クラッシャー上司はアスペルガー症候群?部下を追い詰めるクラッシャー上司の特徴や心理、アスペルガー症候群の共通点をご紹介します。





クラッシャー上司とは、激しい言動で

部下を追い詰めつぶしてしまう管理職のことを言います。

こんなクラッシャー上司の下で働くと即座にストレスがたまり

会社に行くのが嫌になってしまいます。

クラッシャー上司は自分が正しいと思い込んでいたり

自分ができることは部下もできると考えているので

部下のミスや経験不足を許すことができないのです。

今回は部下を追い詰めるクラッシャー上司の特徴や心理などをご紹介します。

クラッシャー上司の下で働いている人は目を通してみてくださいね。



部下を追い詰めるような言い方をするクラッシャー上司にうんざり・・


部下を平気でつぶしにかかってくる

クラッシャー上司に入社早々当たってしまったら・・

「人生詰んだ・・」となってしまいます。

クラッシャー上司は部下を精神的につぶしながら

どんどん出世を目指していきます。

部下をつぶすことになんの罪悪感も持たないので、

部下の気持ちに共感することなんて一切できません。

クラッシャー上司の厄介なところはある程度仕事ができる人が

クラッシャー上司になりやすいことです。

仕事ができるので社内評価が高い場合があります。

そうなると、会社もクラッシャー上司を評価せざるを得ない

状況にあるので本当に厄介なのです。

クラッシャー上司は仕事が出来るので部下のミスを許すことができず

少しのミスでも執拗な叱責を繰り返すのです。

こんな上司にはうんざりになりますよね?



クラッシャー上司の特徴


クラッシャー上司には以下のような特徴があります。

①高圧的なコミュニケーションが一方的

クラッシャー上司は、部下の意見に聞く耳を持ってはくれません。

部下が些細なことでもミスをおかせば

「何でこんなこともできないの?!」などと語気を荒げ

執拗に叱責を繰り返してくます。

②自分の失敗を部下になすりつける

クラッシャー上司はプライドがとても高いので

自分の失敗を認めることができません。

もし、自分が失敗しても決して非を認めず、部下の責任にしてしまいます。

部下の方も何とか説明しようとすると「言い訳するな!!」と言われ

発言すらさせてくれない時だってあるのです。

③常に自分が正しいと思い込んでいる

クラッシャー上司は、常に自分が正しいと思い込んでします。

部下にも自分の意見を強制させるので、部下が「無理だ」といういうことも

「やればできる」と言ってむりやり残業させることもよくあります。

以上の3つがクラッシャー上司の特徴です。



クラッシャー上司の心理


クラッシャー上司とはいったい何を考えてひどい言動や行動に出れるのでしょか?

クラッシャー上司の心理とはいったいどんなものなのでしょうか?

まずクラッシャー上司は「自分は会社から必要とされている」

という絶対的な自信があります。

事実、クラッシャー上司は仕事が出来る人が多いです。

そのため、「自分は会社から必要とされている」という

ゆるぎない自信が出来上がるのです。

そして、自分が絶対に正しいという自信もあります。

クラッシャー上司の正しさの基準は自分にあるのです。

なので自分の意見と反対する人間がいれば容赦なく咎めにかかるのです。

また、クラッシャー上司は自分ができることは

部下もできて当然と考えているので部下のミスを許すことができません。

上司と同じレベルを部下に求めること自体が

間違っているのですがその間違いに気づくことはありません。

クラッシャー上司は感情にとらわれやすい人を見下しているので

感情に任せて何かを訴えても効果はありません。

クラッシャー上司は倫理的にしか物事を考えることができません。



クラッシャー上司とアスペルガー症候群の共通点


アスペルガー症候群の特徴は

「こだわりが強い」

「融通が利かない」

「会話がかみ合いにくい」

「言語の意味が理解できない」

などがあります。

この特徴をクラッシャー上司に当てはめるとすべてが当てはまってきます。

クラッシャー上司は発達障害の「一種のアスペルガー症候群」

である可能性もあるということがわかります。

もし、あなたのクラッシャー上司が話していることのピントがズレていたり

細かい点を気にし過ぎて全く理解できない時など

アスペルガー症候群を疑ってみるといいでしょう。

アスペルガー症候群の上司だとわかれば対応はできます。

クラッシャー上司がアスペルガー症候群かもと思ったら

コミュニケーションは具体的にとりましょう。

クラッシャー上司は話が通じない場合がほとんどなので

あらかじめいくつか前提を共有して

なるだけ具体的にコミュニケーションをはかってください。

次に、クラッシャー上司の話をまともに受け取ってはダメです。

アスペルガー上司のどうでもよい変なこだわりは

仕事に影響がでないのであれば、聞き入れるフリをすると良いでしょう。

なぜなら、まともに受け取ってしまっても、ポジティブなことは何ひとつないからです。

クラッシャー上司にはアスペルガー症候群の方の対応と一緒で大丈夫です。



厄介なクラッシャー上司の対処法


厄介なクラッシャー上司の対処法として4つの対処法を挙げておきます。

①クラッシャー上司の年齢を把握

30代、40代の上司でであればまだまだ会社に居続けるので、

この対策は使えないですが、もし50代の上司の場合は

時が解決してくれることがあるので様子を見ましょう。

定年退職を設けている会社の場合53~55歳がひとつの目安になります。

クラッシャー上司は自分の役者を盾に攻撃性を強め

役職だあることが誇りなので役職がなくなったとたん驚くほど丸くなることがあります。

クラッシャー上司50代だった場合はもう少し様子を見てみましょう。

②堂々としている

クラッシャー上司は相手が委縮するほどさらに攻撃性を強めます。

委縮している相手を見てさらにイライラが募り、もっと攻撃されます。

たとえクラッシャー上司にきつい言い方をされたとしても

必要以上に委縮してはいけません。堂々としていましょう。

ミスがあれば謝り、次は同じミスをしないように準備します。

この時に「ミスをしちゃダメだ」と精神的に追い込んでしまうのは辞めましょう。

やるべきことを淡々としクラッシャー上司に呼び出されても

堂々とし口角を上げて堂々と近づいてあげましょう。

社会人らしい堂々とした大人な対応を見せることで

クラッシャー上司のいじめがいがなくなってしまいます。

③パワハラの証拠を集めておく

クラッシャー上司はパワハラ上司でもあるので

パワハラの証拠を集めておきましょう。

毎日のように届くメールに「成績が伸びなかったら分かっているよね?」などと

脅すような文言が送られてきたりしたらしっかりと残しておきましょう。

企業のコンプライアンス部門に訴える時にも証拠があるとの無いのとでは断然違います。

実際にパワハラで訴えなかったとしても証拠を残しておく意味はあるのです。

「いつか訴えた時の証拠になる」と思っておくことで

クラッシャー上司の攻撃も客観的に見れるようになります。

④クラッシャー上司が辛いなら転職も考える

いろいろな対策を講じていたけどどうしてもクラッシャー上司に

耐えられないようなら転職を考えましょう。

人の気持ちを考えられないクラッシャー上司の元で

働いていてもストレスがたまるだけでなにも良いことはありません。

クラッシャー上司の存在に気付かずに

放置しておく会社の体制にも問題があります。

転職をした先で良い上司に絶対に巡り合えるわけではありませんが

環境を変えない限り良い上司に巡り合うことはできません。



まとめ


クラッシャー上司はどこの会社にもいるのです。

部下を追い詰めるような発言や行動ばかりしてくる上司はクラッシャー上司です。

クラッシャー上司は仕事ができるので会社側も評価してしまいます。

部下が辛い思いをしているのに気付いてくれません。

クラッシャー上司にあたってしまったら、どうにか会社に気付いてもらえるのように

クラッシャー上司の言動などの証拠を集めておくと

「何かあったらこの証拠でコンプライアンスに訴えてやる!!」

と思えるので少しは気が楽になりますよ。