営業職は向いている人と向いていない人がいます。
一般的に人と関わるのが苦痛ではない人や外交的な正確な人には
営業職は向いていると言われています。
しかし、女性で人と関わるのが好きで外交的な性格なのに
営業はやめておいた方がいいと言われてしまうことがあります。
どうして女性営業は「辞めておいた方がいい」と言われてしまうのでしょうか?
今回は女性営業のあるある、女性営業に向いている人と
向いていない人の特徴などをご紹介していきたいと思います。
将来営業職に就きたいと思っている人は参考になるとおもいます。
目次 関連
飛び込み営業は危険?女性営業はやめとけと言われる理由?
営業職は求人数が多くあり、
一度は経験してみたいと思う人も多いのではないでしょうか?
人と関わるのが好きで外交的な人なら誰でも営業に向いているのでは?と
世間一般的には言われているかもしれません。
しかし、女性営業は辞めておいた方がいいと言ってくる人が一定数います。
理由は女性が営業をすと長期休暇や時短勤務ができなくなるからです。
たとえば「営業にも慣れでこれからどんどん頑張って仕事をとってくるぞ!」
と、なった時に女性だと結婚や出産、育児などといった人生のイベントで
頑張りたいときに頑張れないということが出てきます。
また、得意先によってはレスポンスの速さや、
時間外でも対応してくれる営業担当を重宝するところもあります。
時短で働いている人だと時間外に対応することができないので、
育児などの理由で時短勤務の女性には営業は「厳しい」と感じてしまうからです。
可愛い女性は有利?女性営業に向いている人の特徴
世の中に「可愛いは正義」という言葉があるように営業でも可愛い人は有利だと思われています。
確かに顔が可愛ければ「この人ともっとお話ししてみたいな」とか
「この人の営業を受けたらまた会える」という下心で仕事をくれる所もあるでしょう。
しかし、可愛いだけでは営業はやっていけないのが現実です。
ここでは女性営業に向いている人の特徴をご紹介していきたいと思います。
①聞き上手
女性で営業で活躍できる人の多くは聞き上手であることがあげられます。
顧客との信頼関係を築くことができ、悩みなどを打ち明けてもらえるような
信頼関係になるには聞き上手である必要があります。
いつも自分の話ばかりしてるような営業では仕事はとってこれないでしょう。
②人当たりが良いい
飛び込み営業をするような場合、営業先の人は
まずは営業に来た人の第一印象やその人物の雰囲気だけで判断します。
そのときに不愛想な営業だったら誰も「この人に仕事をあげたい」と思いません。
元気よく挨拶ができ、愛想が良く、人当たりがいい人が仕事を勝ち取ることができるのです。
③論理的
倫理的に物事を考えれる人はどんな職業においても重宝されます。
エビデンスもないのに「これはいい商品なんです!!」
なんて言われても「絶対嘘」としか思ってくれません。
しっかり根拠を提示でき、結論を述べれる人は営業に向いています。
④自己管理ができる
営業はチームワークも必要なときもありますが、基本は一人で仕事をします。
飛び込みで、新規開拓をしてその取引先を任されるようになると
自分で直接顧客をスケジュールを組んで仕事に取り組まなければなりません。
自分一人で都合は付けれないので移動時間を考慮したり、
ドタキャンなんてするわけにいかないのでどんな日でも万全な体調にしておかなければなりません。
自己管理ができる人は営業に向いている人です。
⑤競争心が強い
営業にはノルマがつきものです。
常にライバルがいる状態でいつも働いているのです。
そんなときに「私は競うのは苦手だから」とか
「一番になれなくてもいいや」なんて考えている人は営業には向きません。
「この職場の一番は私よ!!」という気持ちの持ち主は営業に向いているでしょう。
⑥学び続けることができる
営業職は扱っている商材の専門的な知識も大切ですが、
めまぐるしく変わる世の中について行ける能力も必要になってきます。
世の中の流れを知ろうとしたり、自分の知らないことを
学ぼうとする姿勢を持つ人は営業に向いているでしょう。
トップで居続けるために学び続けることは必要不可欠なのです。
女性営業に向いてない人の特徴
女性営業に向いていないと感じている人もきっといると思います。
ここでは女性営業に向いていない人の特徴をご紹介したいと思います。
①数字に追われるのが苦手
ノルマや目標数字があるとストレスを感じてしまう人は営業に向いていません。
数字に追われることで本来の力が発揮できなくなってしまいます。
②話上手ではない
上手にコミュニケーションが取れない人は、
自分が思うように話を持っていくことができないので営業という仕事には向きません。
人を言葉で上手に誘導できるのも能力の一つです。
③人に勧めるのが苦手
商品の購入を強く勧められない、顧客の悩みを解決するものや
欲しいものを提案できなければ商品の売って利益にすることはできません。
人に強く勧めることができない人は営業に向いていません。
④断られると落ち込む
断られると自分を否定されたと感じる人も営業には向いていないと言えるでしょう。
断られた時に理由を尋ねたり、
他の提案をしたりすることができれば次の営業に繋げることができますが、
そのことさえ精神的疲労になってしまう人は営業には向いていません。
女性営業の「あるある」って?
女性営業でバリバリ働いている人は恐らく「女性営業あるある」を
ご紹介すると「そうそう」とうなずいてくれることでしょう。
ここでは女性営業のあるあるをご紹介していきたいと思います。
①同じ部署に女性が少ない
業種にもよりますが営業=男性というイメージが
まだまだ強いので同じ部署に女性がいることが少ないです。
人材派遣や保険営業などは女性営業の方が多いイメージですが、
一般的な営業の女性はまだまだ少ないです。
②別の会社の女性営業と女子会を開きがち
競合会社の女性営業とよく女子会を開きがちになります。
女性営業は少ないので見かけたらすぐに話しかけ、
女性営業の悩みだったり、女性同士の会話を楽しみたいからです。
③顧客に喜ばれるか嫌われるかのどっちか
女性営業は担当を持つと喜ばれるか嫌われるかのどちらかです。
顧客が男性だった場合「仕事で女性と話せてラッキー」と思われるので
喜ばれることも多いのですが、
女性だった場合「ちゃんと仕事してくれるの?」なんて
思われて嫌な態度を取られることもあります。
④元気で明るい人が多い
女性営業は明るくて元気な人が多いです。
人と関わることが苦ではない人が女性営業に向いているので
誰にでも明るく話しかけれて、顧客からも先輩からも可愛がられる人が多いです。
⑤服装が自由なことが多い
男性の営業はスーツにビジネスシャツ、
ネクタイなどのオーソドックスなスタイルが多いですが、
女性営業はわりと自由な服装の人が多いです。
ネイルをしたり、インナーを派手なものにしてみたりと、
服装を楽しんでいる女性営業も多いです。
女性営業が多い業界
様々な業界の中でも女性が多く活躍している業種があります。
ここでは女性の営業が多い業界をご紹介していきたいと思います。
①広告業界
広告を出したい企業と、広告を掲載するメディアを繋ぐのが広告業界です。
広告業界には多忙なイメージがありあまり女性はいないのかな?
とイメージさせますが、多くの女性が活躍している業種です。
②人材業界
求人広告や転職エージェントのコンサルタントなどを
人材サービスにまつわる提案を行うのが人材営業です。
人材不足に悩む企業から相談を受けたり、求職者の希望を聞いたうえで
適切なアドバイスをしたりと他の業界よりも「傾聴力」が必要な業種です。
③保険業界
女性の営業と言えば「保険」とすぐにイメージする人も多いのではないでしょうか?
そのくらい保険業界は女性の営業が多いのです。
個人宅に伺って商品を提案することも多いので男性よりも
女性の方が受け入れられやすいという理由で保険業界には女性の方の方が多いのです。
④不動産業界
オフィスやテナント、住まいなどの物件・土地を提案するのが不動産営業のお仕事です。
不動産営業は男性の方も多く活躍されていますが、
同じくらい女性の方も多く活躍されている現場と言っていいでしょう。
戸建て住宅や分譲マンションにはご家族に提案することが多いので
女性目線の意見が役に立つことがあります。
故に不動産業界には女性が多く活躍しているのです。
⑤美容業界
化粧品メーカーやヘアサロン用商品の卸売り企業など、
女性をターゲットにした商材を扱う業界です。
商材への興味が持ちやすかったり、説得力のある提案ができたりと、
女性ならではの視点が生きてくる業界と言えるでしょう。
このように女性が多く活躍する営業では無形商材であることが多いようです。
有形商材では重い商品を持ち運ばなくてはならないので
女性だと体力面で不安が出てくるからではないでしょうか?
無形商材なら自分の実力だけでどこまでも成績を伸ばすこともできるので
女性の営業には無形商材の営業が多いのだと思います。
まとめ
今や女性でも男性でも関係なく活躍できる社会になってきました。
それでも体力面などではどうしても女性の方が劣ってしまうため
まだまだ男性にしか出来ない職業というものもたくさんあります。
そんな中で男性でも女性でも業種によっては
対等に成績が伸ばせるのが営業なのではないでしょうか?
まだまだ営業は男性の仕事だと思われているかもしれませんが、時代は変わってきています。
女性でも男性に負けないくらいの成績を残せることを証明していきましょう!!