「職場でリーダーに選ばれたいけど、なかなか選ばれない・・」
「職場でリーダーに選ばれるためにがんばっているのになかなか抜擢されない・・」
このような経験をしたことがあるひともいるでしょうし
もしかしたらあなたも今このように悩んでいるかもしれませんね。
学生の頃に部活動で部長をやったことがあったり、生徒会長を経験したことがある人は
リーダーの素質とはなんなのか?を本質的に分かっている人も多いのではないでしょうか?
今回は職場で人が付いてくる人の特徴や、
職場でリーダーに選ばれる人になる方法をなどをご紹介していきたいと思います。
リーダーの席を狙っている人は参考になると思うのでいちど目を通してみてください。
目次 関連
職場でリーダーの素質がある人、人が付いてくる人の特徴
学校生活でも職場でもリーダーがいないと集団というのはまとまりがなくなります。
しかし誰でも彼でもリーダーになれるかと言われるとそういう訳ではありません。
ここではリーダーの素質がある人の特徴をご紹介します。
①人間関係を大事にする
リーダーの素質がある人は自分でできることの限界を知っている人です。
周囲の人と協力しなければ仕事を円滑に進めることはできません。
なので、リーダーの素質がある人は無駄に人間関係を悪くしようとはしません。
日ごろから仲間とのコミュニケーションを大事にしようと心掛けているのです。
②自分の意見をハッキリ言える
いつも他人の意見に流されっぱなしの人にリーダーの素質はありません。
自分の意見を間違っていたとしても自信満々に発信できる人にリーダーの素質はあるのです。
自信があるということは自分に軸があるということです。
ブレない軸を持っている人に人は「ついていこう!!」と思うものです。
③能力をひけらかさない
リーダーは信頼される能力の高さを持っていないとできません。
しかし、その能力を自慢するような人はリーダーにはなれません。
能力をひけらかすと「そんなすごい人ならあなたが一人でやればいいのに・・」
と思ってしまう人が出てくるからです。
高い能力を持っているけど人に話さなかったりひけらかさない人ほど
リーダーの素質があるといえるでしょう。
④トーク力がある
たくさんの人をまとめて引っ張って行くには共感を得たり、
納得させるような行動をとらないといけない時が多々あります。
その時に必要なのがトーク力です。
説得させたい人が
「言っている内容がわからない・・納得できない・・」
と思ってしまうようなトーク力では人はついてきてくれません。
周りの人を共感させたり、説得力のある人に人はついていきたくなるものです。
⑤他人の意見も尊重できる
「自分の意見がすべてただしくて、自分の意見に反論してくる人は間違っている」
このような考えの持ち主はリーダーには向いていません。
反対意見にもしっかりと耳を傾け、尊重できる人がリーダーに向いていいるのです。
リーダーとは中立的に意見を取り入れることが出来る人がなるものです。
⑥課題を見つける能力がある
リーダーはチームの成功を考え、
その弊害となるものを見つけ除外していかなければなりません。
現状で満足していてはいけないのです。
「もっといいものにできる」「もっと生産性を上げれる」
などの次の課題を常に見つけられる人がリーダーに向いているのです。
リーダーに向かない人の特徴
上記ではリーダーに向いている人の特徴をご紹介してきましたが、
逆にリーダーに向いていない人の特徴は何なのでしょうか?
ここではリーダーにするとチームの弊害になる人の特徴をご紹介していきたいと思います。
①部下の話を聞かない
人は話を聞くより聞いてもらう方が心地よい心理を誰でも持っています。
人に話を聞いてもらうことができたら自分も人の話を聞こうとしますが、
話をはなから聞いてもらえない相手の話はこちらも聞こうとは思いません。
それは部下も同じことです。
リーダーが話を聞いてくれない人なら部下もリーダーの話を聞こうとは思いません。
②上司の顔色ばかり気にする
部下に対しては高圧的な態度をとるのに、上司にはへコヘコして
ご機嫌取りばかりするリーダーをカッコいいと感じる人なんていませんよね。
上司の指示を尊重するのは大事なことですが、
ご機嫌取りばかりに気を取られているリーダーを誰もリーダーとは認めないでしょう。
③すぐ愚痴を言う
なにかあったときにすぐに愚痴を言う人はすぐになんでも諦めてしまう傾向にあります。
リーダーになった人が愚痴ばかりで部下のみんなの士気を下げていたら、
うまくいくものもうまくいきません。
リーダーになる人は簡単に愚痴を言ってはいけないのです。
愚痴を言いたくても部下に言うものではありません。
④会社の批判をする
すぐに会社の悪口を言ったり会社の経営に口を出してくる人を
リーダーにするべきではありません。
部下から見るとリーダーは会社に近い人物であるという認識なのです。
そんなリーダーが会社の批判をしてしまうと部下も会社を信用できなくなり、
仕事のモチベーションが下がってしまいます。
リーダーになる人は決して部下に会社の悪口を言ってはいけないのです。
⑤感情の起伏が激しい
感情の起伏が激しい人はメンバーとのコミュニケーションが
スムーズに取ることができません。
このような特徴を持った人をリーダーにしてしまうと部下は
リーダーの顔色を伺いながら仕事をしないといけなくなるので
スムーズなコミュニケーションは不可能になります。
これでは部下からの信頼を得ることはできません。
⑥自分の成功ばかり考えている
自分本位で周りのことを考えない人をリーダーにしてはいけません。
物事がすべてうまくいったとき
手柄はすべて自分のものにする人は決して成功することはできません。
このような人は部下の手柄を平気で奪い、奪ったという自覚もないので
周りからの信頼を得られるはずもありません。
リーダーとは自分の成功よりも部下の成功を考えられる人でなければならないのです。
なぜかリーダーになってしまう・・リーダーに選ばれる人の悩み
「どうしてリーダーに選ばれたのだろう?」
「リーダーなんて自信ないよ・・」
「自分よりもっと適任がいるでしょう?」
リーダーに選ばれたことがある人はこのように感じたことがあるのではないでしょうか?
会社からリーダーの任命意を受けたからにはやらなければ!!
と、やってはみるもののいざリーダーになってみると
様々な悩みに苦しめられてもがいているリーダーは多いのではないでしょうか?
リーダーになれなかった人は「リーダーになれるなんていいなぁ~」
と思っているかもしれませんが、実際にリーダーになった人は
「変われるなら変わってほしい」と思っていることがほとんどです。
リーダーは部下の話をうまく聞き、意見交換をするためのスキルを磨く必要があります。
また、精神的に弱っている部下を見極め対応をしなくてはならないので
観察力とメンタルケアのスキルも必要になるのです。
リーダーに選ばれた人はすべてのことをそつなくこなしてくれる
と、周りに思われているからだと思われます。
しかし、リーダーに任命された人は責任感が強い人が多いので
部下よりも先に潰れてしまう可能性もあります。
リーダーになるといままで考えてこなくていいことも考えなくてはならなくなるので
精神的にしんどくなることが多くなるので、リーダーは常に悩み、もがいているのです。
実は影のリーダー!職場にいる目立たないけど実はリーダー的存在の人の特徴
会社には最前線でみんなを引っ張ってくれるリーダーがいます。
しかし、それとは別に支援型のリーダーシップととり
「影のリーダー」と呼ばれる人も存在しているのです。
かの影のリーダーはどこの会社にいるわけではないです。
また、「影のリーダー」と役職がついているわけでもないのです。
この支援型のリーダシップをとれる人がいると
格段と仕事がしやすくなるし、職場の空気も良くなります。
陰のリーダーと呼ばれる人の特徴をご紹介していきたいと思います。
①サポートが手厚い
陰のリーダーはとにかく人助けが上手です。
困っている人がいたら何も言わずにすっと助けてくれます。
業務に慣れていない新人からしたらこんなに心強い人がいたら安心ですよね。
②控えめ・謙虚
陰のリーダーは自分から目立とうとしません。
陰のリーダーは自分のことを陰のリーダーとも思っていないのです。
そう思っている所が周りのみんなからの信頼も厚いところなのでしょうね。
③周囲の信頼絶大
陰のリーダーは「自分についてこい!!」というタイプではないです。
自分についてこい!!系のリーダーは気分で調子のいいことを言ってしまうこともあるのですが、
陰のリーダーは確実性が高い事だけを口にするので、周りからの信頼は絶大です。
適当なことを発信するのに強い抵抗があるので確実性のことがあることしか言いません。
④共感力が高い
陰のリーダーは共感力に優れています。
相手を尊重して話を聞いてくれるのです。
否定したり、話を途中で遮ることもありません。
人が嫌がることをしません、ただひたすら耳を傾けてくれるのです。
このような人がいてくれると仕事も「頑張ろう!!」と思えてくるものです。
職場でリーダーに選ばれるようになる方法
さて、ここまでリーダになれる人の特徴と
リーダーにしてはいけない人の特徴をご紹介してきましたが、
最後に職場でリーダーに選ばれるようになる方法をご紹介していきたいと思います。
ずばり言ってしまいますが職場でリーダーになれる方法は一つです。
それは周りから「信頼される人」になることです。
仕事が出来る人、要領がいい人、人当たりがいい人など
様々な要素をもっていないとリーダーには向いていないと思われがちですが、
実はリーダーになることはそんなに難しい事ではなく
周りの信頼を得られているか得られていなかで決まります。
一緒に働いていていて、責任感が強く、自分がやったことは
自分でちゃんと責任が取れる人が周りからの信頼を勝ち取ることができるのです。
しかし、信頼とは1週間や2週間で得られるものではありません。
地道に周りからの信頼を集めれる人がリーダーになれるのです。
まとめ
「リーダーに選ばれたいけどなかなか選ばれないな」と感じている人も「自分なんかがリーダーなんてできるはずないのになぜかリーダーに選ばれてしまった」
と、いう人も今回の記事は参考になったのではないでしょうか?
リーダになりたい人もリーダーになる自信が無い人も
みなさん責任感が強くて仕事に熱意をもっている人だと思います。
例えリーダーになれなかったとしても、
その熱意があればどこの職場でもやっていくことはできるし、
なぜかリーダーになってしまった人も
会社からの評価は高いと誇っていいことなのではないでしょうか?
この記事に辿り着いたということはその時点であなたは人の為に動ける人間なのです。
諦めずに動き続けることでいつか理想の自分になれているのではないでしょうか?