昔の映画なんか見ていると「親が倒れたので会社を休みます」と言って
親の体調不良を理由に簡単に会社を休む描写がよく描かれていました。
今の時代にそんな描写を放映してしまうとすぐにクレームの嵐になってしまうのではないでしょうか?
本当に親が倒れていたのならそれは会社を休んででも
親の元に行ってあげるべきことなのでしょうけど、
「親が倒れた」と嘘を言って会社を休むことはモラル的にどうなのでしょうか?
今回は「親が倒れた」と言って仕事を休んでもバレない?や
嘘をついて休むときの例文や注意点をご紹介していきたいと思います。
目次 関連
親が倒れたと仕事を休むと嘘を突いたらバレない?
「親が倒れた」と言って仕事を休むことはバレないことなのでしょうか?
甚だ疑問には感じますが・・ご紹介していきたいと思います。
親が倒れたという嘘の理由で仕事を休む場合、一度や二度なら上手くいくかもしれませんが、
何度も何度も嘘を使うとさすがにバレてくる可能性の方が高いです。
また、もし嘘を使って休むのであれば適当な嘘をつくと矛盾が後から出てきてしまうので、
辻褄が合うような嘘を入念に準備しておかなくてはなりません。
どっちにしろ親を利用してまで会社を休むくらいなら
自分の体調不良を理由にして休んだ方がまだ、嘘がつき通せるでしょう。
一度親が倒れたことを理由に欠席してしまうと
その後の経過を周囲から聞かれることになるので嘘に嘘を重ねる事態にもなります。
親の体調を理由に嘘の欠勤理由を使った場合バレた時のリスクは
かなり大きなものがあるということを覚えておきましょう。
この嘘がバレたとき人間関係に大きな影響を及ぼすことはまず間違いないでしょう。
親が倒れたと嘘を突いて仕事を休む時は何日くらい休める?
親が倒れたという理由で仕事を休む場合は何日くらいが休めるものなのでしょうか?
親の容態によっても休める日数は違ってくるのではないでしょうか?
もしも、親を危篤状態にして休むというのならば
1~2週間くらいの休みを取ってもだれも何もいわないでしょう。
しかしただの風や頭痛などのちょっとした体調不良ならば、1日が限度なのではないでしょうか?
もしも長期の休暇が欲しければ親を「危篤状態」にでもしてみましょう。
きっとあなたが欲しがってたお休みが取れるはずです。
ですが、親を嘘でも「危篤」にする場合それ相応の覚悟が必要になります。
まずは危篤状態に陥ったまでの敬意を絶対に周囲に聞かれます。
その後の経過観察やどこの病院にいるのか?危篤状態までいったのだから
最悪のケースまで考えてお葬式の準備の話までしなければならなくなります。
嘘をついて休むのはあなたの自由ですが、親を使ってまで休もうとすると
それ相応の対価を後で払わなくてはいけなくなることも覚えておきましょう。
親が倒れたと仕事を休むと言ったら会社から診断書を求められる?
自分の体調不良を理由に休むとなれば診断書を求めてくる会社もあります。
しかし、親の体調不良で診断書を提出させる会社は今まで聞いたことがありません。
もしも、結核や感染症などにかかった場合でも保健所から連絡がくるのでそれが証明になりますし、
診断書を提出しなくても病院の領収書などで通院を証明できればいいのではないでしょうか?
ちなみに入院中であっても要介護状態にある対象家族であれば法定の介護休業の取得が可能です。
その場合だと、証明書類としまして診断書を提出してもらうことはあります。
親が倒れたことを理由に休みを取る場合親の診断書を求められたら
それはおかしいことなので然るべきところに報告した方がいいでしょう。
親が倒れたと嘘をついて仕事を休む時の例文
親を倒れたことにして休む場合の時の注意点をご紹介したいと思います。
まずは、できるだけ早い段階で親の体調が悪いことを周囲や上司に報告しておきましょう。
次に丁寧な言葉遣いや敬語で相手に誠意を伝えることを忘れないようにしましょう。
その二点を頭に入れておいてもらって仕事を休むときの例文をご紹介していきたいと思います。
○○部長お疲れ様です。○○課の○○です。
突然のこととなり申し訳ございませんが、
明日、明後日、明々後日と3日間お休みをさせていただきます。
私の母親が昨日救急車で○○病院に救急搬送され私が病院に付き添う必要があり、
これから○○県にある病院に向かうことになりました。
そのためご迷惑をおかけいたしますが、3日間お休みさせていただくことになりました。
今回突然のことで迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
このような感じで本当にある病院と欠勤日数を伝えておきましょう。
ただ、病院にはさまざまな人が入院しているので同じ会社の人の親戚が
その病院に本当に入院していた・・なんてこともあるかもしれませんけどね。
親が倒れたと嘘を突いて仕事を休む時の注意点
今や親を理由に仕事を休むことは珍しくないらしいです。
ですが、この嘘がバレたとき人間関係に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。
特に50代60代の年配の方は「親を病気にしてまでズル休みをしようなんてありえない」と考える人が多く、
それは親を尊敬している人が多いのでたとえ嘘でも親を病気にさせることを許せないのです。
無論、若い子でも親を尊敬して嘘でも親を病気にさせることはできないと考える子はたくさんいます。
ですが、親を病気にしてもなんとも思わない子も増えてきているのも事実で、
平気で父親、母親、兄弟を病気にしてズル休みをする人が一定数いるのです。
元も子もないことをいってしまえばバレない嘘を言うのはありません。
その嘘が大きければ大きいほどバレるのは時間の問題です。
また、簡単に嘘をつくことであなたのモラルも問われることになるでしょう。
嘘をつくということはそのくらい覚悟がいるということだけ覚えておきましょう。
まとめ
そもそも会社を休むのに、親が倒れたと言ってまで嘘をつく必要なんてないのです。
そんな嘘をつかなくては休むことができない会社がおかしいのであって、
あなたに嘘をつかせている時点でその会社に問題があるのは明白です。
そのような会社で働く必要性は本当にありますか?
今一度考えてみましょう。
つまらない嘘をつかなくても休みを取ることができる職場は探せばいくらでもあるはずです。
親を病気にしてまで嘘をつく必要はなくなりますよ。