職場で嫌なことがあると八つ当たりしてくる人がいて、
悩んでいるという方もいると思います。
こちらに非のないことで怒られたり、
仕事の成果に関係のない細かい部分を指摘してきたりと
ターゲットにされた方はたまったものではありませんよね。
ストレスもたまるので心身にも悪影響を及ぼす恐れもあります。
この記事では、職場で八つ当たりする人の心理や特徴、対処法、
そしてその末路について紹介しています。
職場で八つ当たりする人の悩みを解決したいという方は、是非参考にしてくださいね。
目次 関連
職場で八つ当たりをする人の心理と特徴
職場で八つ当たりする人の心理や特徴として一つ目に、
イライラしており、その感情を抑えることができないことを挙げることができます。
職場ではイライラしても感情に出さないようにするものですが、
八つ当たりする人は感情的になりやすく、
イライラした感情を抑えることができないことが多いです。
二つ目はプライドが高く、自分の非を認めたくないと思っていることです。
特に失敗したときに、自分に責任があるのではなく、
他人に責任があると決めつけ、他人を攻撃してしまいます。
端から見るとそれが八つ当たりに映ってしまいます。
三つ目は問題が起こるとパニックになってしまい
冷静に解決することができないことです。
トラブルが発生した際に冷静な判断ができなくなり、
騒いだり、物や他人に当たったりしてしまいます。
職場で八つ当たりをする人は病気?
職場で八つ当たりを頻繁にする人は異常で、
病気なのではないかと思うかもしれません。
実際、うつ病などの精神的な病気の症状の一つとして
怒りっぽさを挙げることができます。
また、発達障害の人は感情を抑えることが難しかったり、
上手く感情や思いを表現できず、フラストレーションが溜まったりして
怒りの感情を強く出してしまう人も多いです。
以前は穏やかだった人が八つ当たりをするようになったときや、
その他 の行動も含めて心の病気や発達障害に当てはまりそうなときは、
気を付けてみてみるとよいでしょう。
もちろん八つ当たりをするからと言って病気であるわけではありません。
また、病気だからと言って他人に八つ当たりをして
傷つけてもいいわけではないので、
「病気かもしれないから」と我慢し続けることはやめましょう。
職場で八つ当たりをされやすい人の特徴
職場で八つ当たりをされやすい人の特徴として、
一つ目に、気が弱く、優しそうなことを挙げることができます。
八つ当たりすると反撃してきそうな人には八つ当たりしません。
八つ当たりをしても、言い返したり、
反抗してきたりしなさそうな人を選んで、八つ当たりすることが多いです。
二つ目の特徴は、立場が低いことです。
職場で後輩であることや年下であること、
役職などの地位が低いことなど、
八つ当たりしてくる人より立場が低いとターゲットになりやすいといえます。
八つ当たりしても反撃されにくく、
されたとしても受けるダメージが低い相手を選んで八つ当たりしているのです。
三つ目は、仕事がうまくいっている人です。
前の二つの特徴とは逆のように感じますが、
仕事がうまくいっている人は嫉妬心から八つ当たりされることがあります。
仕事を妨害される可能性もあるので注意が必要です。
職場で八つ当たりをする人の対処法
職場で八つ当たりする人の対処法として一つ目に、
できるだけ近づかないようにすることを挙げることができます。
そばにいなければ、八つ当たりされることもありません。
職場で完全に付き合わない事は無理ですが、
特に機嫌の悪い時は近づかないようにするなど
工夫することで八つ当たりされにくくなります。
二つ目は八つ当たりされても受け流すことです。
言い返したり反発したりすると、さらにひどく当たられる可能性が高くなります。
八つ当たりされたときは受け流す方が被害が少なくて済みます。
三つ目は、上司などに相談することです。
程度が酷い場合やパワハラに該当しそうな場合は、
上司や会社のパワハラ相談窓口に相談することをお勧めします。
八つ当たりする人に指導が入る可能性もありますし、
異動や部署内の体制変更などで八つ当たりされにくくなることも期待できます。
職場で八つ当たりをする人の末路はどうなる?
職場で八つ当たりする人の末路は暗く、悲惨なものになりやすいといえます。
その理由として、一つ目に、孤立しやすいことを挙げることができます。
周りの人は、八つ当たりされることを防ぐため段々と離れていくでしょう。
また、八つ当たりする人とは付き合いたくないため、
気が付いたら独りになっている可能性が高いです。
二つ目の理由は、仕事を任せてもらえなくなることです。
八つ当たりする人は自分の感情を抑えられないことや
トラブルに冷静に対応できないことが多く安心して仕事を任せることができません。
三つ目は、退職せざるを得なくなりやすいことです。
職場で孤立するなど人間関係を構築できず、
安心して仕事を任せることができない人を会社は雇い続けようとは思いません。
また、八つ当たりがパワハラなどに該当すると言われ、
法的な問題になり、職場に居ることができなくなる可能性もあります。
まとめ
職場で八つ当たりをする人は、感情を抑えることができなかったり、
自分の非を認められなかったりするなど本人の性格によることが多く、
病気の可能性も否定できません。
その人を変えようとするよりも、できるだけ近づかないようにすることや
気にしないようにするといった対処法がおすすめです。
また立場の低い人に加え、
気弱そうな人がターゲットになりやすいので、注意するとよいでしょう。
八つ当たりする人は孤立してしまうなど悲惨な末路が待ち構えていることが多いので、
自分はイライラしても八つ当たりしないようにすることも大切です。