妊娠中仕事に行きたくない理由と対処法!妊娠中仕事に行きたくない原因や妊娠中仕事に行きたくない時の対応方法をご紹介します。





妊娠中、仕事に行きたくなくなって困っているという方もいると思います。

職場に在籍し続けるのであれば、基本的に産前産後休業までは勤務しなければなりません。

しかし、妊娠中は働く気力が無くなることや仕事に行きたくないことも珍しくなく、

仕事を続ける壁になることもあります。

この記事では妊娠中に仕事に行きたくない原因や対処法、

休むための方法などについて紹介しています。

妊娠中の仕事が辛い人や休みたいという人は是非参考にしてくださいね。



妊娠中無気力になったり仕事に行きたくなくなる原因


妊娠中に無気力になったり、仕事に行きたくなくなったりする原因として、

一つ目に妊娠は体力を消費しやすいことを挙げることができます。

妊娠中はお腹に赤ちゃんがいるため、行動するときもいつもより体力を使います。

また、つわりがあると気分が悪い状態が続くので、さらに体力を消費してしまいます。

二つ目はホルモンバランスが変わりやすいことです。

ホルモンの分泌は人間の心に大きく関わってきます。

妊娠中はそのバランスが変わりやすく、理由が良くわからないまま

ネガティブな気持ちになったり、無気力になったりしやすいです。

三つ目は、環境の変化です。

妊娠すると産休や育休に備えて仕事を他の人に引き継いだり、

負担の低い仕事に変わることになったりするなど環境が変わりやすく、

それもストレスとなり、無気力になったりします。

それに伴い人間関係も変化したりしてさらにストレス源となることもあります。



妊娠中に仕事に行きたくない時の対応方法


妊娠中に仕事に行きたくない時の対応方法として、

一つ目に体力を温存する工夫をしてみることを挙げることができます。

具体的には休息をしっかりとることです。

早めに眠るようにしたり家族にお願いして家事の負担を減らしたりすることなど工夫してみましょう。

二つ目は、職場や上司に相談することです。

つわりや体力面などが原因で今の仕事が辛い時は、

仕事内容などを変えてもらえることが期待できます。

また通勤ラッシュが辛い時は、ラッシュ時とずれた時間に

通勤することを認めてもらえることもあります。

三つ目は、無理せず休みを取ることです。

年次有給休暇は理由に関わらず取得できます。

有給休暇がない場合も休みが必要であれば、上司に相談して休ませてもらいましょう。

もちろん周りに迷惑をかけないよう仕事を調整したり、

引継ぎをしたりして休むことも今後の人間関係を良好に保つために大切です。



妊娠中仕事をずる休みをするときのおすすめの理由


妊娠中でもずる休みはいいことではありませんが、休みたいときもあるものです。

そんな時のおすすめの理由として一つ目に、つわりが酷いことを挙げることができます。

つわりが酷くて休むことはよく聞く話なので、受け入れられやすいです。

二つ目は、お腹のはりです。

妊娠中のお腹のはりは流産や早産の恐れもありますので、

念のため休みたいということも認められやすいといえます。

三つ目は、貧血です。

妊娠中はおなかの赤ちゃんに血液も行ってしまうため、貧血になりやすいです。

ふらふらしていると言われると上司も休むなとは言いづらいでしょう。

妊娠中に休むときのお勧めの理由は、ここまで挙げてきた通り、体調不良が多いです。

妊娠中に休みたいときは実際体調があまりよくない時も多いので、

その時の状態をやや大げさに伝えるのも一つの手です。

全くの嘘ではないのでズルとは言いにくいですし後ろめたい思いも和らぐでしょう。



妊娠中に仕事がしんどくて休む時診断書ってもらえる?


妊娠中に仕事がしんどくて休みたい場合も診断書をもらうことができます。

「妊娠は病気ではない」と言われますが、

妊娠に伴う症状で仕事をすることができない場合は、

医師に診断書を書いてもらうことが可能です。

重度のつわりなどがあると現実に仕事をすることが難しいですし、

食事も満足にとることができないまま無理に仕事をすると健康を害する恐れがあります。

また、妊娠中に流産や早産の恐れが生じることもあり、

その場合は安静が必要になるため、仕事は休む必要があります。

このように、妊娠自体は病気でなくても、妊娠中に出る症状等によっては

健康や生命に関わる事態になるため、医師に診断書を書いてもらうことができます。

診断書があれば休職しやすいですし、

社会保険に加入しているのであれば傷病手当金を申請することも可能です。



妊娠中に仕事がだるい、人間関係のストレスでしんどい時は休んだ方が良いです。


妊娠中に仕事がだるい時や人間関係等のストレスで辛い時は、無理せず休むことをお勧めします。

妊娠中はお腹に赤ちゃんがいることやホルモンバランスが乱れやすいことなど、

いつもと状態が異なるため、疲れやすく、体調も崩しやすいです。

また、妊娠と言うだけで態度を変える上司や同僚がいることもあり、

精神的にもストレスが溜まりやすい状況と言えます。

妊娠中に無理をすると、赤ちゃんの発育に支障を来す恐れもありますし、

流産等になると取り返しがつきません。

自分とお腹の中の赤ちゃんを守ることができるのは自分だけだと思い、

必要な休みはしっかり取るようにしましょう。

会社には、妊娠中の従業員に対し、医師の指導に基づき、

休業や時間短縮等必要な措置を講じる義務があります。

「母性健康管理指導事項連絡カード」を

医師に書いてもらうことで会社にはっきり伝えることができます。

医師に相談し、利用するとよいでしょう。



まとめ

 

妊娠中に仕事に行きたくなる理由は、疲れやすいことや

ホルモンバランスにより心身の調子が不安定になりやすいこと、

ストレスが溜まることなど様々です。

ただ、どちらにしても無理は良くありません。

家族の協力を得ながらしっかり休息を取ることや上司等に相談して、

負担を減らすなどの対処法もありますが、

それでも休みが必要な時は休むことが大切です。

上司や同僚に対し後ろめたい思いがあるかもしれませんが、

自分と赤ちゃんの健康を守ることを第一に考えましょう。