あなたは親族である「いとこ、はとこ、またいとこ」の違いを知っていますか?
「いとこ」というのが親族の呼び方であるのはご存知かもしれませんが
「はとこ」なんかは言葉はきいたことがあるくらいでいったい誰の事なのかわからないかもしれませんね^^
それが遠方に住んでいて普段会うことがなかったらますます遠くに感じるでしょう。
そこで今日は「いとこ」「はとこ」「またいとこ」について解説していきますね!
冠婚葬祭など親族一同が集まるときなどお役にたてれば幸いです^^
目次 関連
「いとこ」「はとこ」の漢字
あなたにもきっと「いとこ」がいると思いますが「いとこ」は様々な漢字で書くことができます。
いとこが自分よりも年上か?年下か?そのいとこが男性か?女性か?
それによって書き方が違ってくるんですね。
例えば、以下の文字はすべて「いとこ」と読むことが出来ます。
従兄弟、従姉妹、従兄妹、従姉弟、従兄、従弟、従姉、従妹
これらはすべて「いとこ」と呼びます。
そして、これに「再」という文字を付け足すと、それを「はとこ」と読みます。
再従兄弟、再従姉妹、再従兄妹、再従姉弟、再従兄、再従弟、再従姉、再従妹
ただ、はとこには別の読み方もあるのですがそれは後でご説明しますね^^
「いとこ・はとこ・またいとこ」の違いって何?
いとこ・はとこ・またいとこ」の違いとは?
自分のお母さん、お父さんは父母ですが
その両親の兄弟は自分から見て叔父と叔母(おじとおば)にあたります。
そして叔父叔母の子供が自分から見て「いとこ」になるんです。
いとことは両親の兄弟姉妹の子供のことをいいます。
「はとこ・またいとこ」って?
「はとこ」と「またいとこ」は呼び方は違いますが意味は同じです。
自分から見て両親のお父さんが祖父(そふ)お母さんが祖母(そぼ)
その祖父母(そふぼ)の兄弟のことを「大おじ」
その祖父母(そふぼ)の姉妹のことを「大おば」といいます。
その大おじと大おばの子供は自分の「両親のいとこ」にあたります。
そして「はとこ・またいとこ」とは、その「両親のいとこ」の子供のことを呼ぶんですね。
「いとこ」の子と「はとこの子」の呼び方は?
「いとこの子」の呼び方
自分の兄弟姉妹の子供のことは
男の子なら「甥(おい)」女の子なら「姪(めい)」
そう呼びますが、いとこの子の場合の呼び方は
男の子なら「従甥(いとこおい)」、女の子なら「従姪(いとこめい)」
と呼ぶんですね。
「いとこおい」「いとこめい」は和名(訓読み)で
音読みで、従甥は「ジュウセイ」従姪は「ジュウテツ」とも読みます。
「はとこの子」の呼び方
次にはとこの子なんですが
男の子なら「再従甥(はとこおい)」女の子なら「再従姪(はとこめい)」
と言います。頭に「再」という文字を付け足した感じですね。
そしてこの「再従甥(はとこおい)」「再従姪(はとこめい)」も
和名(訓読み)でこちらも音読みでは
再従甥「サイジュウセイ」再従姪「サイジュウテツ」
とも読みます。
「おい」「めい」が訓読みで、「セイ」「テツ」が音読みですね^^
「いとこ・はとこ(またいとこ)」とは結婚できる?
「いとこ」同士、「はとこ・またいとこ」同士の結婚は日本ではできます。
日本の法律では「4親等」以上離れていれば結婚できることができ
「いとこ」は4親等、「はとこ・またいとこ」は6親等になるので
「いとこ・はとこ・またいとこ」とは結婚できるんですね。
ずっと昔から「いとこ」同士の結婚はあったようですが、
ただ現在の日本では「いとこ」同士の結婚はかなり少なくなっているみたいですね。
でも海外ではそうとも限らずに
「いとこ」同士の結婚を禁止している国や「いとこ」同士のお見合いが多い国もあります。
「いとこ、はとこ(またいとこ)」の結婚はそれぞれの国によって違います。
「はとこ」の別の呼び方
はとこのことを「またいとこ」とも呼びますが
それ以外にも呼び方があり「ふたいとこ」とも呼びます。
たとえば、漢字で書くと「はとこ」の関係にある方は、
再従兄弟(はとこ)二従兄弟(ふたいとこ)又従兄弟(またいとこ)
このように書き、「いとこ」という漢字が「従兄弟」ですので
はとこ(またいとこ)の場合は頭に一つ感じが付くのが特徴。
また、「いとこ」が女性だったら「従姉妹」のように書き
同じように「従姉」「従妹」でもそれぞれいとこと読みます。
再従姉(はとこ)二従姉(ふたいとこ)又従姉(またいとこ)
同じように頭に一文字つけて「はとこ」と呼びます。
最後に
今回は「いとことはとこ(またいとこ)」の違いについてご説明しました。
・いとこ(4親等)は両親の兄弟姉妹の子供
・はとこ(またいとこ・意味は一緒)(6親等)は両親の「いとこ」の子供
「いとこ」よりも「はとこ」は
自分の親族を一度見てみて誰が「いとこ」で誰が「はとこ・またいとこ」になるのか?
これを機会に把握してみるのもいいかもしれませんね^^
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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