかどうかを判断することができます。



毎日8時間労働働いて頭がおかしくなってしまう時の対処法


私たちはいままで8時間労働を当たり前のことだと思い

言われるがまま8時間労働をしてきました。

8時間労働と言っていますが、8時間ぴったりで帰れないこともよくあります。

人生で1/3の時間を労働に使って生活している私たち生活は普通ではないのかもしれません。

このおかしさに気が付いている人はとても多く、

日々労働時間の長さに悶々としながら働いているのです。

悶々としている日々から解放されたいと感じたら以下のことを実践してみましょう。

①思い切って休む

休むことで、ゆっくり自分を見つめなすことができます。

ネガティブな感情からポジティブなものに変われるのではないでしょうか?

②人の意見を参考にする

自分と同じ考えや職場環境の人の話を聞いてみましょう。

自分が辛い思いをしている時は「この世で一番かわいそうなのは自分だ」と

誰もが思ってしまいますが、人の意見を聞いていると

「自分はまだまともな方だった」と気づかされることがあります。

③仕事中にリフレッシュする

8時間労働を嫌々続けていると、ストレスのデイで身体を壊してしまいかねません。

そんな時は職場でもリフレッシュできる方法を見つけておきましょう。

例えば、トイレで歯を磨くとか、短めの昼寝をしてみるとか、好きなアロマを焚くでもかまいません。



これからは副業など、個人で稼ぐ力を身につけよう


これまでの記事をご紹介していて思うのはこれからの時代は

個人で稼ぐ力を身に着けていかないと時代に取り残されてしまうということでした。

個人で稼ぐ力を身につけるとどんないいことが待っているのでしょうか?

①会社に依存しない働き方を選べる

会社に勤めている限り収入や労働環境を会社に依存することになり

働き方を自由にすることはできません。

ですが、個人稼ぐ力を身につけて会社以外の仕事を持つことができれば

いろいろな働き方の選択肢が広がります。

②景気や世の中の変化への対応力が身につく

個人で稼ぐ力をつに着けることで景気や世の中の変化への対応力を身につけれます。

個人で稼ぐようになると仕事に関わることを自分で見て選び取るようになるので

世の中の動きをよくいることができるようになるのです。

③仕事で成果をだすほど収入が増える

会社に属していると大きな成果を出したとしても収入が増えることはほとんどありません。

しかし個人で仕事をしていると高い成果を出せば出すほど自分の収入は上がっていきます。

成果に応じてしっかり報酬が得られるのはモチベーションを上げることにもつながります。

④年齢・性別・地域に関係なく収入基盤を作れる

会社に勤めていた場合いくら収入をアップさせようとしても年功序列という

最悪な風習があるせいで先輩が会社を去るまで収入が上がらないことがほとんどです。

個人で仕事ができれば、自分が希望するままに収入を上げることだってできるのです。



まとめ


日本の労働時間は8時間が基本です。

この8時間を「長い」と感じるか「短い」と感じるかは人それぞれだと思いますが、

人生の1/3もの時間を労働に費やすことは普通ではないと思います。

人生は長いようで短いのです。

自分の長いようで短い人生を充実したものにするために

「今の自分にできることはなんなのか?」よく考えることができました。

もう私たちは国に言われるがまま働くのではなく自分の意思で

自分の働き方を変えていかなければならない時代に足を踏み入れているのです。

時代に取り残されるか波に乗るのかの変換機の今、あなたはどちらの道を選びますか?