休日に百貨店に行ってお買い物したり、
ランチを食べたりするととても楽しくてワクワクしますよね？
「こんなにワクワクできる場所なんだから、働いてみたらもっと楽しいはずだ！！」
と考える人もいるかもしれません。
ですが百貨店は勤務がキツイと言われています。
どうして百貨店の勤務はキツイと言われてしまうのでしょうか？
今回は百貨店の勤務がキツイ理由や、
百貨店勤務に向いている人の特徴などをご紹介していきたいと思います。
百貨店勤務に憧れを抱いている人は参考にしてみてください。
目次 関連
百貨店の勤務がきつい？百貨店の就職はやめとけと言われる理由
百貨店と聞くと私たちはちょっと高級感のあるお店が
たくさん入っている場所というイメージを抱くのではないでしょうか？
男性よりも女性がよく行く場所という印象ですよね？
女性がよく行く場所だから働いている人も女性の方が多く、きれいな人が多い気がします。
そんな百貨店で一度は働いてみたいと願望を抱く人もいるとは思いますが、
百貨店への就職は「辞めた方がいい」と言われることがあります。
どうして百貨店への就職は辞めた方がいいのでしょうか？
ここでは百貨店の就職はやめとけと言われる理由をご紹介したいと思います。
①立ちっぱなし
百貨店への就職を辞めた方がいいと言われる理由の一つ目が
一日立ちっぱなしの仕事なので体力的にキツイことです。
百貨店では制服を着て常に笑顔でいなければなりません。
どんなに体調が悪くてもそれをお客様に見せるわけにはいかないので、
無理してでも笑顔で接客をし続けなければいけないのです。
②暗記することが多い
百貨店ではフロアが10階以上あることがほとんどです。
そのため全フロアの把握と百貨店以外の情報を聞いてくるお客様もいるので、
周辺施設の情報も頭に入れておかなければなりません。
覚えることがたくさんあるのです。
③お局さまとの人間関係に悩まされる
どこの職場にもお局さまはいますが、百貨店のお局様は癖が強い人が多く
ちょっとしたことでトラブルにもなりやすいので、
かなり気を使わなくてはならないことが辛いところです。
④ストーカーが出現する
百貨店で働いているとやはり華やかな世界で働いていると感じる方もいます。
実情は華やかでもなんでもないのですが・・
すると現れだすのがストーカーチックな人たちです。
毎日毎日、用もないのに来店してきたり、
中には自宅まで付けてこられるというケースも発生しているのです。
百貨店の社員が偉そうで怖いと言われる理由
百貨店で働いていると社員が偉そうで怖いと感じることがあります。
無論、みんながみんなそのように見えるわけではないのです。
どうして百貨店の社員には偉そうで怖いと言われる人がいるのでしょうか？
ここではその理由を3つほどご紹介していきたいと思います。
①現場にいないから
百貨店社員は現場にいることは少ないです。
大体は裏でパソコン業務をしていることがほとんどです。
何をやっているのかは分かりづらいです。
何をやっているか分からないような仕事をしているので、偉そうに見えてしまうのです。
②指示がものすごく雑
百貨店社員は指示の内容がものすごく雑で抽象的です。
時には言った・言わない論争が起こることもあります。
大雑把で、周りのことを考え発言してくれないので偉そうに見えてしまうのです。
③仕事はマネジメント
自分の仕事は「マネジメント」だと思って働いています。
現場でトラブルがあっても「現場の人間だけで解決しろよ」みたいなスタンスを取ってくる人もいます。
「いや、マネジメントが仕事なら現場のトラブルはお前の責任だろう！」と
言いたくなってしまいますが、現場のトラブルは自分の責任ではないと考えています。
問題が起こってもその場にいないことの方が多いので偉そうに見えるのです。
百貨店に向いている人の特徴
一度は百貨店で働いてみたいという人もたくさんいると思います。
そんな人の為に百貨店に向いている人の特徴をご紹介したいと思います。
①好奇心旺盛な人
百貨店はいろいろな商品を取り扱っており、たくさんの部署や、
売り場などがあり、どこに配属されるかわかりません。
自分の興味のある部署に配属されるなんてことはないのです。
なのでどんなことでも興味をもち、好奇心を持って
積極的に配属された部署で働くことができる人は百貨店勤務に向いています。
②ルールに従順な人
老舗の有名百貨店ほど独特のルールが存在します。
身だしなみや、髪色、メイクについても細かい規定がある所が多いのです。
百貨店で働く人間は控えめで清潔感のある身だしなみが求められます。
なので、百貨店にあるルールに順々に従うことができる人は百貨店勤務に向いていいるでしょう。
③話題豊富で聞き上手な人
百貨店は大半が女性客です。
しかも年齢層はやや高め。
女性はおしゃべりが好きな生き物です。
買いたいものや探している物について話をすることはもちろんですが、
そこから家族の話題になったり、私生活の話に飛びに飛びまくります。
そんな時でも話の腰を折らないで相槌を打ちながら
お客様の話し相手になってあげられる人は百貨店勤務に向いている人だと言えます。
百貨店勤務の強みや将来性
百貨店で働いてみたいと考えている人は気にしていることは百貨店の将来性ですよね？
「少子高齢化の今、高齢のお客様はどんどん減っていき、百貨店は存続できるのだろうか？」
という不安を抱えていると思います。
確かに、百貨店業界は苦しい現状にあると言わざるを得ないのが現状です。
しかし、まったく将来性がないのかというと決してそうではありません。
厳しい事を言ってしまいますが、これからの百貨店は試行錯誤しながから
仕事に取り組まなければ存続は難しい時代になってきてしまうのは事実です。
ですが、現代のように日常業務をルーティンでこなせばよかった時代よりも
社員一人一人が意欲的に働くことで将来性は見出せます。
また、今よりも自分の意見が通りやすい時代になってくるので
自分が試行錯誤したことで自分の働いている百貨店を救うことができるかもしれません。
ただ、言われたことだけをこなすという働き方ではなく
自分で考え行動することで百貨店にも将来性は見えてくるようになるのです。
「厳しい現状でも自分の力で何とかしよう！！」とする
社員がたくさん出てくることが百貨店に勤めることの強みにもなります。
成長することを諦めなければどんな職業でも将来性はいくらでもあるのです。
百貨店の就職って難しい？百科店業界への就職方法
人生で一度は百貨店で働いてみたいという人も世の中にはたくさんいると思います。
百貨店業界は毎年希望者が多く、就職難易度は高いです。
華やかな職場に憧れて、就職を希望する人もいれば、最初から本社希望の人もいます。
本社と販売員ともにどちらも人気が高く就職するのは容易ではありません。
この厳しい百貨店への就職を勝ち取るためには
インターンの参加や念入りな業界企業研修などの準備が必要となります。
そして百貨店で働くには基本的に各百貨店の採用試験を受けなければなりません。
百貨店によって異なるのですが、多くの百貨店が「大卒以上」の学歴を求めています。
特に大手の名の知れた百貨店は大卒以上の学歴を必須としています。
求人に応募すると次に入社試験があります。ここでは面接や筆記試験を行います。
採用が決まれば本人の適性や希望などを考慮し、各部門へ配置されていくのです。
百貨店の多くは大卒を起用するご紹介しましたが、
百貨店の社員ではなくメーカーから派遣されている「派遣販売」という方々も存在します。
この方々は百貨店の所属ではなくメーカーの所属になるので
大卒など関係なく百貨店で働くことができます。
もしもあなたが大卒の資格がないけど百貨店で働きたいという希望をお持ちでしたら
メーカーから派遣されて百貨店で勤務するという道もあります。
まとめ
百貨店で働いている人を見るとみんな華やかで、憧れてしまいます。
しかし、実際に百貨店で働いている人からすると華やかなことばかりではないのです。
どんな職業にも言えるのですが、「隣の芝生は青く見える」現象と一緒で、
「あの企業で働いている人は華やかに見える」ものなのです。
百貨店で働いている人からすると土日に買い物することができる
お客様の方がきっと華やかに見えているはずです。
お互いがお互いを羨ましがっているだけなのです。
理想を持ちすぎて百貨店に就職してしまうと現実に打ちのめされてしまうこともあります。
「どんな業界でも泥臭く働かなくてはならない」ということを念頭に入れておけば、
辛いことがあっても耐えることができるのではないでしょうか？
