職場の上司の指示がわかりにくい…意味不明で指示出しが下手な上司の特徴や説明がわかりにくい原因や上司の指示や説明がわかりにくいときの対処法をご紹介します。





誰でも指示が明確に分かりやすくできるわけではありません。

上司だからといって指示が分かりやすいわけではなく、

指示をわかりやすく出すのが苦手な人が上司になることだって世の中にはあるのです。

上司の指示が分かりにくいと仕事もスムーズにできないし、

納期にも間に合わせることができません。

それを上司に怒られることだってあるのです。

「あんたの指示がわかりにくいからだよっ!」と

心の中で叫びながら耐えなければならないことだってあるでしょう。

ケイタ
今回はそんな指示が下手でわかりにくい上司の特徴や

対処法をご紹介していきたいと思います。

上司の指示が分かりにくくて困っている人はぜひ参考にしてみてください。



職場で指示がわかりにくい。指示出しが下手な上司のせいでストレス…



上司の指示がわかりにくくていつもストレスを感じているという人は

毎日の仕事がとても辛く感じているはずです。

上司の意図を汲み取って仕事をしてみますが「そうじゃない」と

一言で片づけられ「じゃあ、明確に教えてよ!!」と叫びたくなります。

自分が指示が下手くそなのに「あいつは頭が悪い」などと

他の部下に悪口を言っている上司もいるかもしれませんね?

指示が下手くそな自分のことを棚にあげて、

指示を理解できない部下のことをパワハラまでしてくるなんて最悪な上司です。

このような上司の下で働くと常にストレスでイライラしてしまい、

仕事も手につかなくなってしまいそうです。

ミズキ
自分のことを客観的に見れて指示を明確に出せる人が良い上司といえるでしょう。



上司の指示が意味不明でわかりにくい原因



ケイタ
どうして上司の指示はわかりにくいのでしょうか?

ここでは上司の指示がわかりにくい原因をご紹介していきたいと思います。

まず、結論から言ってしまうと上司の指示が分かりにくいのは上司に「課題」があるからです。

上司は基本的に複数の部下がいて一人一人と

向き合っていては上司の時間はいくらあっても足りません。

短い時間で指示を伝えようとする結果、

指示を詳細に伝えることができないので抽象的な指示しかできなくなってしまうのです。

よくある例として上司に「今週中にお客様に出す提案書を作っておいてくれ」

と指示をされました。

自分なりにいろいろ考えて提案書を納期の前日に提出すると

「内容がよくない、この提案は以前に出しているから違うものを」

などといってきて「それは最初に言っておくべきことじゃないの?」

と言うようなことを平気で言ってきます。

せっかくつくった提案書は一からやり直しです。

とても無駄な時間を部下に使わせるのだから上司は具体的な指示を出さないといけないのに

「自分は時間がない」の一言で片づけてしまうのです。

上司の指示が分かりにくい原因は「指示を詳細に伝える時間がない」からなのです。



いつも言葉足らず・・指示出しが下手な上司の特徴



ミズキ
指示が下手くそな上司は主にどんな特徴を持っているのでしょうか?

ここでは指示が下手くそな上司の特徴をご紹介したいと思います。


①独断と偏見で仕事を振り分ける


自分のなかの偏見を用いて独断で指示を出してくる上司はだいたい指示出しが下手くそです。

「あの子はトロそうだからこの仕事はやらせない」

「あいつは頭の回転が悪そうだから頭が良さそうに見える奴にこの仕事を任せよう」

と考えている上司は一般的に能無しです。


②納期直前に仕事を与える


納期直前に仕事を渡されても部下は困ってしまうだけです。

仕事を与える側は部下が仕事を遂行できるように余裕のある指示をださなくてはなりません。

③予想されることを伝えない

部下には予想できなくても上司には予想できることはたくさんあるはずです。

その情報を共有しないで部下が困ってから「そうなると思った」

などと言ってくる上司がいますが、これでは部下は一生上司のことを信用しません。


④部下の仕事のやり方に余計な口を出す


部下が一生懸命仕事をしているのに、「そのやり方ではダメだ」と

最初は指示しなかったくせに仕事の途中で指示をしてくる上司は一言で言うとクズです。



曖昧な指示ばかり出す上司はパワハラにならない?



パワハラの基準は人によって違います。

主にパワハラと呼ばれるものは


・相手をバカにする排除する

・自分の目的の達成

・不適切な内容や量

・威圧的・攻撃的・否定的な態度を取る

・不安・怒り・嘲笑な感情で接する



このような態度や言動をしたときにパワハラだと言われます。

しかし、相手の状況にパワハラと感じるかどうかは違うのです。

例えば危険な作業の途中で部下がスマホを見ていたとします。

すると上司は「ばかなのか?死ぬぞ!!」と怒鳴りつけます。

「ばかなのか?」という言葉だけみるとパワハラになりますが、

しかしこの状況では責任感のある上司だったらだれでもこの言葉を浴びせるでしょう。

部下の命を守るためなのだからです。

上司は部下を守るためだったり成長させるためにわざと指示を明確に出さない時もあります。

しかしそれが周りに人がたくさんいる中で

わざとわかりにくい指示を出して部下が困る様子をみて

周りの人と笑っていたりする状況であればパワハラになります。

パワハラになるかどうかは相手の状況によって変わるので

指示が分かりにくいだけではパワハラにならないのではないでしょうか?



上司の指示が下手でわかりにくいときの対処法



上司の意図がわからないまま仕事を進めてしまうと自分の評価に影響を与えてしまいます。

自分が考えてやった仕事を提出しても上司のイメージと違うものになった場合

「仕事ができない」と判断されてしまうからです。

時間と労力を費やしたのに「仕事が出来ない」と

評価されてはたまったものじゃありません。

ならば、指示が曖昧な上司に対してはあなた自身を守るためにも

指示内容の確認と質問が大切になってきます。

指示内容を分かりやすくするためにこちらで資料を作ってしまいましょう。


・誰のための、誰に向けてのものなのか

・何のためのものなのか、目的は何か

・いつまでに提出すればいいのか、期限はいつ?

・どれくらい?(エクセル、ワード、パワポの枚数など)

・最終的に、伝えたいことは何なのか、ゴールは?



このような内容を上司に確認しましょう。

そして質問することで、あなたと上司の双方がざっくりとしたイメージさえ

掴むことができれば上司のイメージにぴったりな仕事ができますよ。



まとめ



誰でも仕事はスムーズにすすめたいものです。

しかし、指示を貰う相手によっては指示の内容が理解できないこともあり、

スムーズに仕事がすすめられないなんてことは社会に出るとよくあることです。

その時に「あの人の指示が分かりにくいから仕事が出来ない!!」と嘆くのではなく、

あの人の指示は分かりにくいから

どうしたらわかりやすくなるのだろうか?を考えてみて

対策を取り仕事をスムーズにできる方法を探してみると、

驚くほど自分が成長したことに気が付けると思いますよ^^