退職の引き止めの断り方の例文!退職の引き止めがしつこい時の断り方の例文や退職を引き止められてやっぱりやめたい時の断り方をご紹介します。





退職を決意したけど、退職を伝えたらしつこい引き止めにあってしまい、

なかなか辞めれなくなってしまった・・こんな経験をしたことはありませんか?

引き止められないよりは引き止められる人間になりたいと思う人がほとんどだと思いますが、

退職を強く決意した人に引き止めをしてしまうと本当に迷惑です。

引き止められるということはまだ会社にいてくれなければ困るということなのですが、

それは会社の都合でありこちら側の都合ではありません。

今回は退職の引き止めがしつこい時の断り方などをご紹介していきたいと思います。

今まさに引き止めに合って困っているという方はぜひ参考にしてみてくださいね。



退職の引き止めがしつこい時の断り方、退職を伝える時の例文


退職を伝えたのに引き止めにあってしまい辛い・・

どうすれば上手にしつこい引き止めを断ることができるのだろうか?

こんな悩みを抱えている人に解決方法をご紹介していきたいと思います。

まずは引き止めにあってしまったら

「引き止められたから、少しは悩んだ方がいいのかな?」

「上司の言う通り今や辞めるのは勿体ないのかな?」と思うことをやめましょう。

なぜなら退職の自由は法律で決まっているからです。

会社に「辞めるな」と言われたら辞めてはいけないなんて法律はありません。

引き止めは99%は会社都合なので引き止めに合ったからと言って心揺らぐことはありません。

もしも退職を伝えて引き止めにあってしまったら、

感謝の気持ちを伝えながら円満に退職できるように努めましょう。

「この会社に入ることができて、自分の人生は大きく変わりました。

これからはさらにスキルアップできるように違ったステージで

頑張っていくと決意しました。今まで本当にお世話になりました」

「お世話になりました」という気持ちを一方的に伝えることで退職の意思をアピールできます。

一方的に伝えることで引き止めれる余地なんてない事を教えてあげましょう。



退職の引き止めを断るのに体調不良は理由にしていい?


退職理由として体調不良は認められるのですから、

引き止めにあったときも体調不良を理由にしてもいいと思います。

しつこい引き止めにあってるとき人は

「辞めさせてもらえるのならどんな理由でもいいから辞めさせてもらえる理由を探そう」

このように考えます。

その結果、「体調不良」にしておけば無理強いすることは

できないから退職できるだろうと考えるのです。

確かに「体調不良」にしておけば辞めれるのですが、

もしかしたら、「医者の診断書を見せて欲しい」と言ってくる会社もあるかもしれません。

本当に診断書があればいいのですが・・早く辞めたいがためについた嘘だった場合、

診断書がないと体調不良を信じてもらえないかもしれません。

退職の引き止めを断るのに体調不良を理由にしてもいいのですが、

診断書の提出を求められることもあることを覚えておきましょう。



退職の無理な引き止めって違法になるの?


原則として従業員の退職を会社が引き止めることはできません。

民法第627条にて、期間の定めのない従業員は

退職の意思を伝えた2週間後には退職できると定められています。

会社がさまざまな理由で引き止めてきても法律上従業員は退職できるうことになっています。

なので強引な引き止めをしている会社は違法をしているのでしかるべきところに出ても大丈夫なのです。

質の悪い会社だと

「辞めることで損害が発生するから損害賠償を請求する」と言って脅してきたり、

「後任を自分で見つけるまでは退職を認めない」なんて言い出す会社もあります。

これはすべて違法です。

退職引き止めで「退職できない」はあってはならないことなのです。

強引な引き止めは会社の都合でありあなたの都合ではないのです。



会社が退職を引き留める本音は?


退職を引き止める時に会社は

「仕事で結果を出せる人だから」

「失敗を糧に成長できる人だから」

「チームワークがあるから」

と言って引き止めてきます。

会社のとって必要な人材だから手放したくないから

引き止めているという感じで引き止めてきます。

しかし会社が引き止める本音は以下の通りです。

①辞められると会社が大変になる

いつでも適正な人数で運営している会社は少ないでしょう。

多くの会社は人数不足に陥っています。

そのため一人でも辞められると会社に負担がかかるのを

嫌がるので強引な引き止めをしてしまうのです。

②上司の評価が下がる

役員になると、部下育成の能力を会社から評価されます。

また、部下が辞めることで責任をとらされることもあるのです。

そうなると上司も考課を気にして退職を引き止めます。

③他の従業員のモチベーションが下がる

部下や同僚からの信頼が高い従業員が退職した場合、

社内のモチベーションも低下してしまいます。

退職した従業員の穴埋めも大変になり

他の従業員の負担が増える可能性も高くなるので会社は必死に引き止めます。

④退職ドミノが不安

世の中には自分が憧れていた人、仲が良かった人が退職すると

「あの人と一緒の会社に入社したい」「会社にいる意味がない」

と考え一緒に退職しようとする人がいます。

そうすると次から次へと退職者がでてしまい、会社が回らなくなることも・・

そうならないために会社は必死に引き止めをします。



退職を引き止められてやっぱりやめたいの断り方


退職を強く引き止められたとき、気の弱い人なら

「退職するのを考え直します」と言ってしまうこともあるかと思います。

しかしこれからご紹介する方法を試してみると

退職を考え直すなんてことなく強い意志を示して退職できると思います。

①何が原因で引き止められているのか考えてみよう

引き止め目にあっている時はなにが原因で引き止められているのかかんがえてみましょう。

そこには

人員不足・伝え方が弱かった・将来的有望な人材

などさまざまなものがあります。

②もう一度上司に退職することを伝える

次に引き止められた原因を考えたうえでもう一度上司に退職することを伝えましょう。

その時に

・明確な退職理由を伝える

・具体的な退職日を伝える

・退職する意思が固い事をハッキリ伝える

この3つを強く意識してください。

退職を伝えるのが2度目なら何を言われても

「辞めます」ということをハッキリつたえましょう。

残念ながら上司は全員理解ある人とは限りません。

ならばこちらが強い意志をみせなければならないのです。

引き止めにあい再度退職を伝える時は「断固とした決意」を

上司に見せることで引き止められる余地を与えなくするのです。



まとめ


退職を伝えた時にまったく引き止められないのも悲しいですが、

しつこく引き止められるのも考え物です。

ですが、引き止められたからと言って退職するのを辞めるわけにはいきません。

自分の人生の選択を他人に任せても何もいいことはありませんからね。

自分で決めて出した答えならたとえ

なにか良くないことがおきても自分の責任だと納得できますが、

他人が出した答えで何か良くないことがおきたら、

一生その人を恨んで生きていくことになってしまいます。

自分の人生の選択はすべて自分で決定しましょう。