辞めないと思ってた人が仕事を辞めてしまう理由と対処法!辞める人は黙って辞める?あっさりと仕事を辞める人の心理や辞めてほしくない人が辞める時の効果的な引き止め方をご紹介します。





職場で尊敬できる人や辞めて欲しくない人に

限って仕事を辞めてしまい残念な気持ちになった経験はありませんか?

「この人なら尊敬できるから、この人の生き方を見習いたい!!」

と思っていたのに一緒に働きだしたら

すぐに退職をしてしまったらがっかりしますよね。

どうして辞めて欲しくないと思っている人ほど辞めてしまうのでしょうか?

今回は辞めて欲しくないと思っていた人が辞めてしまう理由や

辞めて欲しくない人を効果的に引き止める方法などをご紹介していきたいと思います。

「今の職場にも尊敬できる人はいるけど、辞めてしまいそう・・」

こう感じている人は参考になると思います。



辞めないと思っていた人が辞めてびっくりした


「尊敬している先輩が突然仕事を辞めてしまった」

こんな経験がある人は多いはずです。

「社内評価も高いし、仕事が出来る先輩がどうして辞めてしまうのだろう?」

と不思議におもいますよね?

辞めないと思っていたのに、辞める人の特徴に

「真面目」「優秀」「おとなしい」の3つがあります。

おそらく、自分の中では「すぐにでもこの会社を辞めたい」

という気持ちがあったのだと思います。

しかし、いろいろなことを考えていると行動に移せなくて

なかなか辞められない状況が続いていただけなのです。

それが何かのきっかけに解放され、行動に出れるようになったときに

周囲の人は「突然どうしたの?」となってしまうのです。

しかし、突然ではなく辞める人にとっては「必然」だったのです。



辞める人は黙って仕事を辞める?あっさりやめる人の心理


職場を黙ってあっさり辞めて行く人っていますよね?

どうして、誰にも言わずに辞めて行くのでしょうか?

ここでは黙って会社を辞めて行く人の心理をご紹介したいと思います。

①転職先が決まっているから

次の仕事が決まっているので心に余裕があるのです。

淡々と仕事をして退職日まで黙って働く・・

自分から退職を発言するといろいろ質問攻めされるので

退職する日まで黙っておきたいのでしょうね。

②愚痴を言っても仕方がないから

退職する理由は人それぞれです。

おそらく会社に不満があるので辞めて行く人がほとんどだと思います。

その不満を言って会社が変わるならいくらでも言うのですが、

会社の不満を口にしたところで会社は変わりません。

余計なことは言わずに退職日を迎えたいと思っているのです。

③社風は変えられないから

組織を変えようとした時に社員一人の力で変えることは不可能です。

自分一人がどれだけ頑張ったところで社風は変わりません。

ならば転職して一から新しい場所で頑張った方がいいと考えています。

④余計なトラブルを起こしたくないから

自分が不満を言うことで周りを巻き込み

余計なトラブルを起こしたくないと思っているので退職日まで黙っています。

ネガティブな発言を繰り返すことで

職場の人たちを敵に回す可能性は高まりますから、何も言わないのです。

⑤最後まで働きたいから

お金を貰っている以上はしっかり最後まで真面目に働きたいと思っています。

自分に任された仕事を最後まで成し遂げて退職したいという気持ちがあるのです。



真面目な人ほど急に仕事を辞めてしまう?


私が今まで働いていて感じ事があるのですが、

真面目で大人しい人ほど突然仕事を辞めてしまう印象があります。

真面目な人は向上心が強くもっと上を目指したいと考えている人が多いです。

収入をもっと上げたい、スキルアップしたいという気持ちが強く今、

働いている職場が真面目な人のお給料を上げたり、

役職をつけるなどしてくれれば突然辞めるなんてことはなかったでしょう。

しかし、職場は真面目な人の向上心に気が付いていても

お給料を上げるなどの対応をとらなかったので、

真面目な人は突然辞めるという選択をするしかなかったのです。

また、職場環境に馴染めなくて辞めてしまう人もいます。

誰にも相談できる人がいなくて自分一人で悩みに悩んだ末退職を選ぶ人がいます。

真面目な人は自分が注目を集めることを嫌います。

退職を口にしてみんなの注目の的になるのが嫌なのです。

なので自分一人で退職を決め報告するので「突然辞める」と受け取られます。

しかし、真面目な人からすると突然ではなく

ずっと自分の頭の中だけで考えていたことなのです。



辞めてほしくない人が辞める時の効果的な引き止め方


社員が退職を申し出た時、それはもう決意を固めた時なのです。

その決意を揺るがすことが出来るくらいの

引き止め方は存在しないのかもしれません。

けれど世の中に100%ということはありません。

これから紹介する以下の引き止め方法を行うことで奇跡が起こるかもしれません。

①退職希望者と仲の良い社員に説得してもらう

退職希望者と最も深い人間関係をもっている別の社員に

退職を辞めるように説得してもらいましょう。

1人に絞らず、退職希望者を採用した上司、同期のメンバー、

影響がありそうな人全てを使って説得することで心変わりが見られるかもしれません。

②議論しないで話を聞く

人は自分がすでに決意したことに対して議論されることを嫌がります。

もう決めたことなのに議論することになんの意味もないからです。

ならば議論はしないで相手の言い分だけを聞いてあげる機会を設けましょう。

彼らの思い込みで真実と違うことを言っていても

とにかく反論しないで聞いてあげることです。

思いの丈をすべてぶつけて貰うことで、

退職者の気持ちもスッと楽になって考えも変わるかもしれません。

③退職希望者と人生を語らう

相手に不信感を持たれたら簡単に心を開くことはできません。

不信感を払拭するには時間要します。

そのために退職者を誘い食事でもしながら人生を語り合ってみてはいかがでしょうか?

お互いの人生を語れることができれば相手は心を開いてくれたと思っていいでしょう。

そこから少しづつ説得してみてください。



辞めないと思っていた人が辞めていく会社の末路は良い未来が待っていない?


辞めないと思っていた人が急に辞めて行く

会社の末路はハッキリ言って厳しいです。

あの人がいるなら大丈夫と思っていたのに辞めてしまうと

連鎖退職が起こる可能性もあります。

まずは、あなたがいま勤めている会社の口コミなどをよく調べてみましょう。

また、連絡先がわかるのなら辞めて行った先輩に連絡をとって

会社の実態をよく聞いてみるのもいいかもしれないですね。

優秀だった人が突然辞めるのには将来を見据えてのことだと思います。

おそらくその人にはこの会社に未来はないと思えたのでしょう。

ならば、あなた自身もできるだけ早く転職活動をして

いつでも脱出できるようにしておいた方がいいでしょう。

優秀な社員が辞めて行く会社にはリスクしかありません。



まとめ


尊敬していた人、憧れていた人が突然辞めるという

事実を知ったときショックが隠し切れません。

しかし、退職を決めた人は前々から考えていたことなので突然ではないはずです。

あの人がいるからこの会社は大丈夫だろうと思えたのに

「あの人がいなくなってしまうならこの会社もどうなるかわからないぞ・・」

そう考えますよね?

実際、優秀な人が辞めてしまう会社はヤバいのかもしれません。

しかし、考え方を変えてみれば、今度は自分が尊敬してもらえる人材になり

自分が会社を引っ張っいく存在になることが出来るということです。

世の中は考え方次第で前向きに捉えることが出来ます。