仕事に疲れて休職したいと思っても、
上司や職場にどんな理由を言えばいいのか悩みますよね。
ただ休みたいという理由だけでは認められなさそうだから、
嘘の理由を言おうかと思っている方もいるかもしれません。
この記事では、休職理由について嘘をついてもいいかということや、
休職したいときにおすすめの休職理由などについて紹介しています。
仕事が原因で鬱になりそうな方や休職理由に悩んでいる方は是非参考にしてくださいね。
目次 関連
休職理由に嘘をついてもいい?
休職理由を伝える際に嘘をつくことは避けましょう。
嘘をつくとバレないように長期間注意しなければならないので、精神的にも大きな負担になります。
辛い仕事から逃れるために休職するのに、さらにストレスを負う羽目になってしまいます。
休職理由が嘘だとバレると、信頼を失い、職場に居づらくなるだけではありません。
嘘の程度や頻度によっては懲戒処分の対象となる可能性があります。
また、病気などで休職するときは診断書など
証拠となるものを提出するように言われることが多いです。
病気だと嘘をついて休職しようとしても、診断書が提出できないため
そもそも休職できないということになる確率が高いです。
休職理由で嘘をつくとバレる可能性があるだけでなく、
懲戒処分を受ける可能性やそもそも休職できない可能性があるという点に注意が必要です。
家庭の事情は休職理由になる?
家庭の事情は休職理由になりえます。
育児休業や介護休業は、法律により取得する権利が認められています。
また、育児休業や介護休業に当てはまらなくても、
就業規則などで別の休職制度が設けられておりそれに当てはまる場合は休職できます。
これらの事由に当てはまらない場合でも
会社が認めてくれることで休職することは可能です。
但し、休職理由を単に「家庭の事情」とするだけでは上司や会社は納得しないでしょう。
具体的にどのような事情があるのかを説明する必要があります。
法律や就業規則などに定めがない場合、
休職を認めるかは会社の判断に委ねられるため休職を拒否されても文句は言えません。
納得してもらうためには詳細な説明が必要なので、嘘をつくことは難しいです。
仕事に疲れて休職をしたい時のおすすめの休職理由
仕事に疲れて休職したいときのおすすめの休職理由として、
一つ目に、心身の不調などの病気を挙げることができます。
仕事に疲れて、うつ状態やストレスが体に出る心身症になった場合は休職が認められやすいです。
但し、診断書の提出が求められることが多いので、きちんと医師の診断を受ける必要があります。
二つ目のおすすめの理由は、勉強や留学です。
但し、認められるかどうかは会社や勉強する内容によります。
認められると勉強はしなければなりませんが、
仕事から離れることができるので、リフレッシュする効果が期待できます。
三つ目は、育児や家族の看護など家庭の事情です。
家庭と仕事の両立に疲れた場合に有効な理由といえます。
但し、実際に育児や看護などをする必要がなければ難しいです。
休職したい、仕事に疲れて鬱になると思ったら遠慮せずに休職をしよう。
休職したいと強く思ったり、仕事を続けると
鬱になりそうだと思ったときは無理せず休職することをお勧めします。
休職することは甘えではないかとためらう人や、
職場に迷惑がかかると悩む人もいるかもしれませんが、無理は一番よくありません。
過労やストレスがさらにたまると状況は悪化しますしうつ病を発症してしまう恐れがあります。
休職したいほど辛い場合はすでに心身の健康を害している可能性が高く、
すでに休職が必要な体調であることが多いです。
悪化すればするほど回復には時間がかかりますし回復が難しくなることもあります。
また、限界が来て、いきなり会社に行くことができなくなるよりも、
きちんと手続きを踏んで休職した方が周りに迷惑が掛かりにくいです。
鬱になりそうな時や精神的に辛くて仕事が難しい状態になったときは、
早めに上司に相談するなど休職の準備を開始しましょう。
うつ病などで休職をする際は必ず病院で診断書をもらいましょう。
うつ病などの病気が原因で休職する際は、
病院で診断書をもらうようにすることをお勧めします。
病気による休職制度を設けている会社が多いですが、
就業規則で診断書の提出を求めている会社も多いです。
就業規則などで診断書が必須とされていない場合も、
診断書をもらう方がスムーズに休職しやすくなります。
診断書があると仮病だと疑われにくいですし、
診断書により医師から「休業を要する」と言われた以上
会社も休職を認めざるを得ないでしょう。
診断書を無視して働かせ、事故や事件が起きた際会社が責任を問われるからです。
うつ病などの診断を受けてはいないが、
精神的に仕事が辛くて休職したい場合は、
まず精神科や心療内科を受診することが大切です。
休職すべきだと診断されれば診断書を書いてもらえます。
まとめ
仕事に疲れて休職したい場合は、証拠や具体的な事情の悦明を
求められることが多いので嘘をつくことはやめましょう。
認められる休職理由は企業によって異なりますが、
病気や育児介護などの家庭の事情、勉強などは認められることが多いです。
休職したいほど仕事が辛いと感じる場合は、病気と診断される可能性があります。
うつ病などの病気のようだと感じた場合は、
受診して診断書を書いてもらうことで、スムーズに休職できる可能性が高いです。