職場にわざと嫌なことを言う人がいて、イライラさせられているという方もいると思います。
嫌なことを言わず、人間関係を良好にしておく方が仕事もやりやすくなるのに、
なぜわざわざ人間関係を悪化させるようなことをするのか不思議ですよね。
この記事では、職場でわざわざ嫌なことを言う人の心理や特徴、原因、対処法などについて紹介しています。
職場でわざと嫌なことを言う人についての悩みを解決したいという方は、是非参考にしてくださいね。
目次 関連
職場でわざと嫌な事を言う人の心理
職場でわざと嫌なことを言う人の心理として、一つ目に、
ストレスを発散させようとしていることを挙げることができます。
自分の中にたまったネガティブな感情を他人にぶつけることで発散させようとしています。
二つ目の心理は、優位に立ちたいということです。
他人を貶めるような嫌なことを言うことで、相対的に自分が上位に立とうとしています。
三つ目は、かまってほしいということです。
職場で他人に反応してもらうために、嫌なことでもなんでも言ってしまいます。
逆に嫌なことを言った方が強い反応が返ってくるため、嫌なことを言いがちになる面もあります。
四つ目は、相手が嫌いなことです。
嫌いと言う感情を職場でも隠さず、言葉で攻撃して傷つけようとします。
職場でわざと嫌な事を言う人の特徴
職場でわざと嫌なことを言う人の特徴として、
一つ目に、感情的になりやすいということを挙げることができます。
多くの人は職場でネガティブな気持ちになっても、
周りに迷惑にならないよう理性によって抑えています。
しかし、嫌なことを言う人はイライラした気持ちや相手を嫌う気持ちを抑えることができず、
感情のまま嫌なことを言ってしまいます。
二つ目の特徴は、承認欲求が強いことです。
この場合、他人を否定する陰で自分の自慢になっていることも少なくありません。
人に嫌なことを言うことで自慢する機会を作っているといえます。
三つ目は、自分に自信がないことです。
他人に嫌なことを言う人は一見自信家に見えますが、
逆に自信がある人は他人のことがあまり気にならないものです。
自信がないため他人のことが気になり、嫌なことを言ってしまいますし、
他人を否定することで自分を優位に感じ、自尊心を満たそうとしています。
何が目的？職場でわざと嫌な事を言う人の理由は？
職場でわざと嫌なことを言う理由や目的として一つ目に、
他人を傷つけたいということを挙げることができます。
他人を傷つけることで快感を感じる人も存在しており、
そのような人は単に他人に嫌な思いをさせ、傷つける目的で嫌なことを言います。
二つ目の理由は、優越感を感じるためです。
他人を否定すると自分の方が上の立場にいるように感じる効果があります。
自分が優越感を感じる為であれば、他人に不快な思いをさせてもいいと思っています。
三つ目は、相手の気を引くことです。
常識的な発言よりも嫌なことを言った方が強い反応が返ってくるため、
嫌なことをわざと言ってしまいます。
言った本人は嫌なことを言っているつもりがなく、
ただの冗談のつもりでも、言われた相手は嫌な思いをしてしまうということも良くあります。
職場で無意識に人の嫌がることを言う人は病気？
職場で無意識に人に嫌なことを言う人は、病気や障害である可能性も考えられます。
考えられる病気として、一つ目に、発達障害を挙げることができます。
発達障害がある人の中には衝動的に行動してしまう人や他人の気持ちを汲み取ることが苦手な人がいます。
そのため、他人の気持ちを考えずに思ったことを言ってしまったり、
相手を傷つけてしまっていることが分からず、酷い言い方を繰り返してしまったりします。
二つ目は、自閉症スペクトラム障害です。
自閉症スペクトラム障害はASDとも言われ、以前はアスペルガーと言われていました。
自閉症スペクトラム障害の人は、他人の気持ちを察することが苦手なことや
はっきりした表現をしてしまいがちなことが多いです。
そのため、他人が嫌だと思っていることを察することができず、
嫌がることを言ってしまったり、はっきりとした言い方をすることで
嫌な思いをさせたりしてしまいます。
職場で人の嫌がることを言う人の対処法
職場で人の嫌がることを言う人への対処法として一つ目に、
できるだけ離れることを挙げることができます。
近くにいなければ嫌なことを言われることもありません。
仕事でどうしても接しなければならないこともありますが、
付き合いは必要最小限にするようにしましょう。
二つ目は、反応しないことです。
怒ったり、言い返したりするなどの反応を求めて嫌なことを言う人には、特におすすめの対処法です。
目的が達成されないため、段々嫌なことを言ってこなくなることが期待できます。
三つ目は、冷静に対応することです。
無視できない時や気分を害していると伝えたいときは、感情的にならないよう注意しましょう。
感情的になると相手の思う壺ですし、相手もさらにヒートアップして状況が悪化する恐れがあります。
まとめ
職場で人の嫌がることを言う人は、ストレスを発散させるためや
他人を貶める言い方をすることで自分が優位であることを示すため、
かまってほしいためなど様々な心理や理由を持っています。
どちらにしろ、感情的に対応すると相手の狙い通りになるので、
反応しないことや言い返すときは冷静に言うことをお勧めします。
ただ、嫌な思いはしてしまうため、付き合いを最小限に抑えるようにした方が
手っ取り早くて確実に嫌な思いをせずに済みます。
根本的な解決にならないと思うかもしれませんが、
自分の心身を守るためには有用な方法です。
