人が心を閉ざす時そこにはどんな原因があるのでしょうか?
人が心を閉ざすということはよほどのことがあったのだろうと考えますよね?
もう誰も信用ができないくらい酷い事をされたとか
信頼していた人に裏切られたなど理由はさまざまでしょう。
今回は女性部下が心を閉ざしてしまった時の原因や心を閉ざしてしまった
人にとる対処法などをご紹介していきたいと思います。
自分の部下にも心を閉ざしてしまった子がいる人は参考にしてみてください。
目次 関連
心を閉ざして喋らなくなった部下は厄介
「なんだか最近部下の元気がないな・・」
このように感じている人は部下が自分に対して
心を閉ざしてしまっている可能性があるかもしれません。
部下が元気がなくても自分に相談してきてくれていればまだ心配はないのですが、
相談もされないし、元気もないという状況ならば部下はあなたに対して心を閉ざしているかもしれません。
心を閉ざした部下はとても厄介です。
一度心を閉ざされてしまうと「なんとか解決しよう」とか
「しっかりコミュニケーションを取ろう」としても関係性は悪くなる一方だからです。
相手に受け入れる気持ちがなければコミュニケーションも取れないのです。
心を閉ざした相手にコミュニケーションを取ろうとする程こそ面倒はものは有りません。
しかし、部下をそのようさせてしまった背景には自分の責任もあります。
ここを面倒くさがったら一生部下はあなたに心を開くことはないでしょう。
心を開かない女性部下の原因
どんな人でも心を閉ざしてしまうことがあります。
昨日までは普通に接してくれていたのに突然心を閉ざされたなんてこともあるでしょう。
ではどうして心を閉ざされてしまうのでしょうか?
心を閉ざした部下にはこのような心理が働いているからなのです。
・怒られるのが怖い
・周りの目を気にし過ぎる
・自分の気持ちがわからなくなる
・自分自身に自信がない
そもそも人間関係とは自分と相手がいて成り立っています。
お互いが関わっていることなのでどちらかに一方に原因があるということはありません。
部下が心を閉ざしてしまう現象には上司の部下に対する対応の仕方にも原因はあります。
この点を自覚しないで「部下だけの問題」で片付けてしまうと
一生部下はあなたに心を開くことのないまま退職届や異動願を出すことになるでしょう。
「部下は一体どんなことに自信がもてないのか?」
「何をそんなに恐れているのか?」
そこを一緒に悩んであげるのが心を開く第一歩ですよ。
心を閉ざした女性部下の特徴
心を閉ざしている人には以下の特徴があります。
この特徴に当てはまる人がいたら心を閉ざしていると考えていいでしょう。
①コミュニケーションが苦手
普段から会話が少なく、休憩時間も人と離れたところにいる人は心を閉ざしている可能性があります。
ただ単にコミュニケーションが苦手なだけということもありますが、
最初の頃はみんなとおしゃべりを楽しんでいたのに
いつの間にか一匹狼になっているという人は心を閉ざしている可能性が高いでしょう。
②自己中心
何か他人が意見を言っても、
自分の意見を押し付けようとしてくる人は心を閉ざしているかもしれません。
普通の人ならまずは他人の意見も聞いて、「その考え方もできますよね」と
相手の意見も聞き入れることができますが、心を閉ざしている人は
他人を信用していないので他の人の意見を受け入れることができません。
③気が弱い
心がとても優しく気が弱い一面がある人は、
その優しさすぎる心が原因で心を閉ざしてしまうことがあります。
このタイプの人は心を閉ざしている自分にも罪悪感を感じ、
心を閉ざしてから間もないうちに退職という選択を取ってしまう人が多いです。
④被害妄想が強い
被害妄想が強かったり、自分はダメなんだと
ネガティブな発言が止まらない人も心を閉ざしやすい人です。
自分に自信が無いことが原因なのですが、
それを口に出すことはないので周りからは
「なんであんなにネガティブなことばかり言うのだろう?」といつも思われています。
⑤友達が少ない
友達が少ない人も心を閉ざしてしまう傾向にあります。
友達が多い人なら悩み事があれば相談にのってもらうこともできます。
しかし、会社にもプライベートにも友達がいない人は
相談できる人がいないので心を閉ざしてしまうことがあります。
心を閉ざした女性部下との対処法
もしもあなたの部下や職場に心を閉ざしてしまっている人がいたら
以下の対処法を試してみましょう。少しづつでも心を開いてくれるかもしれません。
①話しかける
1日1回は話しかけてみましょう。どんな些細なことでもいいのです。
会社のことや雑談、自分が思ったことを毎日話しかけるだけでも
相手には「この人は私のことを気にかけてくれている」と感じて心を開いてくれるかもしれません。
②そっとする
もしかしたら話しかけられることでどんどんネガティブになる人もいるかもしれません。
そんなときはそっとするように心がけましょう。
相手をみて話しかけても嫌な顔をしているような素振りがなければ
一日一回は話しかけ、嫌な素振りを見せればそっとしてみましょう。
③関わらない
悪い意味での関わらないではなく、相手のことを思って
関わらないようにするのもいいのではないでしょうか?
相手の方から関わることを拒否している場合は
こちらからグイグイ行くのは迷惑になるでしょう。
相手を見て関わる・関わらないを選択しましょう。
④距離感をもって関わる
関係を密にするのは難しい事だと割り切って、
話すことも当たり障りのない会話に止めましょう。
どうしても心を開いて欲しいと思う相手ならどんどん関わっていけばいいと思いますが、
そこまで思い入れもないし、相手からこちらを拒否しているようならば出しゃばるだけ無駄です。
必要なこと以外は話さないというスタンスを取るのも人によってはありです。
⑤傾聴する
肯定も否定もしないでただただ話に耳を傾けてみましょう。
人によっては話を聞いてもらうだけで満足する人もいます。
また、人に話すことで自分の気持ちを整理できるので話を傾聴してあげるだけでいいのです。
元気がない女性部下はそっとしておくのがいい?
元気がない女性部下の対応にはとても気を使います。
「こんな時どう対応するのが一番なのだろうか?」
悩む人もたくさんいるでしょう。
男性:男性の関係性であればまだ対応策はわかるでしょうが、
男性:女性だとなかなか難しいものがありますよね?
元気がない女性をそっとしておくのが果たして一番の対応策なのでしょうか?
その答えは「人による」です。
そっとしておいてほしいという人ともっと関わってきてほしい人と分かれると思います。
大半の女性は関わってきてほしいと考えると思いますが、
中には「とりあえずそっとしておいて」問人もいるのです。
なのでもしも元気がない女性部下がいたら、
軽い雑談や同性の先輩に話しかけてもらい聞き出してみましょう。
それを聞いたうえでそっとしておくのか?関わっていくのか?を決めればいいと思います。
まとめ
一度閉ざしてしまった心を開かせるのは容易なことではありませんが
根気強く向き合うことで徐々に心を開いていってくれることもあるでしょう。
どんなに優秀な人でも心を閉ざしてしまうことはあります。
一番怖いのはとても優秀な人が心を閉ざしてしまい、
突然「退職します」と言われることが一番怖い事です。
なので心を閉ざしてしまっている傾向が見られたら、いち早い対処法が必要になってきます。
部下のちょっとした変化にも気が付ける上司になれるように願っています。