給料日が土日後払いの会社は法律的にやばい?給料日が土日に重なった場合、給料の支給はどうなるかご紹介します。




待ちに待った最初の給料日にATMへ行って

給料が振り込まれていなかったらショックですよね。

「どうなっているの?」と会社に確認したら

まさかの後払いだった…なんてことがあります。

給料日が土日や祝日と重なった場合は

ほとんどの会社は「前払い」で、休みの前日に振り込んでくれます。

「後払いだといつ振り込まれるの?」

「給料が土日に重なったら後払いって、法律違反じゃないの?」

いろいろと疑問が湧いてくると思います。

そんな土日が給料日と重なったら後払いの会社に勤めてしまったとき

気になることをまとめてみました。





1給料日が土日の時は基本的に前払いで振り込まれる会社が多い


どんなド田舎の中小企業でも「前払い」で

給料が支払われているところがほとんどだと思います。

ではなぜ前払いの会社が多いのでしょうか。

それは労働基準法で「月一回以上支払うこと」と決められているからです。

例を挙げてみましょう。

たとえば20日〆25日払いという会社があります。

前回の給料日が25日、今回は土日をはさんだので27日になってしまったとします。

これだと「月一回以上支払う」という条件を満たせなくなりますよね。

そのため前倒しで払っている会社が多いのです。

土日前に給料が振り込まれないといろいろ困るので

前払いは働く人にとってはありがたいです。

余談ですが労働基準法が作られたのは昭和22年、いわゆる「戦後」です。

戦前は雇っている側が、自分たちの都合で好きにしていたのかもしれませんね。





給料日が土日に重なったとき前払いか後払いか?は就業規則で確認できる


「前払いが当然」と思っている方もいるかもしれませんが

これは就業規則に書かれているかどうかによって異なります。

もし就業規則に「後払い」となっていたら、その通り後払いです。

これは法律に違反していません。

では前述の「月一回以上支払う」と矛盾するときはどうなるのでしょうか。

実は月末払い以外は「後払い」が認められています。

ちょっとモヤモヤしますが、認められているので仕方ありません。

入社時に必ず「前払いか?後払いか?」を就業規則で確認しておきましょう。

でもできるなら入社前に知りたいですよね。

しかし就業規則は社外秘の情報もあるので

面接段階では確認させてもらえないことがほとんどです。

気になる場合は、面接時に聞いておくことをおすすめします。

聞いたことで態度が変わる会社でしたら、なにか事情がある会社の可能性があります。





給料日が土日の後払いの時、給料が振り込まれる時間


給料日が土日にあたってしまったとき

翌月曜日の午前10時までに振り込まれます。

これは「給与は、給料日当日の朝10時までに引き出せるように

しなければならない」という行政通達があるからです。

ただこれは「通達」であって「法律」ではありません。

たとえ振込が午前10時を過ぎていたとしても

当日中に振り込まれていれば問題になりません。

銀行の振込は基本的に15時までに行うと「当日扱い」となり

それ以降だと当日に振り込んでいても「翌日扱い」となります。

たとえ経理が「今日の16時に振り込んだよ」と言っても

あなたが当日中に引き出せない状態であるなら違法となります。

もし経理がいい加減だったり、

法律や通達をわかっていなかったりするようでしたら

その会社を速やかに退職したほうがいいでしょう。

給料関係が適当な会社にロクな会社はありません。





三連休やゴールデンウィークなど連休が続いた場合、給料が後払いなら気を付けないといけない


楽しいはずの三連休やゴールデンウィークも

給料が後払いだと気が重くなりますね。

クレジットなどの引き落しは連休後にされるので

ちゃんと給料が振り込まれるなら問題はありません。

もし給与の振込口座とクレジットが

引き落とされる口座が別であった場合は注意が必要です。

クレジットの引落し日は事前にメールで案内が来るので

確認してお金を移動しておきましょう。問題となるのは生活費です。

ただこれも事前に後払いであるのことがわかっているはずなので

連休用にお金を残しておくのが大事ですね。

でも「どうしてもお金が足りない!」となった場合はどうすればいいでしょうか。

最悪、銀行のキャッシュカードに付いている

「カードローン」で、お金を借りてしのぐこともできます。

ただ給料が振り込まれたらすぐに返してください。

「借りるクセ」だけはつけないように気を付けましょう。





給料日が後払いというのが嫌なら転職を考えたほうが良い


周りが前払いなのに、自分だけが後払いで嫌なら転職もアリです。

みんなが金曜日や土日に「買い物する」とか「遊びに行く」とか盛り上がっているときに

自分だけ「給料が後払いだから」とひっそり過ごすのは精神的に堪えます。

そしてこれは今の会社にいる限りずっと続くのです。

ツラすぎませんか?

そもそもなぜ後払いとしているのか気になります。

1日でもいいから給料を払うのを遅くしたい、という意図があるのでしょうか。

そうなるとかなり資金繰りに困っている会社である可能性が出てきます。

単に「昔からこうしているから」と慣習になっている会社のケースもあるかもしれません。

それでも世間一般は「前払い」となっているのに

「後払い」を貫くというのは会社の気質が頑固であると言えます。

働いている人のことを考えるならば、前払いにできるはずです。

それをしない・できない会社からは転職したほうがいいでしょう。





まとめ


給料が土日と重なってしまったら後払い、という会社はまれに存在します。

前払いだと信じていた場合、そのショックは大きいでしょう。

でもこれは就業規則に書かれてあれば、法律違反になりません。

休日前に給料が入ってこないのはツライですが

その会社にいる以上は生活費を残したり

口座引落の日を確認したりして賢く乗り切っていくしかありません。

しかし給料が後払いであることが嫌でしたら転職もアリです。

前払いにしない会社は、従業員のことを考えていない可能性が高いからです。

転職時にはぜひとも給料が土日に重なった場合は

前払いであることを確認してくださいね。